ナンピン買い手法  


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ナンピン買い手法

■買い下がり手法で儲けるには?ナンピンの意味と手法。株式投資のナンピンのリスクとメリット。上げ相場・下げ相場。

ナンピン買い手法
ナンピン買いをする理由→目先のブレは予想出来ないから。



バス男「むむ・・ここは、やはりナンピン買いをすべきか?・・」


バス子「バス男さん。ナンピン買いなんて辞めなさいよ。損失を膨らますだけよ。ナンピンより、損ぎりの方が良いわよ。」


バス男「うん。でもこの前、仙人様が【ナンピン買い手法のコツ】について、話をしてたんだけど・・」


バス子「仙人の【ナンピン買い手法のコツ】の話?」


バス男「うん。仙人様が言うには・・・」







〜「買い下がり」で勝つ方法〜

1.ナンピン買い手法のコツ

@ナンピン買い手法とは? 〜メリット/デメリット〜

■「ナンピン買い」とは、株式を買った後、値下がりしてしまったときに、安い値段で同じ銘柄を買い増して、平均購入価格を下げることを言います。

ナンピン買い手法とは?コツを見ていこう!

〜「ナンピン買い」の例〜
A社の株を1000円で1株買いました。
その後、A社の株価が800円に値下がりしました。

その時点で、ナンピン買いとしてA社の株を800円で1株買いました。
すると、平均購入価格が900円になりました。
総投資金額は1800円で、持ち株数は2株だからです。

その後、A社の株価が1000円になれば、1株あたり100円の利益が出ますので、2株所有しているため200円の利益になります。

株価が800円の時点でナンピン買いをしていなければ、A社の株価が1000円になっても、利益は出ませんが、ナンピン買いによって利益が出たわけです。
この「平均購入価格が下がること」が、ナンピン買いのメリットです。

一方で、株価が800円の時点でナンピン買いをした後、さらにA社の株価がズルズルと下がり続け、その後も株価が上がってこない場合は損失額が膨らみます。
これが、ナンピン買いのデメリットです。

つまり、「ナンピン買い」とは、株価や相場の、大きな流れ(トレンド)を読めているならば効果的な手法であって・・大きな流れ(トレンド)を読めていなければ、損失額が膨らむだけの可能性が高い危険な手法とも言えそうです。


結局、株投資初めてのコツにあるとおり、デイトレ以外の株式投資は、
株価や相場の、大きな流れ(トレンド)を正確に読めているか?が、とても大切なことのようです。

株価や相場の、大きな流れ(トレンド)を読めているならば、株式投資で利益を出せるでしょう。
読めていないならば、株式投資は‘投資’ではなく‘ギャンブル’となるでしょう。

そして、ここからが本題ですが・・株価や相場の大きな流れ(トレンド)を読めていたとしても、目先の株価のブレは予想出来ないようです。

上図では、赤色の直線が大きな流れ(トレンド)です。
青色のジグザグ線が、実際の株価の動きです。

そして、赤色の直線で示されている大きな流れ(トレンド)は、投資家の頭の中にビジョンとして見ることが出来る線です。
赤色の直線は、未来の方向性まで指し示めします。
一方、実際の株価の動きである青色のジグザグ線は、チャートをパソコン画面で見ることにより把握できる動きです。
青色のジグザグ線は、過去の動きしかわかりません。

@赤色の直線 → 大きな流れ(トレンド)
・投資家の頭の中で、ビジョンとして見ることが出来る
・未来まで見える

A青色の直線 → 実際の株価の動き
・チャートとしてパソコン画面で見ることが出来る
・過去の値動きしかわからない


洗練された投資家は、@赤色の直線【大きな流れ(トレンド)】を頭の中で見て、今後の株価の方向性を知ることは出来るのですが、目先の株価のブレまでは予想出来ません。
目先の株価のブレは、株式市場にいる人間達の心理状況によって大きく変動するからです。
株価は、株式市場にいる人間達の心理状況によって過度に上げすぎたり、下げすぎたりします。

そのため、目先の株価のブレは予想出来ないからこそ、ナンピン買いを行うわけです。

大きな流れ(トレンド)がわからない状態では、ナンピンなんて出来ません。
上の図のように、「今後、株価は上がっていくのか?下がっていくのか?」の方向性がわからない状況では、ナンピン買いは出来ませんが・・

上の図のように、「今後、株価は上昇していく!」という方向性が頭の中で見える場合、大きな流れ(トレンド)に反して実際の株価が下落していく際には、「ここは、ナンピン買いで株を買うタイミングだ!チャンスだ!」と、ナンピン買いを行うわけです。
そうして、株価の下ブレした際にナンピン買いをし、平均購入価格が下がることにより、

