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会社員が独立する心の準備
■就活の内定メールを諦めた人へ。独立・起業と会社員・サラリーマン。面接官の質問とメール。内定がもらえない仕事選び
■会社員が独立する心の準備
様々な働き方と生き方。
バス男「ふ〜む・・・。」
バス子「あ、バス男さんが真剣な顔してパソコン見てる。珍しいー。」
バス男「バス子ちゃ〜ん、それ偏見だよぉ?僕だって真剣なときがあるんだよ。」
バス子「ふ〜ん。じゃあ、なんのwebサイト見てるわけ?・・・あっ!【脱サラ起業.com】なんてサイト見てる〜。独立・起業を目指しているのね。・・そういえばこの前仙人が【会社員が独立する心の準備】って話をしてたわよ。」
男「仙人様の【会社員が独立する心の準備】かぁ〜。それはどんな話だったの?」
子「それがね、仙人が言うには・・・・・」
〜様々な働き方と生き方と選択肢〜
1.会社員が独立する心の準備
@会社員のメリット・デメリット
■私達は、学生時代が終わりに近づくと、当たり前のように就職活動を始めます。
結局、私達人間にある課題は「死ぬまでの残り数十年間、どう生きていくか?」というものであり、それを達成するには、別に他人様がお作りになった会社に雇われて働くこと以外でも選択肢はたくさんあるのに、まるで「人間ならば就職して当然だ!」と、他人様がお作りになった会社に雇われて働くこと以外に選択肢がないかのように、皆、我先に!と就活・転職を行いますよね。
私達人間にある課題は、「死ぬまでの残り数十年間、どう生きていくか?」というもので、その目的が達成できれば、別に生き方も働き方も、会社員に捉われる必要はないのかもしれません。
本来ならば、{会社に就職する}以外に、もっとたくさんの生き方が存在しますから、「死ぬまでの残り数十年をどのように生きていくか?」というところから、しっかりと考えなければならないハズです。
それなのに、「死ぬまでの残り数十年をどのように生きていくか?」を考えずに「どこの会社に就職するか?」という狭い視野しかもっていないせいで、ご本人様が苦しむことになっている場合も、あるようです。
「どこの会社に就職するか?」の前に、原点に立ち返って「残りの数十年間をどう生きるか?」というところから考えていきたいものですね。
そして「私は独立・起業をするんだ!」と決心したならば、その決心が揺るがないように、起業のメリット・デメリットによって起業・独立のメリットをしっかり認識し、会社員でいることのデメリットをしっかり認識する必要があるのかもしれません。
「会社員なら正社員なら安心」という考え方が根強いですが、会社員にもメリットとデメリットがあり、見方によっては、デメリットも大きいんですね。
A会社員が独立する心の準備
■では、以下に会社員のメリットとデメリットです。
〜会社員のメリット〜
・皆と同じ選択肢のような気がして、皆と同じ生き方をしているような気がするからなんとなく安心できる
・人生が上手くいかなかったり楽しくなくても、会社のせいにできる
・周りから「あなたは真面目に働く常識ある大人ですね」と評価してもらえる
好きではない仕事を嫌々やっている場合、会社員のメリットは、上記のようなものかもしれません。
会社員でいれば、日々の業務に追われ、将来の対策を考えなくても良いような気がしますが、私達の変わりに社長が将来の対策をしているだけで、社長の判断ミス次第では、会社は業績が悪化し、リストラや倒産もありえます。
誰かが必ず、将来への対策をしなければならないのです。ただ、会社員はその対策を他人(会社の上役)に任せているから、自分で決断しないために責任がないから、将来の不安を漠然としか考えていないだけなのかもしれません。
また、「あなたは真面目に働く常識ある大人ですね」という周りの他人からの評価を気にして生きていっても、価値観次第ではありますが、良いことは少ないのかもしれません。
→良い人を諦めなさい
〜会社員のデメリット〜
@自分が働き生産した富が、自分の元に少ししか返ってこない
→若手会社員が現場で必死にストレスをためながら生産した富の大半は、会社の上役や年配者の方の高いお給料を支払うために使われ、若手会社員の元には多くが還元されない状況があります。
そして若手社員が年配者になった頃には、今とは業績も随分変わっていることでしょう。そのため、今、会社のために尽くして頑張っても、将来、報われる保証はないのですね。
そのような意味では、「@自分が働き生産した富が、自分の元に少ししか返ってこない」というのは、会社員のデメリットであると言えるでしょう。
A倒産やリストラにあった際にリカバリーできない
→ミスや失敗、不測の事態はあっても良いのですが、あとで、取り返せない場合は問題となりますよね。
1番危ないのは「あとで取り返しがつかないこと」です。つまりリカバリーできないことが1番危険なのです。
