ラーメン屋は儲かる?年収  


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ラーメン屋は儲かる?年収

ラーメン屋は儲かる?年収
実際のラーメン店の売上や経費、利益とは?


バス男「いいな〜。僕もラーメン屋で開業して、自分のお店をもちたいなー!」


バス子「バス男さん、まずは実際の店舗の売上や経費、利益などを見てみたら?」


「え?どういうこと?」


「仙人が【ラーメン屋を開業した場合の年収】の話で言ってたんだけど・・」







〜ラーメン店で開業をする前に!実情を知ろう〜

1.ラーメン店で独立開業したい!

@飲食店で独立起業するには?方法

ラーメン屋をフランチャイズ展開する会社、数社に資料請求をしてみました。

資料には、実際の店舗(本物の店舗)のリアルな売上額や経費額などが書かれており、その1店舗だけでもオーナーの年収は1000万円以上はありそうでした。

ラーメン屋は客さえ来れば儲かる!オーナー(店長)の年収は1000万円以上

「へ〜。実際のラーメン店って、こんな感じなんだ。」

コンビニで買ってきたパンを片手に。

ラーメン屋のフランチャイズに資料請求して届いた資料の中に、実際のラーメン屋のリアルな{売り上げ/経費/利益}の数字がのっており、それを興味津々で見ていた私は・・

「結構な利益がでてるよな。月100万円以上の利益だから年収は1000万円を超えるな〜。この数字の場合、1日の来店数は何人なんだろう?」と疑問に思い、客単価(1人あたりの売上)を1000円で計算してみると・・・

「げ!1日に100人以上の来店があるじゃないか。」と驚くことになりました。

「激戦のラーメン屋業界にて、1日に100人以上もお客さんがくる繁盛店を何年も続けるのは難しそうだな〜」
弱気な私は、「1日のお客さんが30人くらいなら私でもやれるかも。ランチタイムに15人でしょ。そして夜に15人くらいなら、なんとかなりそうだ。」と思い、1日のお客さんが30人だった場合のシュミレーションをしてみることにしました。

ラーメン1杯の価格が800円で、餃子やチャーハン等サイドメニューやビールを注文するお客さんが何割かいることを前提にし、1人あたりの売上は1000円で計算してみることにしました。

客が1日30人の場合の収支シュミレーションを行ったよ!

<売上高>
まずは売上から。
来客数が1日30人で、1人あたりの売上高1000円の場合、1日の売上3万円(月90万円)になります。

<原価(仕入高>
次に原価計算。
ラーメン屋の原価(仕入れ費用)は、売上の30%が目安なようなので、1日の食材の仕入れ費用は、売上3万円の3割なので9000円となります。月の仕入れ費用は27万円となりますね。

月の売上が90万円で、食材の仕入れ費用が27万円なので、70万円近いお金が残ることになります。
この約70万円から、人件費や家賃等、支払いをしていきます。

<人件費>
次に人件費を見てみます。
店長を任せる正社員を1人、そしてアルバイトを、ほとんどの時間で常時1人いるようにする形で雇い、足りない分は自分が店にでて働くと仮定してみました。

つまり、基本的には厨房に1人、ホールに1人体制です。
そこまで繁盛しなくていいので、人件費を抑える作戦なわけですね。

正社員である店長の人件費を、ボーナスや残業代、交通費、労使折半の社会保険料等込みで月34万円で計算し、アルバイトの人件費を時給1000円×12時間×30日で計算すると36万円になるので・・・人件費は70万円になりました。

雇った社員である店長に、30日毎日出勤してもらい、昼間11時オープンから夜の24時とか1時まで、フルで働いてもらうことなど無理なため、
自分も相当時間、お店で働くことになると思われましたが、それでも人件費に月70万円も必要となることに驚きました。

食材の仕入れ費用が月27万円で、人件費が70万円ですから、合計で97万円になり、この時点で、月間の売上90万円を超えてしまっています。
1日30人のお客さんじゃ、大赤字になりそうです。