その後の上昇時に、大きな利益を手にすることが出来るわけです。



Aナンピン買いの注意点 〜ナンピン買い手法のコツ〜
■実際の株価の動きというのは、大きな流れ(トレンド)に反して、1時的には下げすぎたり上げすぎたりするものです。

及び、上昇トレンドの場合は、一方的にグングン上げていくのではなく、大抵の場合は、調整が入りながら、少しづつ上昇していきます。

調整時には、1時下落することもありますし、場合によっては、かなり大きく下落(下ブレ)することもあります。

上図で言えば、ナンピン買いの時点は、大きなトレンドに反してかなり大きく下落(下ブレ)していますよね。
この時が、ナンピン買いのチャンスと言えそうです。

ただこの時、株価が上げ止まったり、下げ始めた時に、「今回の下げは、1時的な調整or下落なのか?それとも大きなトレンド自体が、下げトレンドに変わってしまったのか?」という点に関しては、冷静で的確な判断が必要となります。
「政治の政策は変わっていないか?」
「為替の方向性は変化はないか?」
「想定外の新たなリスクが発生していないか?」
など、大きな視野/視点にて、{大きなトレンド自体の変化が起きているのかどうか?}を冷静に的確に判断する必要があります。


たとえ「大きな流れ(トレンド)」が上昇傾向であっても、多くの場合は一直線には上がっていかず、調整や下ブレ(一時的な下落)があるわけですね。
ですから、一時的な下落があることを前提に、ナンピン用の資金を残しておくわけです。
「一時的な下落があること」「一時的な下落時にナンピン買いをすること」を、予め想定の範囲内に入れておくことが必要なようです。

「では、株価が下ブレなく、スルスルスル〜と上昇していったら?」
→そうですね。そのような場合もあります。
そして、その時は諦めの教えである名無き仙人道にて諦めるのも良さそうです。

株価の一時的な下落がなく上昇していった場合、使っていなかったナンピン用の資金が無駄になるわけですが、株価が下ブレなく上昇していますから利益は出ていますので、その時は欲張らずに「良し!」とするのも良さそうです。

株式投資は、株式市場の他のプレーヤーとの勝負というより、己の欲や恐怖心との勝負とも言えそうです。
己の欲をコントロール出来ずに「もっと儲けたい!もっと、もっと!」となりますと、遠くないうちに、その投資家は資金をなくしていくことでしょう。
関連人間の五欲/三大欲コントロール方法



B具体例 〜ナンピン買い手法のコツ〜
■自分1個人の思い通りには動いてくれない株式相場において、300万円の運用資金があるとします。

この場合、300万円を以下の3つ・・
・100万円 → 購入資金
・100万円 → ナンピン用資金
・100万円 → 緊急時用資金
に分けます。

例えば、ビジョンとして上げ相場であることが見えた場合・・購入用資金である100万円にて、少しづつ株を買い始めます。
その後、上げトレンドに反して、株価が大きく下落しました。

その時に、ナンピン用資金である100万円を少しづつ使用しながら、下落に合わせて、少しづつ買い下がっていきます。
買い下がっていくことにより、平均購入価格を下げていきます。

そしてこの時に、想定外の大地震やテロなどが起き、株価が1時的に暴落でもしたら、緊急時用資金である100万円を出動させて、暴落中の株を買い集めます。

しかし大抵の場合は、緊急時用資金である100万円を出動させることなく、株価は再度上昇し始めます。

そして上昇中の中で、状況を見つつ、少しづつ株を売っていくことで利益を確定していきます。

上記が、ナンピン買い手法のセオリーと言えそうです。


「結局、上昇時に売るならば・・最初に300万円分買ってしまい、1時的な下落時にはなにもせず、再度上昇した時に売れば良いじゃないか!?」
→そうです。理論上は、そうなんです。
しかし、いきなり300万円買うと、「頼むから、このまま下落せずに上がってくれ!」と祈ることになりやすいようです。
株価が下落した際に、なんの対処も出来ないからです。
が、その個人的な祈り/願望は、株式相場の世界では聞き入れてもらえず、株価は下がり始め・・

上図の状態の時に、「今後、上昇する!」と思っていても、含み損を見ると精神上良くないですし、さらなる下落が恐くなって損ぎりしてしまい・・その後の上昇を、泣く泣く見守るだけになってしまうものです。

実際の株式投資では、たとえ「今後、上昇する!」と思っていても、それはあくまでビジョンにすぎず、誰にも、将来の株価の正確な予想は出来ません。
だからこそ、実際に300万円のあり金すべて使って株を買っており、その後に株価が下がり始めると、「もっと株価が下がったらどうしよう?」と、かなり精神的に動揺してしまいます。
株式投資は、株式市場の他のプレーヤーとの勝負というより、己の欲や恐怖心との勝負です。
恐怖心を完全に克服できれば良いですが、そうでないならば、株価下落時にも対処できるようナンピン用の資金を残しておくべきなのかもしれません。


