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中小企業に就職するメリット・デメリット
■中小企業に就職するメリット・デメリット
中小企業で働く!実情について。
バス男「は〜ぁ。僕も早く就職先を見つけないとなぁ。」
バス子「ねぇ、バス男さんも、中小企業を視野に入れて、就職活動を行ってみたら?」
バス男「うーん。中小企業って、実際どうなのかなぁ?」
バス子「さぁ?じゃあ仙人に【中小企業で働くメリット・デメリット】を聞きにいってみる?」
男「仙人様の【実体験!中小企業で働いた感想】かぁ・・」
〜「中小企業に就職する」ということ〜
1.中小企業で働くメリット・デメリット
@中小企業ってどうなの?
就職先として人気なのは大企業や公務員ですよね。
そのため、大企業や公務員の実情や現状に関する情報は多いのですが、中小企業の実情や現状に関する情報は少ないようにも感じます。
では、中小企業で仕事する実情や現状は、どのようなものでしょうか?
中小企業で働くメリット・デメリットを見てみましょう。
超リアル!中小企業に就職するメリットとデメリットを見ていこう!
A中小企業で働くメリット・デメリット
まずは、中小企業で働くデメリットから見てみます。
@不安定
一般的に、大企業よりも中小企業の方が不安定であると認識されています。
中小企業は、相手にしている顧客が会社のある地域のみに限定されている場合が多いため、顧客数が少なく、そのことが不安定さに繋がっている面もあります。
そのため中小企業においては、会社が商売を行っている地域の衰退は、会社の衰退を意味します。
ですから特に、田舎の中小企業は、今後の業績に心配な面もあるのかもしれません。
日本の地方や田舎では、就職先が、地元に根付いた中小企業が中心となります。
人口が減っていくであろう地域にて商売を行っている中小企業は、地域が衰退しますと、企業も一緒に衰退していくことが予想されます。
仙人「地元の概念が古いマイルドヤンキーの将来はヤバいのぉ」
・「地元は地球」の時代【海外で働くメンタルブロック外すメリット】マイルドヤンキーの未来ヤバい
また、会社の規模が小さいほど、社長次第で会社の経営状況が決定していくようです。
大きな会社になればなるほど、企業のブランド力にて商品が売れるため、経営者がミスをしても、会社が壊滅的な状況になることは少ないですよね。
しかし、中小企業ではブランド力がないため、社長の判断ミスにより、壊滅的な状況となってしまうこともあるでしょう。
そのため、中小企業の会社社長が優れている人物でないと、その中小企業は、先が長くないかもしれません。
このようなことがあり、中小企業で働くデメリットは「不安定」がまず第一にあげられるでしょう。
人口が減っていく田舎町の人達だけを相手に商売をしている中小企業で、尚且つ、会社社長が手抜きをしているような中小企業ならば、将来的には危ないかもしれませんね。
中小企業に就職するデメリットは不安定な点
特に零細企業やスタートアップのベンチャー企業なら、もう自分で会社を作ってしまっても、そんなに変わりませんしね。
・優良ベンチャー企業の選び方/探し方!私の経験談も!就活/転職編(ベンチャー企業の見分け方)
A給料が上がりにくい
中小企業は、相手にしている顧客数が少ないため、収益が上げづらく、尚且つ収益も安定しにくいものです。
そのため、社員の給料を上げていきにくい現状があります。
たまたま、ここ3年儲かっていても、来年からはどうなるかわからない状況などで中小企業は経営されているところが多く、そのような会社では、儲かったとしても社員の給料を上げていきにくい現実があるんですね。
そのため、大企業に比べると昇給額が少ない場合が多いです。
関連記事には企業/会社説明会で質問すべき内容(社員の給料が決まる仕組み)があります。
B休みが取得しずらい
中小企業ほど経営に余裕がないため、余剰人員を抱えずに、ギリギリの人数で経営を行っているようです。
余剰人員を抱えずに、ギリギリの人数で会社を運営していますと、1人が有休をとると、他の人たちが大変な仕事量となってしまいます。
