順張り/チャートの見方   


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順張り/チャートの見方

■チャートの見方。順張りでの買いポイント/売りポイントとは?チャート分析と順張りの買値・売値。順張り逆張り。

順張り/チャートの見方
チャートからわかる順張りのコツ。


バス子「ねえ、バス男さん。株式投資って、順張りと逆張り、どっちが勝ちやすいのかな?」


バス男「うん?さぁ、なにその話。」


バス子「ちょっとぉ・・バス男さんって株式投資をしてなかったっけ?」


バス男「僕、途中で辞めたから・・仙人様に【順張り/チャートの見方】の話を聞きに行ってくれば?」


バス子「そうね。仙人の【順張り/チャートの見方】の話かぁ・・・」







〜順張り/チャートの見方〜

1.順張りと株価チャート

@順張り・逆張り/株価チャート

■株式投資もFXも、下図のようなチャートを見て、

「買い時」「売り時」を判断するものです。

まずは簡単に、チャートの見方を見てみましょう。
その後、チャートに現れる「順張り時の買いサイン」を学んでいきます。

順張りの買いサインやチャートの見方を見ていこう!



Aチャートの見方 〜順張り/チャートの見方〜
■下図のように、株価の値動きを「ロウソク足」というもので視覚的に現したものをチャートと言います。

チャートには、期間別に「日足チャート」「週足チャート」「月足チャート」があります。
一般的によく用いられるのは、1日単位での値動きをローソク足で表した「日足チャート」です。


では、「ローソク足」とはなんでしょうか?
ローソク足とは、1日の値動きを下図のように@陽線、A陰線、B十字線にて表したものです。
〜ローソク足とは?〜

@陽線・・終値がその日の始値より高い。1日の始まりに株価がついて以降、買い注文が多く、株価が上昇したことを意味する。

A陰線・・終値がその日の始値より低い。売り注文に押されて株価が下落。

B十字線・・その日の始値と終値が同じ。

※1始値 → その日、最初についた価格(多くはAM9:00付近)
※2終値 → その日、最後についた価格(多くはPM3:00付近)
※3高値 → その日、1番高かった時の価格
※4安値 → その日、1番低かった時の価格



〜出来高と移動平均線〜

@出来高・・チャート下部にある棒線が、1日の取引量を表します。
人気のある銘柄は出来高が多く、また、なんらかのニュースや発表があり注目が高まった銘柄は出来高が多くなります。
1日の出来高がほとんどない銘柄を買ってしまうと、「売りたくても、買いたい!という人がいないため、売れない・・。」という事態に陥ってしまうこともあるため気をつけましょう。

A25日移動平均線・・その日までの25日間の株価を平均してグラフ化したもの。
株価が25日移動平均線の上で推移している場合、25日移動平均線の傾きが右肩上がりとなり上昇トレンドを形成します。
逆に株価が25日移動平均線の下で推移している場合は、25日移動平均線の傾きが右肩下がりとなり下降トレンドを形成します。

B5日移動平均線・・その日までの5日間の株価を平均してグラフ化したもの。
短期的な株価の値動きの指標となります。

移動平均線は株価の上にあるときは株価上昇を抑える上値抵抗線の役割をし、逆に移動平均線が株価の下にあるときは株価下落を抑える下値抵抗線(サポートライン)の役割を果たします。

この「上値抵抗線の役割」「下値抵抗線の役割」に関しては、期間が長い移動平均線の方が強力であり、5日移動平均線よりも、25日移動平均線の方が、より強力な「上値抵抗線の役割」「下値抵抗線の役割」を果たします。



B順張り/逆張りのメリット・デメリット 〜順張り/チャートの見方〜
■株を買うタイミングには「
順張り」と「逆張り」があります。

順張り
→株価が上がってから買い、さらなる上昇を狙う買い方

・メリット
→ 上げ相場に強く、大きな利益が狙いやすい。

・デメリット
→ 買い判断が悪いと高値掴みとなり、その後暴落に巻きまれ大きな損失を被ることにも。
また、株式市場のトレンドが下降トレンドの場合、さらなる上昇を行うほどの力強い値動きをする銘柄が少ないため順張りで勝てる銘柄を探すことが難しい。


