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繁盛する店としない店(すぐ潰れる店)の違いとは
■お店を長く続けるコツ
独立起業・開業したい人、必見!商売/ビジネスが50年続く秘訣とは?
バス男「独立起業して飲食店を開業しようかな〜。」
バス子「でも飲食店って、つぶれるのが早いんでしょ?」
男「うっ。・・仙人様に【商売/ビジネスが50年続く秘訣】を聞きに行ってみようかな。」
子「仙人の【繁盛店の作り方!経営のコツ】か〜。」
〜商売/ビジネスが50年続く秘訣とは?〜
1.繁盛店の共通点は「誠実さ」
@長く続くお店の特徴と条件とは?
飲食店に限らず、長く繁盛する店の特徴は「誠実さ」です。
実家のガソリンスタンドが50年続いた秘訣と、赤字倒産した教訓から学んだ「祖父と父からの教え」です。
A10年以内に9割が潰れる
「飲食店は3年もてば御の字か」
飲食店を始める検討をしている知人と会話をしている中で「飲食店は3年もてば御の字」という話を聞き「飲食は、やっぱり厳しいんだな〜」と感じながら、5年以上継続しているwebサイト事業のありがたみを感じました。
※統計によると新規に設立された会社は10年以内に9割がつぶれるそうです。
お陰様で、名無き仙人のサイトは5年以上も継続させて頂けています。本当に、ありがとうございます。
そんなことを考えていると、ふっと実家のガソリンスタンドのことが思い出されました。
私の実家は爺様の代から父親の代まで50年以上、従業員数名の零細企業としてガソリンスタンドを経営していました。
「よくよく考えてみると、50年以上も事業が継続したことは、とんでもなくすごいことだな」
幼い頃から、繁盛期には洗車の手伝いをしたりと、実家の商売を肌で感じつつ育った私は、無意識のうちに、商売・ビジネスについて学ばせて頂けていたのかもしれません。
そのことは、異業種ではありますがwebサイト事業の役にたっていると感じました。
カフェ、居酒屋、バー、ラーメン屋、スナック、パン屋、たこ焼き屋、からあげ屋、レストラン、弁当屋、移動販売・・・・飲食店開業においても、雑貨屋やエステ、便利屋などのお店においても、実家の零細ガソリンスタンドが、開店し繁栄し、その後衰退していき、最後は赤字になって倒産するまでの50年以上の歴史から学べる点は多いにありそうです。
まずは、実家のガソリンスタンドが、開店し繁栄し、その後衰退していき、最後は赤字になって倒産するまでを時系列で見てみます。
A繁盛店が赤字倒産するまでの50年の流れ
■実家のガソリンスタンドは、私の祖父が始めました。
@創業期
→敗戦時、祖父は朝鮮半島でイギリス人から「これからの時代は石油だ」というような話を聞いたそうです。
そして日本に帰国後、実家の田畑を売り払い借地で石油の小売(ガソリンスタンド)を始めたそうです。
当時は近隣にガソリンスタンドはなく、地域独占状態のため利益が上がったようで、そのうち店舗数が2店舗となり、儲かるからか、祖父が旅館の2階からお札をバラまいた、などの話も聞きました。
まさにバブル爺さんですね笑 →戦争/貧困/バブル/歴史は繰り返す理由(バブル爺さん)
ただ、忙しかったようで新婚旅行には行くことが出来なかったそうです。
そのうち、地域内に農協のガソリンスタンドができました。
すると祖父は「私の代でガソリンスタンドの商売は辞めないといけない」と呟いたそうです。
しかし、急に倒れたため、ガソリンスタンド事業は曖昧なまま継続されることになります。
A世代交代
→父が婿養子になる形で名無き家に入り、そのまま社長になりました。
その後、そこそこ黒字が続いていたようですが、大手のガソリンスタンドが参入してきて大手のセルフのガソリンスタンドが台頭し始めると価格競争が激化し、赤字になっていきました。
価格競争(値下げ合戦)が始めると、粗利益が減っていきます。
しかしランニングコスト(人件費や土地代など)は変わらないため、赤字になってしまうようです。
そして辛いことに、赤字なのに、従業員さん、取引先、お客様との関係や、再就職先がないこと、また世間体からお店を辞めることができず、借金額が膨らんでいくことになります。