そのため、大企業よりも中小企業の方が、休みを取得しにくい場合が多いようです。
C1人あたりの負担
大企業ほど、組織力で会社を運営していきます。
そして中小企業ほど、社員個々の能力に頼った経営をしているのかもしれません。
社員個々の能力に頼った経営をすればするほど、その社員が会社を辞めたとたん、現場がまわらなくなるため、リスクが大きいのですが、組織力で会社を運営していけるほどの余裕がない中小企業では、社員個々の能力に頼った経営をしている場合が多いようです。
そして、余裕がない状態にて社員個々の能力に頼った経営を行うなかでは、仕事が出来る人間には、会社の存続に関わるような重大な仕事が、サポートなしでまわってきたりもする場合があるようです。
会社の存続に関わるような重大な仕事が、サポートなしでまわってくることは・・その仕事でミスをすれば会社が倒産し、他の社員と、社員の家族達何十人〜何百人が路頭に迷うことになるわけで・・
プレッシャーは相当なものであり、そのプレッシャーを1人で抱え込むことになるかもしれません。
夜、眠れなかったり体を壊したりもすることもあるかもしれません。
そのような意味では、特に仕事の出来る人にとっては、1人あたりの負担が大きいと言えるのかもしれません。
関連記事には仕事量が不公平!対処法(勤め先の会社は私の会社ではなく‘他人’の会社)があります。
なお大企業と中小企業の違いは、以下の記事で。
・優良中小企業に就職する前に【中小企業の実情と大企業との違い】私の実体験!大企業と中小企業どっちの就職がおすすめ?
では次に、中小企業で働くメリットを見てみましょう。
@転勤範囲が狭い
中小企業の多くは、地元に根ざした商売を行っていますので、転勤範囲が狭い傾向にあるようです。
全国展開している大企業ならば、全国への転勤や・・海外展開しているような大企業では、海外への転勤なども当たり前にありますものね。
自分の地元、もしくは好きな地域に根付いて、近くに住む友人達との繋がりなども大切にしながら生活していきたい人には、転勤範囲が狭いことは、中小企業の大きなメリットの1つと言えるでしょう。
仙人「地元はアジアの時代では、あるがのぉx」
・【地元はアジア】時代の「働く場所と住む場所の決め方」日本にすらこだわる合理性がない理由
A個人的な事情の考慮
中小企業といえど、企業の規模や、社長次第でもありますが、規模が小さく、社長が面倒見の言い人情溢れる人間であれば、社員の個人的な事情を考慮し、転勤や配属部署の変更、勤め先店舗の変更などを、行ってくれたりもする場合があるようです。
もちろん、その会社で長く働き、会社に多く貢献していることが条件にはなるでしょうが・・。
そして会社の規模が小さいほど「今年の社員旅行は、○○に行きたい!」などの声も、会社経営者へと届きやすい傾向があるでしょう。
ただ反面、「意見を言ったもの勝ち!」という傾向が出てきて、意見を言えない人間が不満を溜めることもあるようです。
B出世が早い
会社の規模や、部署にもよるでしょうが、中小企業の方が、出世が早い傾向にあります。
「自分の上は年配課長の1人だけだから、あと2年したら、俺はもう課長だ。」なんて若手社員も、中小企業にはいることでしょう。
ただ、中小企業によっては役職が上がっても、役職手当が少しだけつき、変わりに残業代がつかなくなり、年収は上がらなかったり、下がったりもすることがあるようです。
「責任は増えたのに、給料は減った。」なんて声も、たまに聞きますよね。
C安定した中小企業もある
中小企業の中には、名が知られていないだけで、安定した経営を行っているところもあるようです。
また、病院等の医療系の就職先は、全国展開しているような大企業ではなくても、多くの利益をあげており、経営が安定しているところも多いですよね。
都道府県別、日本の億万長者ランキングでは、医者が多くランキングしています。
それだけ、病院等の医療系の就職先は多くの利益をあげており、経営も安定しているんですね。
隠れ優良企業の探し方!穴場の業界2つ(ホワイト企業率が高い業界2つ)にあるとおりです。
