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田舎暮らしの生活費はいくらかかる?
■自給自足の生活は田舎暮らしなら可能?
田舎暮らしの生活費はいくら必要?自給自足生活は可能?
バス男「田舎暮らしでの自給自足生活に憧れるな〜。でも・・」
バス子「でも、お洒落もショッピングも出来ないわね。」
バス男「ショッピングなんて、どうでもいいよ。田舎にはギャルがいないかもしれないんだ!」
バス子「ちょっと、叫ぶのはやめてよ。自給自足生活なら仙人に聞けばいいじゃない。」
バス男「仙人様の【田舎暮らしの生活費は高い?】の話・・。」
〜田舎の人たちのリアルな生活とは?〜
1.自給自足生活をしたい!
@田舎に住めば生活費は安くなる?
仙人「田舎でも自給自足の生活をしている人は、見たことないのぉ。半自給自足の生活ですら、TV画面の世界じゃよ」
東京などの都会で仕事に忙殺される毎日を過ごしていると「田舎で自給自足的に暮らしたいな」と思うことがありますよね。
・貴方が都会で頑張る理由【心が満たされていないから】私が沖縄の島時間で学んだ「本当の幸せ」
田舎だと生活費がかからず、半自給自足的に暮らすことが出来そうなイメージがありますが、実際のところ、どうのでしょうか。
今回の記事では{田舎で自給自足的に暮らす現実}を見てみたいと思います。
まず、一般論から。
自給自足の生活は田舎暮らしなら可能?現実を見ていこう。
@田舎で生きる生活コストはいくら?
都会から田舎へ引っ越し、田舎に移住する場合、{家にかかるお金}は安くなりそうです。
※この記事で言う{田舎}とは「最寄りのコンビニまで車で20分」「畑と田んぼと山しかない」などの地方のド田舎のことです。
賃貸(空き家の貸出)に住む場合も、安いところでは家賃1〜2万円と安いし、土地は安いため都会に比べると中古物件も安く手に入ります。
固定資産税も都会よりかは安いです。
町によっては移住者を増やしたくて、条件つきではありますが、家をほぼ無償で提供している自治体もあるようです。
田舎に住めば家にかかる費用は都会よりも安くなるよ
Aその他の生活コスト
しかし、その他の生活コスト(生活費)は田舎でも普通にかかります。
たとえ田舎での1人暮らしだとしても普通の家に住み、普通に生活をしようと思えば、月々・・
・水道代3000円
・電気代4000円
・ガス代4000円
・通信費(ネット代や携帯電話代)8000円
・衣服費3000円
・食糧費40000円
・各種保険(生命保険や医療保険など)5000円
・雑費/交際費/娯楽費(冠婚葬祭費用や娯楽費含む)30000円
・車の費用(ガソリン代等含む)30000円
田舎では車が必須です。
・車にかかるお金は軽自動車が安い!維持費を安くする私の方法(車両費の節約術)
などが都会で生活するのと同じようにかかり、国民年金などの税金の支払いもあります。
上記の金額で計算しても1ヵ月の生活費は少なくとも10万円〜15万円くらいかかります。
仙人「綺麗な広いアパートに住もうと思えば、家賃は、田舎でも月5万円はするからのぉ。地域によっては、綺麗なアパートがないところも多いが」
バス子「田舎でも、普通に1人暮らしすると1カ月の生活費は20万円はかかるわね」
バス男「だから田舎の若者は、お金がないし、実家暮らしなのかぁ」
仙人「田舎も生活費はかかるのぉ。都会の人が思っている以上に、田舎は生活費が高いのぉ」
家族で住む場合は、学費もあるし、もっと生活費が必要でしょう。
普通に生活しようとすれば1人暮らしだとしても毎月、生活費で、現実的には10万円〜20万円以上のお金が必要となりそうです。
仙人「田舎の人が給料安いのに、やっていけるのは半自給自足生活だから、ではなくて、家が親から相続した持ち家じゃからじゃよ」
バス子「都会から田舎に移住してきた人は、住居費がかかる分、生活費がきついわね」