お店を始めると、従業員さん、取引先、お客様との関係や、再就職先がないこと、また世間体から、簡単に辞めることが出来なくなる
赤字が続き借金額が毎年増えていく・・それは家族にとっても親戚一族にとっても辛く厳しいことで、家業のガソリンスタンドの借金が、母親はもちろんのこと、私含め子供達の人生にも大きな影響を与えることになります。
B学んだ点
■個人的には、実家のガソリンスタンド経営から、以下の点を学びました。
<繁盛店の作り方>
実家のガソリンスタンドは、農協のガソリンスタンドが出来るまでは繁盛店でした。
私が作った名無き仙人のwebサイトも、ライバルサイトが増えてくるまでは、お客さん(訪問者)が今より倍以上いて、繁盛していました。
繁盛店の作り方→独占営業ができる店を作ること
地域独占含め、競合する店がないお店を作ることが出来れば繁盛します。
仙人「接客とか、料理の味や価格以前の問題じゃよ。これは経営のコツでもあるのぉ」
経営者の1番の仕事は{儲かるビジネスモデルを考えること}です。
勝負は、開業・開店前に、既についてしまうわけです。
仙人「次は、赤字倒産から学んだ重要なことじゃよ」
@差別化できない事業
→ガソリンスタンドは、差別化やブランディングが難しい商売だと言えそうです。
どこのガソリンスタンドにいっても、ガソリン自体は同じだからです。その他のサービスも似通ったものになるでしょう。
すると、お客様は価格の安いお店に行くことになり、店側は、価格を下げることでしか来客数を増やすことができません。値下げ合戦に発展するわけです。
ガソリンスタンドに限らず、差別化できない商売や事業は価格競争となり、価格競争になれば体力勝負となり、資本の大きなところが勝つことになります。
江戸時代から資金や土地などを蓄えてきている財閥グループなどもある日本社会において、小資本ビジネスを展開するしかない私のような者の場合、差別化・ブランディング化できない商売は、大手企業に勝ちようがない商売だと言えそうです。
差別化・ブランディング化できない商売には手を出さない
飲食店で言えば、誰でも作れるメニューと味と価格ならば、お客様は価格の安いお店に行くことになり、値下げ合戦になります。
すると、資本の大きなところ・・チェーン店などが勝つことになりそうです。
個人で飲食店を始める場合、いかに、大手企業には真似できない「味・メニュー・価格・サービス・独自性」などを打ち出すか?が、大事になりそうですね。
例外としては、太陽光ビジネスがありました。
太陽光ビジネスでは、国が買い取り価格を決めているため値下げ合戦に発展せず、そのため資本が少なくても利益を出すことができたようです。
仙人「経営のコツがわかるから、太陽光発電投資も調べてみるのがおすすめじゃよ」
・産業用太陽光発電への投資!メリット/デメリット(不動産投資より手堅い)
Aライバル店は現れる
実家のガソリンスタンドは開業当初、地域にライバル店がなく独占企業状態のため、価格を下げなくても来客があり利益が上がっていたと想像されます。
しかし、参入障壁がなければ必ずライバル店が現れ利益率が下がっていくことになるようです。
それは、飲食店でもそうですし、インターネットビジネスでもそうでしょう。
今はライバル店がいなくても、その商売が儲かる商売ならば、必ず同じことをし始めるライバルが現れる前提で、対策を計画し始めると良いのかもしれません。
仙人「繁盛店を作っても、必ず真似する会社が出てくるから{真似される前提}で出口戦略含め、ビジネスプランを作る必要があるのぉ」
なお、出口戦略とは「儲けている時期に資産運用を始める」です。
今はライバルがいなくても後に必ず現れる前提で、差別化/ブランディングを行い商売/ビジネスを始めること。
B稼いだ金で資産を買う
実家のガソリンスタンドと同じ時期に、少し離れた地域でガソリンスタンドを始めて、未だに生き残っているガソリンスタンドがあります。
そこは、稼げていた時期に、稼いだお金で土地を買っていたようです。
今は、ガソリンスタンドからの利益は少ないと思われます。ただ、土地からの地代収入があるために事業を継続することができているのでしょう。
