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資本主義社会のマインドコントロール「お金の価値観編」
■価値観の洗脳を解く話
現代社会の価値観とは?
バス子「あ〜、お金持ち男と結婚したいなぁ。」
バス男「バス子ちゃ〜ん。価値観が歪んでるよぉ?資本主義社会のマインドコントロールを受けてるね。」
バス子「は?なに意味わからないこと言ってるの?」
バス男「仙人様が【資本主義の価値観とは?】でね・・」
〜資本主義社会の価値観とは?〜
1.そもそも価値観とは?
@価値観の影響力の真実
恋愛や結婚問題には、価値観の違いがよくでてきます。
そして世界中で未だに戦争がなくならない理由も価値観の違いがあるから、という側面もあるようですし、日本中で様々な人間関係の争いが起こるのも、価値観の相違からである場合も多いようです。
関連→戦争/貧困/バブル/歴史は繰り返す理由(バブル爺さん)
価値観は、私達の人生に多大な影響を及ぼしているにも関わらず、私達は価値観について、学校では習いません。
という訳で今回の記事では、資本主義社会の価値観について、見ていきたいと思います。
さて、先週私は、釣りに行ってきました。
そして様々な魚が釣れましたが、私が1番嬉しかったのは、人気魚種の37cmの大きな魚が釣れたことでした。
釣り人は、連れた魚の価値を長さで計り、より大きな魚ほど価値があるとみなします。
そのため釣り人は、不人気な小さな魚が釣れたらガッカリし、人気魚種の大きな魚が釣れると喜びます。
魚には、長さ以外にも「見た目が綺麗かどうか?」「味が美味しいかどうか?」「泳ぎが上手かどうか?」など、魚を評価するポイントは他にもたくさんあるのに、釣り人は魚の価値を長さで計るのです。
そもそも、「大きい魚には価値があって、小さい魚は、価値がない」とする価値観は、人間が勝手に決めている価値観であって、本質的には、お魚さんには、{価値が高い・低い}はないのかもしれません。
同じコップでも、ビールジョッキとコーヒーのマグカップは、それぞれで違うため、「どちらがより優れていて価値があるか?」を比べられないのと同じで・・・
同じ魚でも、魚はそれぞれで違うため「どの魚がより優れており価値があるか?」なんてことは、本来は存在しないのかもしれません。
釣り人が人気魚種の大きな魚が釣れた際に喜んでしまうのは、「魚は、人気魚種の大きな魚の方が価値がある!」という、勝手な価値観をもっているから・・とも言えそうです。
本来、魚には「どの魚がより優れており価値があるか?」なんてことは存在しないのかもしれません。
私は釣りを始めたばかりの小学生の頃は、小さな魚でも、どんな魚でも、釣れれば非常に嬉しく思ったものです。
それがいつの間にか、「人気魚種ほど価値がある」「大きな魚ほど価値がある」という釣り業界の洗脳を受け、不人気の小さな魚をバカにする価値観をもってしまっています。
そういえば、先日、TVで第二次世界大戦中のドキュメンタリー番組が流れていました。
なんでも、第二次世界大戦中は、敵兵を多く殺した人は勲章を貰い「すごい人!」「英雄」などと、価値ある人としてみんなから評価され、自身も誇りに思っていたそうです。
一方、赤紙が来ても戦争に行かない人は、「非国民め!早く戦場に行って敵兵を殺してこい!」と、罵られ、みんなから価値のない駄目な人として評価され、自身もそのことを後ろめたく思っていたようです。
バス子「戦時中の価値観は偏っているわね」
人間の価値を計るポイントは「敵兵を殺した数」以外にも、
「性格が良いかどうか?」
「心やさしいかどうか?」
「謙虚かどうか?」
など、人間を評価するポイントは他にもたくさんあるのに、当時の人々は人間の価値を「戦争で活躍したかどうか?」で計っていたのです。
そもそも「戦争で敵兵を殺した人間には価値があって、戦場に行かない人は、価値がない」とする価値観は、当時の人間達が勝手に決め込んでいた価値観であって、本質的には、人間には{価値が高い・低い}は、存在しないのかもしれません。
同じコップでも、ビールジョッキとコーヒーのマグカップはそれぞれで違うため、「どちらがより優れていて価値があるか?」を比べられないのと同じで・・・
同じ人間でも、人はそれぞれで違うため「どの人間がより優れており価値があるか?」なんてことは、本来は存在しないのかもしれません。