では、安定している中小企業を判断する基準も見てみましょう。
@業種・業界
今後衰退していくであろう業種や業界で商売を行っている中小企業は、先行きに期待がもてないことでしょう。
一方で、今後も需要があり続けることが予想される業種や業界で商売を行っている中小企業は、先行きに期待がもちやすいですよね。
たとえば医療系の業界。
病人を無視する政策を日本国がとることはないでしょうし、病気がこの世からなくなるのはまだ先の話でしょうから、今後も、医療業界には診療報酬として税金が流れていくことが予想されます。
財政難により、流れてくる税金が減ることはありえるでしょうが、途切れることはないでしょう。
そのような意味では、他業種よりも安定しているでしょう。
Aブランド力
「この企業でないと出来ない」というサービスや商品を提供している会社・・言い換えますと、代替不可能な会社は、安定していると言えますよね。
他の会社では変わりが利かないのですから、その会社は、ニーズがある限りいつまでも存続することになる可能性が高いでしょう。
例えば、個人の意見ですが・・独自性の強いラーメン店を経営する一蘭。
株式会社一蘭が提供するラーメンは、代替不可能なラーメンであり、だからこそお客さんは一蘭のラーメンが食べたければ一蘭に行くしかなく、そのような意味では安定しているといえるでしょう。
一方、どこの会社でも出来るようなサービスや商品しか提供していない会社は、ライバル会社が現れると、経営が不安定になることでしょう。
B経営者
中小企業の繁栄or衰退は、社長次第である場合が多いようです。
多くの場合問題になるのは、現在の社長が辞めた後のことです。
特に、優れた創業社長がいたからこそ利益が上がっていた中小企業では、創業社長が引退した後に、衰退していくこともあるようです。
創業社長の次に社長となる人物が育っているか?という点も、チェックすると良いかもしれません。
仙人「中小企業はトップで99%が決まるから、次期社長の状況は要注意じゃよ」
・優良中小企業の探し方!ハローワーク編!20〜30代男女の転職/就活(職安求人の見抜き方)
Bまとめ 〜中小企業で働くメリット・デメリット〜
中小企業で働くにも、メリット・デメリットがあるんですね。
そして、どこでどんな働き方をしようと、いつも心の中は幸せでいられるように、心の仙人/仙女修行の方も取り組んでいきたいものですね。
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〜追記〜
大企業もそうですが、中小企業には、ホワイト企業とブラック企業が混在しています。
そして「どこの会社がホワイトで、どこがブラックか?」は、外部者である求職者には、判断が難しい現実がありますよね。
ただ、【就活サイト】や【転職サイト】を活用すると、ホワイト企業に就職できる可能性が高まります。
ちなみにブラック企業は職安(ハローワーク)に求人を出すのが大好きです。
この話について詳細は、
@職種別!おすすめ転職サイトと転職の仕方(ハローワーク以外)(職種別!転職サイトと転職のやり方)
A既卒やフリーターにお勧め就職サイトはコレ(既卒やフリーター専用の正社員就職サイト)
にて。
また、就活生には、就活しない人のその後!就活しなかった私が後悔した理由(就活しないと、その後の人生はどうなる?)の記事もおすすめです。
なお、そもそも勤め先の会社に人生を依存しないキャリア構築の仕方については、以下の記事で。
・価値主義時代の「価値ある人材とは」稼げる/転職先ある人材になるために必要な5つ「20代30代が今すべきこと」
<writer 名無き仙人>
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バス男「僕も病院で働きたいなぁ〜す。」
バス子「ナースを意識しすぎのブラックバスなんて、雇ってもらえないわよ。」
仙人「自分に合った就職先や働き方が見つかると良いのぉ。」
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