また、田舎では{バスは1日に一本。町内には線路はないから駅もない}ということで車が必須になります。
車の維持費には、
・保険代(毎月必要)
・ガソリン代
・オイル交換費用
・部品交換費用(タイヤ交換など)
・車検費用(2年に1回)
・車本体のローン(現金一括で買わない限りローンで購入することになる)
などのお金がかかります。
年間で20〜30万円は必要となる場合が多いでしょう。
田舎暮らしでは駐車場代は、必要ない場合がほとんどでしょうが・・。
車の維持費も含めると、娯楽費や交際費を節約しても突発的な支出を考えて計算すると1ヵ月の生活費は月20万円くらいは必要となるでしょうか。
仙人「田舎に住む人達の8割〜9割は、質素に暮らしておるよ。田舎でも生活費が普通にかかるのが現実じゃから」
賃貸の場合は家賃、持ち家の場合は固定資産税や家の修繕費(外壁塗装の積立て金など)が必要となるので、たとえ田舎暮らしでも、毎月、かなりのお金が必要となることがわかりますよね。
田舎だと自給自足的に生活出来そうなイメージがあるけど、普通の生活をしようとすれば現実的には1人暮らしでも毎月15万円くらいは必要になるよ。
だから田舎でも、手取り15万円程度の月収はないと、暮らしが成り立たないわけですね。
そのため田舎の現実としては。
田舎の若者は実家に住んで住居費を減らしたうえでも「あ〜、お金がない。」と言うことになるケースが多いようです。
田舎では給料の多い仕事が少ないからです。
・田舎暮らしには仕事がない?あることはあるが・・
田舎でも生活費はかかるよ。だから都会と同じように田舎の若者は「働いているのに金がない」と悩んでいるよ。
田舎で暮らしさえすれば、ゆるい感じでスローライフが送れそうですが、そうでもない現実がありそうですね。
地元の人含め、多くの田舎暮らしの人は、普通に家に住み、普通に働き、普通に生活をしているため、上記のような感じです。
つまり生活費を毎月、結構な額、支払っているわけです。
イメージ的には、田舎の人は自給自足的に暮らしているイメージがありますが、そんなことはなく、朝は起きたらスーパーで買ったパンなどを食べて、職場に行き、昼間は働いて、夕方〜夜には家に帰り、TVを見ながらスーパーで買った食材を調理しご飯を食べて寝る・・
という都会の人と同じ生活をしており、生活コストも、ほぼ、同じようにかかっています。
違いは、通勤が電車か?バスか?くらいでしょうか。
田舎では庭の畑で野菜を育てている人が多く、近所付き合いで野菜をもらうことがあるため、野菜を買う機会は都会の人より少ない人が田舎には多いですが、田舎での生活であっても米を無料でもらうことはなく、もらえても家庭菜園で育てている野菜くらいです。
だから食費も普通にかかります。
兼業農家で米を作っていたり、米を知り合いの農家から直接買っている人は多いため、都会よりかは安く米が手に入る傾向にはありますが、その程度で、肉も魚もパンも牛乳も醤油も酒も卵もスーパーで買っている現実があり、スーパーの食料品価格も日用品価格も都会と変わりません。
視界に入る多くが田んぼと山であるド田舎でも、地元の多くの人は普通に生活をしていて普通に生活費がかかっているよ。
「鶏を飼っていて卵は鶏が産んだ卵を・・」なんてイメージもあるけど、そんなことは田舎でも、そういうのが好きな超少数の人しか、やっていないよ。
そのため、田舎でも自給自足気味に暮らしている人を見かけると「おっ!」という感じです。
「あの人は、あーゆう生活が好きなんだろうな」という目で、田舎の地元の人も、その人のことを見る感じでしょうか。
田舎にはたまに自給自足的に暮らしている人もいるけど少数派だよ。
都会の若者からすると、薪で風呂を焚き、星空を眺めながら五右衛門風呂に入るのが「お洒落なスローライフ」に感じますが、田舎の高齢者からすると「あの人は、お風呂を新しくするお金がないんだろうな」と思うわけですね。