ラーメン店は毎年5000店舗が新規にできて、同じ数だけ廃業しているそうですが、その理由がわかったような気がします。

<その他費用>
ラーメン店経営では、電気代・ガス代・水道料が、一般家庭より多くかかるようです。
スープを煮込むのにガス料金が多くかかりそうですものね。

資料を見る限り、月30万円をみておけば、繁盛店でない限り大丈夫そうでしたので、電気代・ガス代・水道料は月30万円とします。

その他、通信費やユニフォーム代、消耗品や雑費を月10万円とすると、その他の費用は月40万円になります。結構かかりますね。

<地代>
ラーメン屋をするなら、人通りの多い立地の良い場所で行う必要がありますよね。

しかし、人通りの多い立地の良い場所は、ただでさえ地代が高いうえに、飲食店をすると建物が傷んだり、ネズミがでたりするので物件オーナーから通常の相場以上の地代をとられることになるようで・・・

店舗サイズや場所によりけりではありますが、地代は月40万円〜100万円くらいを見ておかないといけないのかもしれません。

地代は、場所や店舗サイズによるので、なんとも言えませんが、地代を月に50万円とします。

ラーメン屋の月の損益には、以上のことが関係しているようですので、月間の利益を計算してみます。

<1日のお客さんが30人の場合(客単価1000円)>
【売上90万円】ー【仕入れ費用27万円】ー【人件費70万円】ー【その他費用40万円】ー【地代50万円】=−97万円

あちゃー!
1日のお客さんが30人の場合、月に100万円も赤字になりそうです。
でも、「この店、いつもガラガラだなー」という飲食店は結構ありますよね。
そういったお店は、1日の来客数が30人程度のように思えますが・・。
そして、そういったお客さんの少ないお店の大半は、久しぶりに見に行くと閉店していますよね。

「飲食店は3年もてば御の字」と聞きますが、だからなのでしょうか。


では、1日のお客さんが何人であれば、黒字になるのでしょうか。
損益分岐点を探してみます。

仮に、1日のお客さんが60人だったとしましょう。30人から倍にしてみました。

ランチタイムに25人、夜に25人、そして、昼と夜の間にパラパラと10人くらいだったら、お客さんが来てくれるかもしれません。

1人あたりの売上が1000円の時、60人×1000円で、1日の売上が6万円になります。1ヵ月30日でみると180万円の売上です。

ちなみに経費は{仕入れ費用}のみ、売上増に合わせて変更しました。
飲食店や小売店は、売上が上がると、その分{仕入れ費用}も増えるので大変ですね。

私のやっているアフィリエイト(インターネットビジネス)には仕入れ費用はなく、売上が上がったからとて連れ高する経費はないので、売上が上がったら、その分がまるまる利益になります。
パソコンでお金を稼ぐ方法(アフィリエイト初心者の方へ)

「売上が上がると、その分{仕入れ費用}も増える」ということをシュミレーションをすることで実感し、飲食店や小売店の経営の方が難しそうだな、とも感じました。

さて、ランチタイムやディナータイムに25人程度のお客さんなら、アルバイトを増やさなくても対応できそうですので、仕入れ費用以外は変更しませんでした。

<1日のお客さんが60人の場合(客単価1000円)>
【売上180万円】ー【仕入れ費用54万円】ー【人件費70万円】ー【その他費用40万円】ー【地代50万円】=−34万円

・・うん。
月の赤字が34万円にまで下がりました。
それでも結構な赤字です。


では、1日のお客さんが90人だった場合。
ランチタイムに40人、夜に40人、そして、昼と夜の間にパラパラと10人くらいだったら、お客さんが来てくれるかもしれません。

