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桃源郷とは
■桃源郷に暮らす人々。桃源郷とは?内なる旅へ。理想世界・混沌とした平和な場所を探す。ゆる〜く生きる桃源郷の人々。
■桃源郷とは/探し方
桃源郷探しの旅/幸せな人生の成功とは?
バス子「ねぇ、バス男さん?桃源郷とは、理想の素晴らしい世界らしいわよ?行ってみたいわねぇ。」
バス男「桃源郷?・・なにそれ?」
バス子「桃源郷とは、俗世間から離れた場所にある理想の仙界のことよ。」
バス男「ほ〜・・そういえば、この前仙人様が「桃源郷とは・・」って話をしてたよ?」
子「え?仙人が?・・その話、詳しく聞かせなさいよ。」
男「うん。えぇ〜っとね、仙人様が言うには・・・」
〜桃源郷のある場所〜
1.桃源郷探しの旅/桃源郷とは?
@沖縄1人旅の事例
■桃源郷とは、{俗世間から離れた場所にある理想の仙界}の場所を言うそうです。
私は社会人になってから、嫌な現実世界の毎日から逃げ出すことを、心のどこかで考えていたのでしょう。
年末年始を利用して、沖縄1人旅に行くことにしました。
それは{自分探しの旅}であり、{自由を求める旅}であり、{俗世間から離れた場所にある理想の仙界}を探す旅でもありました。
南国への憧れか?
「沖縄には、理想な暮らしがあるのかもしれない・・。」と、心のどこかに期待感をもって、沖縄1人旅に出かけました。
旅に出る前、インターネットで沖縄の物件も見てみました。沖縄が理想の桃源郷であれば、沖縄で暮らすことも考えていたのです。私はとにかく、今の嫌な現実世界から逃げ出せる場所が欲しかったのです。
沖縄は南国であり、冬でも暖かく、海は綺麗で、夏は海を楽しめそうです。
豊かな海に囲まれた沖縄は、釣りが好きな私にはピッタリです。
私は、{桃源郷 = 沖縄}という期待をもって、年末・・普通の人は忘年会やら家族、恋人と楽しく暮らす中・・・沖縄に1人で向かいました。
沖縄に着き、釣具も入った重い荷物をもちながら、予約をしておいたレンタカー屋に向かうと、黄色のマーチが待っていました。
黄色のマーチに乗り込み、今晩の宿を探します。
今回の沖縄1人旅は、{自由を求める旅}でもありましたから、ノープランであるため、宿もとっていませんでした。
その後、かなり迷った末にカプセルホテルに宿泊することとなります。
今日は12月31日です。
カプセルホテルの店員さんも「今日くらいは仕事したくないよな。」という、めんどくさそうな態度で受付をします。
私が重い大きな荷物を置き、疲れた顔で住所を書くと、店員さんの態度が変わりました。
「この人、31日に1人で沖縄のカプセルホテルに・・訳有りの人なんだ。」と思ったのでしょうか?
宿泊料はそのままで、他のサービスをおまけで付けてくれました。
・・次の日以降、どこを目指すでもなく、黄色のマーチを走らせます。
沖縄の景色・・海、空、建物・・はとても綺麗で、それはそれは、桃源郷に近いものがありました。
しかし、私の頭や心にあったのは、現状への不満や、将来への不安ばかりで、沖縄の景色・・海、空、建物・・を、心底楽しむことが出来ません。
私は、今、目の前にただただ広がる、沖縄の素晴らしい景色・・海、空、建物・・を、楽しむことが出来ずにいました。
そんな折り、以前、雑誌で読んだ話を思い出しました。
・・私は、残りの旅費を計算し、余り銭4000円を握りしめ、パチンコ屋に向けてマーチを走らせました。
沖縄のスロット機は、本土のものとは少し違いがあり、以前から少し興味がありました。
→その他副業
沖縄のパチンコ屋にて【沖スロで勝って、4000円を増やし、リッチに過ごすプロジェクト】は15分で終了しました。残ったのは、2枚のコインだけでした。
プロジェクトに失敗した私には、お金までなくなってしまいました・・。
漫画ですと、「残念。チャンチャン。」と、コレで終わるのでしょうが、{人生という物語}は、死ぬまで、つじつまを合わせて続いていきます。
パチンコ屋で減らしたお金を悔やみ、自己嫌悪に陥りながらも、私の予定では、沖縄1人旅は、まだ1日半残っています。
{金なし・知り合いなし・帰った後の不安有り}で、桃源郷探しどころか、様々な不安感から、私は早く帰りたくてしかたありませんでした。
その後は、よくわかりませんが・・いろいろと巡り、本土に帰ってきました。
私が沖縄で見つけたのは桃源郷ではなく、{ソーキ蕎麦は美味しい}ということだけでした・・。
A桃源郷とは? 〜桃源郷のある場所〜
■私は沖縄旅行以来、{(物理的に)どこか他の場所}に、桃源郷を探すことを辞めてしまいました。
自分の心に問題があれば、たとえ素晴らしい場所(南国等)に行っても、楽しめないことがわかったからです。
きっと、心の問題だと思うのです。
「自身の心が桃源郷になっていなければ、物理的にどこに居ても幸せにはなれない。」ということと、「自身の心の中が桃源郷になれば、物理的にはどこに居ても幸せになれる・・ハズ。」ということが、沖縄1人旅によってわかりました。
結局、物理的な場所(4次元世界のスペース)は、どこでも良かったのかもしれません。問題なのは、自身の心の中のように思えました。
それから・・私の心の中への1人旅が始まります。
それは、心の中にある桃源郷を探す旅でもありました。
続きは心の仙人/仙女修行にて。
〜桃源郷のある場所〜
<writer 名無き仙人>
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バス男「僕は沖縄にも住んでみたいなぁ。」
バス子「南国に憧れる人もいるわよね。」
仙人「桃源郷は心の中にあるからこそ、どこに居ても、桃源郷探しの旅は出来るのかもしれぬのぉ。楽しい幸せな毎日になっていくと良いのぉ。」
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