ナンピン用の資金を残しておけば・・
1時的な下落が起きることを予め想定の範囲内に入れておき、ナンピン用の資金を残していれば、「このまま株価が上がれば、それはそれで利益が出るからOKだし、1時的に株価が下落すれば、そのときはナンピン買いをするチャンスだから、それはそれでOK!」と、余裕をもって株式投資を行うことが出来ますし、株価は下がり始め・・

上図の状態になっても、過度に恐怖することなく、逆に、「ここは、株を買うタイミングだ!チャンスだ!」と、ナンピン買いを行うことが出来ます。
そしてその後の上昇にて、利益確定をしていくことが出来ます。


自分1個人の思い通りには動いてくれない株式相場において、300万円の運用資金がある場合、ナンピン用の資金を残しておくことはリスクヘッジなわけです。
不安解消方法にあるとおり、自分1個人の思い通りにいかない事柄に関しては、株式投資に限らず、男の恋愛・婚活でも女の恋愛・婚活においても・・{自分1個人の思い通りにいかないケース}も予め想定の範囲内に入れておくことで・・{自分1個人の思い通りにいかないリスク(予想に反しての株価下落等)}をヘッジするようにしておきたいものです。



Cまとめ 〜ナンピン買い手法のコツ〜
■株価の今後の動きを、完全に正確に読めるのであれば、ナンピン用の資金など残さずに、1度に買えば良いでしょう。
また、株式市場が、自分1個人の思い通りに動いてくれるのであれば、ナンピン用の資金など残さずに、1度に買えば良いでしょう。

しかし、そうではないですから、ナンピン用の資金を残しておくわけですし、信用取引も極力控えるのです。
関連制度信用取引と一般信用取引の違い(信用取引のコツと説明)


つまり、ナンピン買い手法や買い下がり手法というのは、【目先の株価の動きはわからない】【自分の思い通りには動いてくれない】という株式相場における、リスクをヘッジする手法の1つなわけです。

ただ、大前提は大きな流れ(トレンド)を読めていること・・
つまり、今は「上げ相場なのか?」それとも「下げ相場なのか?」という大きな流れ(トレンド)自体がわかっていないならば、ナンピン買い手法や買い下がり手法も役に立たないわけです。

だからこそ結局、株投資初めてのコツにあるとおり、デイトレ以外の株式投資は、
株価や相場の、大きな流れ(トレンド)を正確に読めているか?が、大切なようです。


「株価や相場のトレンドを読む方法」に関しては、投資(株・FX・不動産等)の各記事や、政治・経済世界と社会などを参照下さい。


〜追記〜
ナンピン買い手法の恐いところは、「どこまで価格が下がるかわからないところ」ですよね。

将来の値動きを予想するのは難しいため、ナンピン買い投資法を行ったせいで損失を拡大させてしまう失敗も多いです。

そんな中、
将来の値動きを予想しなくても手堅く稼げる投資があり、私も投資するようになりました。

それがクラウドファンディング投資型です。
別名ソーシャルレンディングとも言われています。

クラウドファンディング投資型は、仕組み的には{金貸し}です。

金を貸して、毎月、利息収入を得る仕組みになっており、市場価格も市場での売買もないので「ナンピン買い」など難しいことをしなくても、手堅く、毎月、利息収入を得ることができます。

利回りは7〜8%程度の案件が多いので、「市場での売買がない高配当株」というイメージでしょうか。

少額から投資可能で、分散投資先の1つとして重宝するソーシャルレンディングについては、

@高利回りソーシャルレンディングとは?仕組みを解説!体験談も(超高時給の投資)

A僕が資産運用をクラウドファンディング投資型で行う理由3つ(クラウドファンディング投資型の魅力)

Bソーシャルレンディングの今後!初心者が失敗する私の予想(投資詐欺被害への対策)

の記事が詳しいです。


〜ナンピン買い手法のコツ〜
<writer 名無き仙人>


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バス男「この前、ナンピン買いした後に株価がズルズル下がり続け、大損してしまったよ。はぁ〜。」


バス子「大きなトレンドが{下げトレンド}の場合に、ナンピン買いをしてしまうと、そうなるわよね。」


仙人「大きなトレンドを読む技術と、リスクをヘッジする技術、及び精神面(人間の五欲/三大欲コントロール方法 / 恐怖を克服する方法)が、株式投資においては重要なのかもしれぬのぉ。」


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