独立起業のリアル【9割が10年以内に廃業！黒字でも、たいして儲からない】いくら経費がかかり利益が残る？大公開

自営業はいくら経費がかかり利益が残る？

■独立起業（自営業）の実情とは？
店舗の損益計算表を大公開！起業しても、たいして儲かりません

バス男「僕は独立起業し、ビジネスで大儲けして・・と夢があるんだけど、、」

バス子「バス男さん、知ってる？新規で開設された会社の9割は、１０年以内に廃業するらしいわよ。どうせ独立起業なんてしても、失敗するのよ。私も女性起業家になりたいけど、失敗が恐いものね。」

バス男「バス子ちゃ～ん、僕の夢を壊さないでくれよぉ～。・・よし、仙人様に【いくら経費がかかり利益が残る？】って聞きに行ってみよう。」

バス子「仙人の【独立起業のリアル】ねぇ・・・」

～独立起業を考えている人へ～

１．独立で失敗しないコツ・方法
①独立起業の現状

独立起業を考えている人は、世の中に多くいるようです。

グーグルのデータによると、起業関連のキーワードの、月間検索回数は非常に多いのです。

「起業　アイデア」　２９００回
「起業　資金」　４４００回
「フランチャイズ　起業」　１０００回
「学生　起業」　２９００回
「女性　起業」　８１００回
「起業　セミナー」８１００回
という状況です。

今回の記事では、９割が10年以内に廃業する独立起業のリアルな実情や・・

失敗せずに成功するコツを見ていきます。

②独立起業の収支　～失敗しない独立起業のコツ～

さて、実際に独立した際には、収入と支出はどうなるのでしょうか？

いったい、年間でどのくらいの利益がでるものなのでしょうか？

ありがたいことに、私は学生時代に２度も、友人のコネで確定申告時期の税務署（役所からの派遣）で働かせて頂く経験を得ました。

その際、確定申告書をチェックする仕事をしていましたので、独立起業した自営業者の方が提出する多くのリアルな確定申告書を見る機会を得させて頂けました。

※確定申告書とは？
→自営業者の方が、年間の総収入と総経費を記入した書類。この確定申告書によって、課税額が決まる。

ですから、「コンビニの年間収支」「美容室の年間収支」「ネイルサロンの年間収支」「バーやスナック（飲食店）の年間収支」「農業・林業・漁業を営んでいる方の年間収支」「個人経営の飲食店の年間収支」「アパート経営をする大家の年間収支」「町工場の年間収支」などについてリアルな実情を垣間見ることが出来ました。

では、実際の店舗運営をした際の総収入と必要経費は、どのようなものなのでしょうか？

とある個人経営の飲食店【仙人居酒屋】の１事例を見てみましょう。

仙人「どの確定申告書も、以下のようなパターンが多かったのぉ」

【仙人居酒屋】
～収入～
・売上高　２５００万円
※365日年中無休でお店を開けた場合、1日の売り上げは約68000円。
1人のお客さんが3３00円使うとすると、1日の来客数は20人。

～経費～
・商品仕入れ高　１４００万円

【販売管理費】
・給料手当て　１８０万円
※従業員（アルバイト）に支払った給料
・福利厚生費　１１万円
・荷造運賃発送費　２万円
・広告宣伝費　８万円
・交際費　５万円
・旅費、交通費　１２万円
・通信費　１６万円
・消耗品費　１８万円
・事務用品費　８万円
・水道光熱費　３６万円
・研修、図書費　１万円
・支払い手数料　２万円
・車両費　７万円
・リース料　３９万円
※調理機器のリース料
・保険料　３６万円
・租税公費　１８０万円
・賃貸料　９６万円
・減価償却費　１１０万円
※長期間にわたって使用される固定資産の取得（設備投資）に要した支出を、その資産が使用できる期間にわたって費用配分すること。
減価償却費の対象例
・店舗、パソコン、車etc・・