当時の人達が{たくさん敵兵を殺した人}を価値ある人と認識していたのは、「敵兵を殺すべきた!」という、勝手な価値観をもっていたから・・とも言えそうです。
本来、人間には「どの人がより優れており価値があるか?」なんてことは存在しないのかもしれません。
当時の社会情勢において、多くの方々が「戦場で活躍してこそ価値ある人間だ!」という日本帝国軍の洗脳を受け、偏った価値観をもってしまっていたのでしょう。
当時のメディア(新聞)でも「○○兵隊、敵兵を100人斬り!見事!」などと、偏った価値観を垂れ流していたようです。
また、当時の日本人達は、そのような価値観をもっていたため、皆、我先にと戦場に出向く行動をとっていたようです。
私は、いろいろな動画を見るのに忙しいし「戦争反対」の価値観ですし、戦場なんて絶対に行きたくありませんし、仮病を使ってでも戦場なんて行きません。
が、当時の日本人達は、「我先に!」と、胸をはって戦場に行っていたのです。
当時の「戦争は良いことだ。戦場で戦うべきだ!」という価値観が、当時の日本人の行動を決定づけていたのです。
・日本の洗脳教育「働くまともな人/捨て身の飛び込み営業」と「戦争に行くまともな人/捨て身の特攻攻撃」の違い
仙人「戦時中の価値観は洗脳じゃが、資本主義の価値観も洗脳じゃからのぉ」
そして、現在の資本主義社会に生きる私達は社会的に有名で給料の高い職についている人、具体的には上場1部企業の正社員や医者、芸能人やプロスポーツ選手、公務員などを「すごい人!」と、価値ある人としてみんなが評価し、本人達も誇りに思っているようです。
一方、フリーターとしてコンビニアルバイトなどをしている給料の安い人達やニートの方々は、「駄目だな。」と、罵しられ、みんなから価値のない駄目な人として評価され、自身もそのことを後ろめたく思っている場合もあるそうです。
・勤労は義務か?【引きこもり対策】ベーシックインカム導入後の世界に行ってきた感想
人間の価値を計るポイントは、「お金」「職業」以外にも、
「性格が良いかどうか?」
「心やさしいかどうか?」
「謙虚かどうか?」
など、人間を評価するポイントは他にもたくさんあるのに、現在の資本主義社会を生きる私達は人間の価値を「お金」「職業」で計っている側面があるのかもしれません。
恋人を選ぶときだってそうです。
・男女の【勝ち組職業ランキング】負け組から勝ち組になるキャリア選択3つも「モテる/結婚」も考慮したよ
バス男「戦時中は「敵兵を殺した数」が人間の価値だったけど・・」
仙人「資本主義では「収入額」が人間の価値になっておるのぉ」
バス子「両方とも「偏った価値観」ね」
それに、現在の私達は異性からモテる人、具体的には見た目が可愛い女性やカッコイイ男性を「美人!」「イケメン!」と、価値ある人としてみんなが評価し、チヤホヤされ、本人達も誇りに思っているようです。
一方、男なのに背が低かったり、女性で太っていたり、顔が悪かったりする見た目が駄目の方々は、「あなたは恋愛対象外!あなたは結婚できない!」と、罵しられ、みんなから価値のない駄目な人として評価され、誰からも恋愛面では相手にされず、自身もそのことを後ろめたく思っている場合もあるそうです。
人間の価値を計るポイントは、「異性からモテるかどうか?」以外にも、
「性格が良いかどうか?」
「心やさしいかどうか?」
「謙虚かどうか?」
など、人間を評価するポイントは他にもたくさんあるのに、現在の私達・・特に年齢が若いうちは、人間の価値を「異性からモテるかどうか?」で計っている側面があるのかもしれません。
・イイ男/いい女の条件
そもそも、「社会的に有名で給料の高い職についている人は価値ある人で、給料の安いニートやフリーターは、あまり価値がない」「異性からモテる人は価値があって、異性からモテない結婚できない人は、あまり価値がない」とする価値観は、現在の私達が勝手に決めている価値観であって、本質的には、人間には、{価値が高い・低い}は存在しないのかもしれません。
同じコップでも、ビールジョッキとコーヒーのマグカップはそれぞれで違うため、「どちらがより優れていて価値があるか?」を比べられないのと同じで・・・
同じ人間でも、人はそれぞれで違うため「どの人間がより優れており価値があるか?」なんてことは、本来は存在しないのかもしれません。
現在の私達が{給料の高い有名な仕事に就いている人}{異性からモテる人}を価値ある人と認識しているのは、「お金をたくさんもっている人はすごい!」「異性からモテる人はすごい!」という、勝手な偏った価値観をもっているから・・とも言えそうです。