逆張り
→株価が下がったところで買いリバウンドを狙う買い方

・メリット
→ もみ合い相場に強い。
また、株式市場のトレンドが下降トレンドの場合でも、逆張りで買いに入ることが出来る銘柄は比較的探しやすい。

・デメリット
→ 底の判断が難しい。
「ここらが底値だろう。もう、これ以上は下がらずに今後はリバウンドするはずだ!」という判断を間違うと、ズルズルと下落に巻き込まれてしまう。
また、リバウンドによって買い時よりも値上がったとしても大きな値上がりは期待しにくい。



C順張り/買いのポイント 〜順張り/チャートの見方〜
■チャートから見る、「順張りの買いポイント」は以下の5つです。

まずは【底値からの大陽線】です。

しばらく底値でグタグタともみ合っていた株価が、ある日突然、出来高を伴って大きく上昇し、大陽線をつけることがあります。
そのキッカケは「決算の上方修正」など、なにかしらの高材料がある時が多いため、その後株価は、どんどんと上昇していくことになりやすいようです。

【底値からの大陽線】での買いポイントは、底値が堅く、下落リスクが少ないため安心であり、上昇余地も十分にあるため買いやすいポイントではあります。
ただ、底値でもみ合っていた中で、パっと大陽線が出たからと言って必ずその後、グングンと上昇するとは限らず、中には、その日1日だけ、もしくは2〜3日上がっただけで、その後すぐに株価は下落し、また底値でもみ合い始めることもあります。

【底値からの大陽線】での買いポイントは、特にスイングトレードでは人気な買い場です。


次に【移動平均線越え】です。

移動平均線は、株価の上にあるときは上値抵抗線となり株価の上昇を妨げるのですが、株価が移動平均線を越えると、今度は移動平均線が下値を支えるサポートラインの役割を果たし始めます。
株価が下落するにしても、移動平均線が下値を支えるサポートラインの役割を果たしている場合、そのサポートラインを割るには「売り圧力」が強い必要があるため、なかなかサポートラインより株価は下がらなくなります。
ですから、【移動平均線越え】は買いポイントとなります。

ただし、移動平均線が右肩上がりになっている必要があります。
下落していた株価が反転し、急上昇した場合、まだ25日移動平均線は右肩下がりの場合があります。
そのような時は、移動平均線が右肩上がりになっていないため、理想的な買いポイントとは言えません。

また、【移動平均線越え】は買いポイントなのですが、5日移動平均線よりも、25日移動平均線の方がサポートラインとしては強力のため、5日移動平均線ではなく、「株価が25日移動平均線を越えてから」の方が安心して買えるポイントとなります。


次に【上値抵抗線越え】です。

上値抵抗線を中々越えることが出来ず、何度も上値抵抗線ではね返されていた株価が、ある日上値抵抗線を越えると・・
その抵抗線以上の価格で、株を買っている人は少ないため、多くの株保有者は含み益が出ている状況であり、株をもっている人は、「よし!株価よ、もっと値上がりするのだ!」という心理状態ですから、「焦って株を売りたい人」が少ないため、「株を買いたい人」と「株を売りたい人」の需要と供給のバランスが崩れ、株価はグングンと上昇をし始めることがあります。
関連株を買うタイミング(買値以上の高値で買う人の有無)


次に【もみ合い上放れ】です。

【もみ合い上放れ】のチャートは、上値抵抗線に上値は抑えられつつも、下値も、サポートラインに支えられている状況でもみ合いつつ、株価の値幅の上下幅が徐徐に狭まり・・最後に、株価が上値抵抗線を越え、もみ合い状況を突破するのです。

もみ合っている際にエネルギーを蓄えていた分、上値抵抗線を越え上昇し始めると一気に株価が上昇し始めることもあります。


最後に【高値更新】です。

株価が高値を更新した場合、その{高値}以上の価格で株を買っている人はいないため、株を保有している人は、皆、利益が出ている状況です。
ですから、皆、心に余裕があり、その株をもっている人はみんな、「よし。○○円の含み益が出ているぞ。もっと含み益を増やしたいな。」という心理状況のため、焦って株を売ろうとしません。
そのため株価は、「売りたい人」は少ないのに「買いたい人」はいるため、需要と供給のバランスが崩れ、どんどん上昇していくことに、なる場合もあります。
また株価が高値にある場合は、空売りも入りやすく、その空売りを踏み上げていく時には、大相場に発展することもあります。