<ガチな自給自足暮らしの例>
田舎には、少数ですが自給自足的に暮らしている人もいます。
田舎で半自給自足的に暮らしている人は、例えば、こんな感じでしょうか。
・住居費用
実家にそのまま住んでいるパターンや、知り合いの大工さんに手伝ってもらって古民家を改装するパターン、それに知り合いの大工に手伝ってもらいながら小さな家を建てるパターンなどにより、家をゲットしているケースが多いようです。
家が安く手に入れば、あとは家にかかる費用は{固定資産税}と{修繕費}となります。
普通に家を買うと何千万円もするため、家が安く手に入るなら、それだけで大きな節約になりそうですね。
・水道代3000円
水道代は普通に払っているか、もしくは井戸水で生活しているパターンもあるようです。
・電気代4000円
電気代は普通に支払っているケースが多いよう思います。
・ガス代4000円
ガス代も普通に支払っているケースが多いよう思います。
・通信費(ネット代や携帯電話代)8000円
ネットはひいておらず、携帯だけもっている人が多いようです。
他はすごく自給自足的な生活なのに、若い人の場合は携帯だけは最新型だったりするみたいです。
・衣服費1000円
服には最小限のお金しか、かけない人が多いようです。
田舎ではお洒落しても仕方ありませんものね。
・食糧費10000円
田舎で自給自足的に暮らしている人は、米を栽培していたり、米を親戚からもらったり、鶏を飼っていて卵は無料だったり、魚は釣ってきたり知り合いからもらったり・・もちろん野菜は育てているので、「買うのは、肉と納豆くらいかな」というケースも多いようです。
自家製のパンやジャム、はちみつを作っていたりする人もいますよね。
田舎で自給自足的に暮らそうとすると、食費は削りやすい部分となるようです。
ただ、それでも各種保険や、雑費/交際費はかかるし、国民年金などの税金も支払う必要があります。
子供がいるなら学費の積み立ても必要でしょう。
作業するのに軽トラは必要なため車は必要ですし、車の維持費用もかかります。
よって、田舎で自給自足的に生活をしても、普通に生活費はかかるようです。
日本国では完全な自給自足は難しいみたい。
だから、田舎で自給自足的に暮らしている感じの人も現金収入が入ってくる事業をされている人が多いですよね。
農業やってたり、民宿をしていたり、カフェを経営していたり・・田舎で自給自足気味の生活といえ、現金が必要だからです。
自営業のため時間の融通はきくから、お金を出して買えば早いもの、例えば家具などを手作りしていて{家具代金を節約した}という感じでしょうか。
手作りの家具で暮らしたり、庭に手作りのハンモックを設置したりって、スローライフだし、丁寧な暮らしだし、素敵ですよね。
でも、現実的には生活費がかかるようです。
仙人的に「家は、あの山の中にある洞窟で、風呂はないから川で体を洗っていますが、何か?」というレベルで自給自足するなら別だけど。
田舎でスローライフするにも、生活費はかかっちゃうみたい。だから田舎で自給自足の生活をする場合でも収入を得る手段が必要になるよ。
A田舎でスローライフをしたい
田舎で生活費がかからなければ働く必要がないため、ゆるくスローライフを送れそうですよね。
で、田舎では生活費がかからない自給自足的な暮らしが出来そうだから、都会での激務な仕事を辞めて、田舎で自給自足的な生活にしようかと思うケースもあるのですが、現実的には田舎での暮らしにも、毎月、生活費が必要で、お金が必要となるようです。
田舎で完全な自給自足生活が出来れば理想だけどハードルは高いみたい。だから田舎に住んでいる人達も、普通に働いて生活費を稼いでいるよ。
日本は生活コスト(生きるために必要となるコスト)が高い、とも聞いたことがあります。