しかし、ランチタイムに40人で、夜も40人もお客様が来るなら、そこそこ繁盛している雰囲気のお店になりそうですね。

1人あたりの売上が1000円の時、90人×1000円で、1日の売上が9万円になります。1ヵ月30日でみると270万円の売上です。

年間では3240万円の売上ですから、年商3000万円以上の会社オーナーなわけです。なかなかなものですよね。

ちなみに経費は{仕入れ費用}のみ、売上増に合わせて変更しました。

ランチタイムやディナータイムに40人のお客さんの場合、アルバイトを増やさないと、お客様を待たせることになるため厳しいでしょうが、計算するのが大変なため、そうしました。


<1日のお客さんが90人の場合(客単価1000円)>
【売上270万円】ー【仕入れ費用81万円】ー【人件費70万円】ー【その他費用40万円】ー【地代50万円】=29万円

おー!黒字になりました!
ただ、実際には、ランチタイムやディナータイムに40人のお客さんがくるなら、アルバイトをもう1人、忙しい時間帯のみ入れる必要があるでしょうから、実際の黒字は20万円ほどになるでしょうか。

上記のシュミレーションから。
ランチタイムやディナータイムなのに、客がパラパラとしかおらず、「あ〜、この店、ランチタイム/ディナータイムに40人も客が来ていないな。」と感じるラーメン屋があったら、そのラーメン店は赤字である可能性が高く、そのうち閉店することになりそうですね。

お気に入りのラーメン屋なら、閉店してしまう前に通うと良いかもしれません。

そういえば、よく通る道沿いにラーメン屋が2軒あり、両方とも、ランチタイムにたまに行っていたのですが、いつも客は少なく、今にして思えば、2店ともランチタイムに40人も客は来ていなかったよう思います。

その2店は、今では1店は違うラーメン屋になっており、もう1店は閉店してしまいました。

ランチタイム/ディナータイムに40人も客が来ていないと思われるなら、そのラーメン屋は赤字の可能性有。

ちなみに、実際には、建物が古くなったり、エアコンが壊れたり、厨房機器が壊れた時の修繕取り換え費用や、チラシなどの販売促進費、それに開業費用を借金した場合は借金の返済や利子、また、社員やアルバイトの採用・教育費なども必要となりそうですね。

他にも、ホームページの運営費用や、メニュー表の作成費用や更新費、新メニューの開発費用などもかかるかもしれません。
フランチャイズに加盟した場合は、プラスしてロイヤリティーが発生します。

そう考えてみると。
1日の来客数30人で、のんびりラーメン屋を営む!なんてことは、非現実的なのかもしれません。

「知り合いから借りることができた」などで地代を抑え、自分が店長兼オーナーとしてフルに働くとしても、1日の来客数は100人くらいは欲しいところなのかもしれませんね。

昼の繁盛時間に40人、昼から夜にかけて10人、そして夜の時間帯に50人くらいのお客さんはいないと、黒字にして開業費用を回収し自分も儲ける・・・ということが難しいのかもしれません。

ただ、1日に150人もくるような繁盛店になれば、月収100万円、年収1000万円はいけるかもしれませんね。

結局、ラーメン屋が儲かるかどうか?は、お客さんが多くきてくれるかどうか?次第という、誰にでもわかる話のようでした。

しかしながら、1日に100人以上ものお客様に、毎日・毎日、来て頂くのは、個人的には難しそうにも感じます。
消費者側には選択肢が多いからです。

家で食べても良いし、スーパーやコンビニや弁当屋さんで弁当を買っても良いし、ファミレスや回転寿司でもいいし・・・

ラーメンを食べたい気分であっても、ラーメン店なんて、どこにでも多くあるので、自分のお店に来なければならない理由はお客様にはないわけで、そんな中、1日に100人以上ものお客様に、毎日・毎日、来て頂くのは大変そうですね。