しかし、「好決算」などの好材料もないのに、ただ値動きの良さから株価が上昇しているだけの場合は、多くの場合、そのうち株価は天井となり、急激に下落し始めるものです。
そのため、「なぜ高値を更新したのか?」という理由を確かめ、たいした理由もないのに高値を更新している場合は、無理して買わない方が良いでしょう。
特に、相場全体の地合いが良くないときには、無理して買わない方が良さそうです。


上記5つの順張り買いポイント以外にも、「2段上げ」「大台乗せ」などもありますが、チャートから見る{順張り買いポイント}は難しいものではなく、株の売買を実践で行っていく中で、自然とわかり、身についていくようです。



Dまとめ 〜順張り/チャートの見方〜
■まったく株取引をしたことのない人や、株投資初心者の方の場合は、実践の取引を行っていく中で、上記の事柄は、徐徐に理解できるようになるようです。
「習うより、慣れろ」ですね。


順張りでの買いは、相場全体が上げトレンドで個別の銘柄もグングン右肩上がりしている状況ならば、逆張りでは不可能なほど、大きな利益を手にすることができるようです。

2003年から数年間続いた、相場全体の上昇トレンドの際、個人投資家の中から‘億単位’の利益を出した人達が出ました。
その人達は皆、上げトレンドを背に、順張りの買いによって大きな利益を手にしたのです。

★追記★
2013年から始まった上昇相場でも、順張りで億単位を稼いだ個人投資家が多くでましたね!

しかし、世の中が不景気で相場全体が下げトレンドで個別の銘柄も、あまり上昇する勢いがないときには、順張り投資をしても、なかなか上げトレンドの時のような利益は出しにくいものです。

世の中が不景気で相場全体が下げトレンドの時は、グングン右肩上がりに上げていく銘柄を探すこと自体が、なかなか大変です。

そのような下げ相場の時は、逆張り投資も行っていく必要がありそうです。



さて、実際の株式市場では、大きなトレンドの影響や「地合い」の関係などにより、チャートでは「買いサイン」が出ているのに、実際に買ってみると株価は下落し損をすることも、よくあるものです。

チャートはあくまで過去の値動きを表示するものにすぎないためです。

しかしそれでも、勝率を高めていくためには、しっかりとチャート分析を行い・・そして、大きなトレンドの影響や「地合い」を正しく見抜き、
負けも含めてトータルでは勝つ意識をもつことが重要なようです。
関連株投資初めてのコツ

チャートでは「買いサイン」が出ているのに、そのサインは結果的に「だまし」になることもありますから、100戦100勝することは不可能とも言えそうです。

株を100回買えば、必ず何回か、何十回かは、負けます。
買ったときより、株価が下がるときは、あるのです。

だからこそ負けも想定の範囲内にいつも入れておき、負けも含めてトータルでは勝つ意識が大切なのかもしれません。


〜追記〜
順張りは、上昇相場で力を発揮しますよね。

ただ、相場は上がる時もあれば下がる時もあるし、低迷を続けることもあります。

よって私は、勝ちやすい相場の時には株式投資に投資するのですが、そうでない時期は、手堅く、毎月、利息収入を得られるソーシャルレンディングに投資しています。

ソーシャルレンディングでは、利回り7〜8%程度で運用できるので、株式投資で投資しにくい時期に重宝します。

株のように短期間で大勝ちする可能性はありませんが、手堅くコツコツと、運用していくには向いていますね。

少額から投資可能であり、分散投資先の1つとしても重宝するソーシャルレンディングについては、

@高利回りソーシャルレンディングとは?仕組みを解説!体験談も(超高時給の投資)

A僕が資産運用をクラウドファンディング投資型で行う理由3つ(クラウドファンディング投資型の魅力)

Bソーシャルレンディングは怪しい?危険性や貸し倒れ率を詳しく(失敗しないコツ)

の記事がおすすめです。


〜順張り/チャートの見方〜
<writer 名無き仙人>


★よく読まれている記事★
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バス男「ほうほう。チャートにも、いろいろな種類があるのだなぁ。」


バス子「チャートの勉強も楽しいわよね。」


仙人「チャート分析は難しくないため、実際の売買を行っていれば、徐徐にわかっていくようじゃのぉ。ちなみにチャート情報を見る際には楽天証券のマーケットスピード(体験談)がお勧めじゃよ。」


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