【販売管理費】合計　　７６７万円

～年間所得～
2500万円（売上高）ー1400万円（商品仕入れ高）ー767万円（販売管理費）＝333万円（税引き前の利益）

この、最終的に残る３３３万円が、独立起業した自営業の会社社長の所得となります。

そして、この３３３万円に税金が課せられるのです。

手取り収入は300万円以下になりますね。

バス子「独立起業したら大儲けなイメージがあるけど、実際は、黒字でも、たいして儲からないのね」

仙人「経費を多めにする事業者は多いが、常識の範囲内で皆、やるので、実際の収支と、そう多くは変わらないから、リアルな数字でもあるのぉ」

居酒屋だろうと、美容室だろうと、コンビニだろうと、自営業として行っている店舗の実際の数字は、上記のようなものが多かったように記憶しています。

世間から注目されずに普通に運営されている店舗の自営業の収入は、２００万円～１０００万円程度が多いようでした。

自営業者はみんな、そんなに儲かっていないのですね。

収入面だけ見ると、サラリーマンの所得と大差ないようでした。

サラリーマンと同じように毎日仕事して、そして収入面でもサラリーマンと変わらない自営業者。

自営業というのは「自分の就職先を自分で作る」という面があるのかもしれません。

儲かっている起業家は、店舗数を増やして会社を大きくしていき、株式会社とし、最終的には雇った社員に働いてもらうことにより、多くの収入を得ることになるのでしょう。

さて、このような独立起業の実情がある中、独立起業で失敗しないコツ・方法とはどのようなものなのでしょうか？

仙人「ちなみにリアルビジネスと、ネットビジネスは違いが大きいからのぉ」

・「現実世界」の起業はやめとけ！ネットビジネスが初心者/個人向けの理由！リアルビジネスは老人向きだよ

②独立起業で失敗しないコツ・方法

独立起業で失敗しないコツには、以下の２つが含まれることでしょう。

①収入の種類
②精神面

まずは①収入の種類です。

私達は、独立起業を目指す場合、自営業のイメージをもって独立起業を目指します。

｛店舗を開業して、そこで自分が毎日現場で働き、そしてお金を稼いでいく｝というイメージです。

この場合、長続きしないことも、あるのかもしれません。

自分が現場でせっせと毎日働くことは、始めの頃はやる気に満ちていますから良いのですが・・しかし、そのうち心身ともに疲れてくることもあります。将来の心配も襲ってきます。

自営業者は労働時間や勤務日数は多いのに、その割には稼ぎが多いわけではないことがあるからです。

この状況を打破するには、所得の種類を不労所得に変えることも１つの方法のようです。

個人的には、これらのことを、スロプロ時代に痛感させられました。

やはり自分で食べていく独立起業のプレッシャーは、相当なものなのです。

仙人「自分が作業的な仕事をするのではなく、仕組みで稼ぐことが重要じゃよ」

・高収入の女性社長になるには？「自動でお金が入る【仕組み】で稼ぐ方法」儲かる仕組みの作り方

次に②精神面です。

独立起業して、長く食いつないでいくのことが難しい理由は、この精神面なのかもしれません。

起業するために必要なことにあるとおり、精神面で【独立起業してやっていける人の状態】になっていなければ、10年以内に廃業となるケースもあるかもしれません。

稼ぐ所得の種類を不労所得に焦点を定め、自身の内面を仙人/仙女修行などによって変革させることが、独立起業で失敗しないコツ・方法の１つなのでしょう。

・社長の仕事→【利益が生れる仕組み】を考えること！社員の仕事→【作業】なぜ社長の給与は高いのか？

③起業して自営業者になっても、たいして儲からないリアル

独立起業をすれば儲かるイメージがありますが、多くの自営業者の年収は、サラリーマンと大差がない場合が多いんですね。

それでいて、将来の不安や「いつ収入が途切れるかわからない」というプレッシャーは相当なものがあります。

そのため、独立起業をしたものの「こんな状況ならば、サラリーマンの方がよっぽど良いよ。」と会社員に戻ることも多いようです。

だからこそ、独立起業で失敗せずに成功していくためには、精神面の部分も重要なように感じます。

一応は黒字が続いているが、将来の不安やプレッシャーから独立を辞めて、会社員に戻るケースも多いようです。

④資産運用で収入を補填しよう

事業だけで稼ぐ必要はなく、資産運用からの収入があると安定します。

バス子「毎月、資産運用から自動的に副収入が入ってくるなら、独立起業も、しやすくなるわね」

起業後、儲けたお金は、運用していくことになるし・・

資産運用では経験値が重要となるので、今のうちから始めておくと、後々、有利です。

資産運用の始め方については、以下の記事が詳しいです。

・「初心者向け」少額から始める資産運用のやり方【おすすめ運用先】儲かるよ（儲かる資産運用の始め方）

運用資金作りで重要な収入を増やす方法は、以下の記事が詳しいです。

①職種別！おすすめ転職サイトと転職の仕方（ハローワーク以外）（職種別！転職サイトと転職のやり方）

②既卒やフリーターにお勧め就職サイトはコレ（既卒やフリーター専用の正社員就職サイト）

③副業で月３万円稼ぐ私の方法2つ！随時更新（月3～5万円の副収入を稼ぐには？）

④月1～2万円の副収入を手堅く投資で稼ぐ私の方法（副収入を稼ぐには？）

＜writer　名無き仙人＞

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