飲食店は3年以内に閉店・廃業するお店が多いですが、1日に100人ものお客様に、毎日・毎日、来てもらうのが難しいからなのでしょうか。



Aラーメン屋は儲からない?
飲食店のプロは、開業資金を半年〜1年で回収する計画を立てる!とも聞いたことがあります。

開店して1年くらいは、目新しさもあってお客様が多く来てくれるため、その間に投資資金を回収してしまうことができれば、3年後に赤字に転落して閉店となっても、事業全体としては・・3年間トータルで見ると黒字になるからでしょうか。

不動産投資の利回りは高くても20%のため、投資資金回収には5年かかります。
普通は10%であり、投資資金回収には10年かかります。
日本の貧困層から富裕層になる方法(株式投資と不動産投資の利回り比較)

それを飲食店のプロは半年〜1年で回収するのですから、利回りは驚異的ですよね。

そういった意味では、不動産投資と比較した場合、飲食店は「ハイリスク・ハイリターンの事業・投資」とも言えるのでしょうか。

さて、今回のラーメン屋のシュミレーションから、飲食店の経営では「いかに毎日、多くのお客様に来て頂くか?」が大事で、目安は1日に100人の来店だということがわかりました。

そのため「こんなお店を、この場所にオープンさせれば、1日に100人の来店なんて余裕でクリアできるよ!たとえライバル店が近隣に乱立しても。」という自信がもてれば、将来的に飲食店の開業・経営も検討してみようかと思いました。

さて、今回の記事も最後まで目をとおして下さり、ありがとうございました。
感謝しています。


〜追記〜
今回のラーメン屋の収支シュミレーションは、フランチャイズの資料に載っていた実際の店舗の数字を参考に行いました。

「こんなフランチャイズビジネスもあるのか!」と勉強になりました。

ラーメン屋のフランチャイズも多くありました。

関連記事としては、

@フランチャイズ比較ランキング!成功率が高いおすすめ業種はコレ(狙い目の業界は?)

Aフランチャイズオーナーの平均年収は?業種別に比較(儲かる業種は?)

Bラーメン屋のおすすめフランチャイズは?失敗しないコツも(ラーメン屋フランチャイズの実態)

があります。

〜追記2〜
飲食店の収支シュミレーションについては、

@居酒屋開業は儲かる?(居酒屋開業の収支シュミレーション)

A喫茶店を開業/経営!年収は?(喫茶店経営の年収シュミレーション)

の記事もあります。

また、ラーメン屋の開業資金の準備に関しては、副業で月3万円稼ぐ私の方法2つ!随時更新(月3〜5万円の副収入を稼ぐには?)の収入アップに関する記事や、こちらの節約の記事も役立ちそうです。

@通信費の節約方法!月5000円は節約できる?(スマホ代やネット代の節約術まとめ)

Aストレスなし!簡単に食費を安くする私の節約術(簡単な食費の節約術)

B車にかかるお金は軽自動車が安い!維持費を安くする私の方法(車両費の節約術)


〜追記3〜
ラーメン屋は繁盛すれば儲かりますが、ライバル店の存在もあり、長年、繁盛させ続けるのは難しいですよね。

「儲かるかどうか?」だけで言えば、ラーメン屋を開業するよりも、太陽光発電所を所有した方が儲かる!と言えそうです。

太陽光発電への投資は、国と太陽によって20年間の利益が保証されている奇跡的な事業となっており、現存するビジネス・投資の中では、最強のものとなっています。

「商売が傾きかけていたけど、太陽光発電によって経済的にリタイアできた」なんて人が日本全国に出現していますよね。
スナックのママが太陽光発電所を所有して経済的に自由になった話も聞きました。

「手堅く稼げるかどうか?」で言えばラーメン屋など商売よりも、太陽光発電への投資の方が手堅く稼げる

現在は中古発電所の売買が盛んになっています。

太陽光発電事業については、産業用太陽光発電への投資!メリット/デメリット(不動産投資より手堅い)の記事が詳しいです。


<writer 名無き仙人>


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