本来、人間には「どの人がより優れており価値があるか?」なんてことは存在しないのかもしれません。
現在の資本主義の社会情勢において、私達は「お金こそ価値がある!」という拝金主義の洗脳を受け、偏った価値観をもってしまっている場合もありそうです。
・お金がないと生きていけない【全人類が強制参加の地獄ゲーム資本主義】賢い攻略法2つ!お金に幸せを依存するリスク
「高いライフスタイルは素晴らしい」と、必要もない最新家電や新築マイホーム、高級マンション、高級車などを所有することを美化する【消費を美化する価値観】の洗脳を、受けている場合もあるのかもしれません。
・生活水準を下げなさい
「イケメンや可愛い女性は人間として価値があり、ブサイクな男女は価値が低い」と、偏った洗脳を受けている場合もあるのかもしれません。
現在のメディア(新聞・TV・ネット)でも、
「○○の年収、なんとたった1年で数億円。すごい!」
「イケメンアイドルグループ、2週連続1位。すごい!」
「TV初潜入!1度は泊まってみたい、超リッチな有名ホテル!」
などと、偏った価値観を垂れ流している側面もありそうです。
また、現在の日本人達は、そのような価値観をもっているため、皆、我先にと就職活動をして良い会社に就職しようとする行動をとっているのかもしれません。
必死になって異性からモテようと頑張っているのかもしれません。
・受験→就活→婚活→出世争い【人生は競争】競争社会で日本人は何の競争してる?「資本主義での競争とは?」
最近地球にやってきた、地球の価値観に触れたことのない宇宙人からしてみれば、そこまでしてお金や社会的地位、高いライフスタイルにしがみつこうとする考え方が不思議に思え、異性からモテたいがために異性にしばれ、異性に振り回されて生きている私達のことが不思議に思えるのかもしれません。
関連→異性の目・評価が気になる
が、現在の日本人達は、「我先に!」と、必死になって「良い職業」「物質的に豊かなライフスタイル」にしがみつことするのです。
異性からモテようと、必死に頑張るのです。
現在の「給料の高い有名な会社等の職業は素晴らしい!」「モテる人はすごい!」という価値観が、現在の日本人の行動を決定づけているから・・という側面もあるのかもしれません。
・なぜ日本で貧困が?なぜ働いても生活が豊かにならない?資本主義の正体と【解決策】
Aまとめ 〜価値観の相違/違い〜
私達の生きる現実の世界は、絶対基準なき相対性の世界であり。
物事を認識するにも、何かと、何かを、比較しなければ認識できないのかもしれません。
だからでしょうか。
釣り人は魚の写真をを撮る時に、比較対象となる‘何か(ペットボトルやメジャー)’と一緒に撮ったりもするようです。
ただ、魚1匹だけで写真を撮ると、「その魚は大きいのか?小さいのか?」がわからないから・・でしょう。
<相対性の世界では比較しなければ認識が出来ない>
比較しなければ認識が出来ない世界(現実世界)に生きている私達は、「自分は今、幸せなのか?」に関しても、他人と比較しなければ認識出来ないところがもあるからか・・
特定の価値観(例えばお金もちかどうか?)をもとに、他人と自分とを比較し「私は、あの人よりは金持ちだ。ふふふ。」と優越感に浸り、他人を見下したり、「私は、そっちの人よりかは貧乏だ。悔しいぃ。」と落ち込み、他人を羨み嫉妬したり・・
と【他人との比較の罠(相対性の罠)】にハマり込んでいき、他人と自分とを特定の価値観をもとに相対的に比べ続け、勝った!負けた!とするからストレスを溜めていき、としている側面もあるのかもしれません。
資本主義の価値観から抜け出し、全ての他人を「大切な仲間」と認識し、皆の幸せを願うことで【他人との比較の罠(相対性の罠)】から抜け出し、楽しい幸せな人生を生きていけると素敵ですよね。
・周りが敵に見える【他人は仲間】人間不信を克服する方法
<writer 名無き仙人>
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バス男「僕も宇宙人の友達が欲しいなぁ。」
バス子「バス男さんには、ライギョ男君とか、鯉助君とか、ギル男君などの友達しかいないものね。」
仙人「関連記事としては自由な生き方の名言/格言(相対性の罠から抜け出す)もお勧めじゃよ。」
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