世の中の多くのことはリカバリーできますから、失敗しても、あとで取り返せば良いだけですよね。
しかし、会社員として生きていて、倒産やリストラにあった場合、特に専門職ではなく総合職の場合は、リカバリーが難しいこともあるようです。
総合職として働いていた場合は、それまでに培ってきた経歴や経験が、転職の面接のさいに、あまり評価されない傾向もあるようです。みんな、同じような経歴であり、能力だからです。ですから転職が難しい場合もあるようです。
それまで以下の給与や社会的評価の職にしか就けないことも多いようです。
そのようなこともあり生活水準を下げなさいや、ローンを組むな!も大切ですよね。今後の日本社会ではリストラや倒産は想定内のリスクですから・・。
会社の倒産やリストラ時は、それまで会社に尽くしてきたものや、何年も何十年もコツコツと積み重ねてきたものが、一瞬にしてなくなります。
「コツコツと積み重ねることって、なんなの?」と思うほど、簡単に崩れ去ることでしょう。倒産やリストラのリスクは、会社員のデメリットであると言えるのかもしれません。
B収入を自分でコントロールできない
→会社員では、収入を自分でコントロールできません。
今後の日本社会では、会社によっては純利益が下がっていくことも予想されるため、経営者サイドが「経営が苦しいので昇給を凍結します。」「今年のボーナスは3割カットです。皆さん、苦しい状況ですがともに乗り越えてきましょう。」と言うことになる可能性はあるのかもしれません。
そして、いざ言われたら従わざるをえないのが現実です。
年功序列的に給与が上がっていくと思っていたのに、昇給は凍結されると困りますよね。
収入を自分でコントロール出来ないことは、会社員のデメリットであると言えるのかもしれません。
それが独立・起業であれば、自分の工夫や頑張り次第では、収入を増やしていくことも可能です。
Cうつ病のリスク
→会社員のデメリットの1つは、{うつ病のリスク}ですよね。
会社員では勤務地や上司、職場の人間関係や仕事量を自分で選べません。
命令に従うしかありませんよね。
そして、命令によって{合わない上司}や{人間関係が劣悪な職場}{仕事のストレスが非常に多い部署}に配属されたり{帰国がいつになるかわからない海外出張}によって、ストレスを溜め込むことになるかもしれません。
そうなると企業が倒産する前に、自分がストレスやうつ病のせいで出社できなくなり、職を失うことになってしまいます。
これは、会社員として働く大きなリスク・・とも言えそうです。
一般的に「起業はリスキーだ!」と言われますが、起業は自分が好きでやるわけですので、このようなリスクとは無縁である場合が多いようです。
一方「正社員は安全だ」と言われますが、ストレスやうつ病で仕事を続けられなくなるリスクも、潜んでいます。
D特定の他人基準で生きるしかない
→会社員として仕事をする場合、自分の人生なのに、常に上役の基準に合わせながら、上司の基準に合わせながら、仕事をしていかねばなりません。
→生き方がわからない人へ(自他の基準)
会社員として仕事をするならば、ある特定の人物(上司)の基準に従い、仕事をしなければならないわけですね。
しかし独立・起業をすれば、ある特定の人物(上司)の基準に従い、仕事をする必要はなくなります。
独立・起業をすれば、お客様や世の中全体の基準(ニーズ)に沿って仕事をする必要はありますが、そのことは、ある特定の人物の基準に従い、仕事をするよりも、ストレスが少なくなることが多いようです。
Bまとめ 〜会社員が独立する心の準備〜
■かなり偏った見方ではありますが、このように「会社員にはデメリットも多いのだ!」と強く認識しますと、背水の陣がしかれ、「もう、会社員に戻ることは出来ない!」と覚悟が決まり、独立・起業を頑張れるように、なる場合もあるようです。
独立や起業にも、デメリットがあります。
そのため、上手くいかない時期などは、「あぁ、やっぱり会社員に戻ろうかな。」と思ってしまいます。
そんな時に、起業家として頑張り続けるためには「会社員に戻っても、良いことはないよ。今の独立の状態で、頑張り続けるしかない!」と思える必要があるのかもしれません。
独立・起業家としての道を歩むのであれば、会社員への未練を断ち切り覚悟を決めて、コツコツと精進していけると良いですよね。
〜会社員が独立する心の準備〜
<writer 名無き仙人>
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バス男「僕は独立・起業して大金持ちになってみたいなぁ。」
バス子「独立起業も、大変な部分があるでしょうけどね。」
仙人「会社員にも独立起業にも、それぞれメリットとデメリットがあるからのぉ。」
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