いつでも水道の蛇口をひねれば水は出るし、停電になることはないし、ガスも使えて便利だけど、高い{水道光熱費}が確実に毎月、必要となってくるのは生きるうえでの重しでもありますよね。
で、それら水道光熱費は田舎での生活にも、かかります。
・簡単!冬の電気代の節約方法(電気代を安くするコツ)
・冬のガス代の節約方法!ガス料金の節約グッズも(ガス代の節約術)
太陽光発電を設置し、蓄電池もおいて、オール電化にしてしまえば電気代とガス代が必要なくなりそうですが、初期費用がかかりますよね。
田舎の古民家で、太陽光発電が設置されていて、蓄電池もあり、オール電化の家なんてないので、理想的ではあるものの、実現させるには何百万円の初期費用がかかり、なかなか難しいようです。
生きるためのランニングコスト(必要最低限の生活費)が下がれば、ベーシックインカムを導入するのと同じような効果があり、もっと生きていきやすい世の中になると思われるのですが、なかなか難しそうですね。
・ベーシックインカムとは?メリットとデメリット【反対派/賛成派の意見】(ベーシックインカムまとめ)
でも、将来的には、電柱とつながっていない家・・・オール電化で電気は太陽光発電と蓄電池で賄う家も増えてくるのかもしれませんね。
電話線と繋がっていない家が増えたように・・。
さて、今回の記事も最後までありがとうございました。
感謝しています。
★本の紹介★
田舎で月3万円稼げるビジネスを複数もって、自給自足的に生活する方法もありそうです。
「月3万円ビジネス」を読んでみましたが田舎での自給自足生活に興味がある人なら楽しく読めると思います。
〜追記〜
田舎で快適な自給自足の生活をするには、投資含めネットで稼げるようになると理想的ですよね。
山奥でない限り、日本は田舎でもインターネットは使えるからです。
ネットで稼いだことがない人からすると、非現実的に聞こえるかもしれませんが、投資含めネットで稼いでいる人からすると「田舎で自給自足的にスローライフしたいなら、投資とネットからの収入は必須だろ?」だと言えそうですね。
田舎暮らしには仕事がない?あることはあるが・・(田舎の仕事事情のリアルとは?)にあるとおり。
田舎にも仕事はありますが、フルタイムで働いても収入が少ない中小企業や零細企業の仕事が大半であり、フルタイムで働くなら田舎で暮らしても基本的な生活感覚は、都会での生活と、あまり変わらないと思います。
・田舎暮らしには仕事がない?あることはあるが・・(田舎の仕事事情のリアルとは?)
逆に投資含めネットからの収入があると「ネットさえ繋がれば、どこでも住む場所は良いので、だったら田舎でのんびり暮らすか?」という発想が自然と出てくることになりそうですね。
投資やネット副業については、
@副業で月3万円稼ぐ私の方法2つ!随時更新(月3〜5万円の副収入を稼ぐには?)
A月1〜2万円の副収入を手堅く投資で稼ぐ私の方法(副収入を稼ぐには?)
B配当金生活は可能?(配当の仕組みと配当金生活のリスク)
Cリートの分配金生活をするには?必要資金額やコツ(リートの分配金生活をするには)
Dソーシャルレンディングで配当金生活はいくらから可能?本気の検証(いくらでリタイア可能?)
が詳しいです。
<writer 名無き仙人>
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バス男「田舎での生活にも、お金がかかるんだな〜。」
バス子「田舎で自給自足の生活ができるなら、田舎の人は働かないわよね。」
仙人「関連記事としては、田舎に住みたい理由!田舎暮らしのリアル6つ(田舎に住むメリットとデメリット)や、田舎暮らしには仕事がない?あることはあるが・・(田舎の仕事事情のリアルとは?)がお勧めじゃよ。」
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