そういった「儲かっていた時期に不動産を買い、今は不動産が収益のメインになっている会社」は、ガソリンスタンドの会社に限らず、日本全国に多くあるようです。
稼いだお金は旅館の2階からばら撒かない。稼げているうちに稼いだお金で土地や収益不動産、株などの資産を買う
時流にのることができれば、商売では多くの金額を稼ぐこともできるようです。
しかし「ライバル店の出現」や「お客様のニーズの変化」「技術革新」などにより、儲かる時期が長く続くことは稀なのかもしれません。
会社が長く続く秘訣の1つは、稼げているうちに稼いだお金で資産を買うことなのでしょうか。
C撤退の判断
→「創業者には撤退時期がわかる」とも聞いたことがあります。
しかし、雇用がある場合、廃業や撤退は、非常に難しい話にもなるようです。
従業員さん、取引先、お客様との関係や、再就職先がないこと、また世間体からお店を辞めることができないケースは、少なくないと想像されます。
起業で失敗【その後の再就職は厳しい現実と対策】大学生の起業?就職すべき理由(独立起業の1番のリスク)にあるとおり、独立起業の1番のリスクは「再就職先がなくなること」ですよね。
再就職先がないため事業の撤退が難しい側面もあるようです。
そういえば、父の知り合いのガソリンスタンドのオーナーは、実家のガソリンスタンドが赤字続きで廃業する10年も前に、時代を先読みしていたのか、経営していたガソリンスタンドを大手に売った、と母親から聞きました。
経営者にとって、最も難しいのは「@起業時に儲かるビジネスモデルを見つけ出し形にすること」と「A事業が傾く前に先を見越して売却や撤退の判断をすること」なのかもしれません。
Dランニングコストの高い事業
→実家の借金が膨れ上がったのは、ガソリンスタンドはランニングコストが大きくかかる商売であったからだと思われます。
倒産後、父親に過去10年〜20年の決算書を見せてもらいました。
土地代や車両費などもお金がかかるのですが、特に大きいのは、やはり人件費でした。
・人を雇うと廃業する理由(今の時代、お金は1人で稼げるが?)
たった2店舗のガソリンスタンドですが、正社員を雇用しており人件費が高かったこともあって年間のランニングコストは1000万円も必要で、黒字にするには、1000万円以上の利益をあげる必要があります。
仕入れ価格と売値の差額で儲けるのが小売店(ガソリンスタンド)ですが、価格競争が激しい中、お客様が、いろいろなガソリンスタンドに分散している中、規模が小さいので大量仕入れができるわけでもないため、仕入れ価格も高い中、仕入れ価格と売値の差額で1000万円以上の利益をだし続けるのは難しいだろうな、と決算書を見ながら感じました。
ただ、もしランニングコストの低いビジネス・商売であれば、利益が少なくても借金額は膨らんでいかなかっただろうと思われました。
もしかしたら事業を黒字で継続できたかもしれません。
例えば、1人で副業として行うアフィリエイトビジネスであれば、実際上の年間のランニングコストは1万円以下のため、売り上げも利益も0円であっても、借金が膨らむようなことにはならないでしょう。
・アフィリエイトの始め方【初心者が1年で月1万円を稼ぐ全手順】(アフィリエイトのやり方)
もしサラリーマンをしながら副業として取り組み、売り上げが月に10万円でもあれば、黒字で事業を継続できることになりそうですね。
年間のランニングコストが1000万円も必要なガソリンスタンドビジネスとは大違いです。
D立地も時代とともに変わる
→50年の時代の流れの中で、主要の道路も変わってしまいました。
するとお客様の流れも変わってしまったようです。
E人口も変わる
→50年の時代の流れの中で、人口も変化があったようです。
人口が減れば、その分、お客様も減ることになるようです。
F変化が激しい時代だからこそフットワークの軽い事業体
→土地を買い、店を作り、設備を投資し・・・と多額の初期費用を投入すると、初期費用を回収するまでの年数が自然と長くなります。
しかし変化の激しい今の時代では、初期費用を長い時間かけて、じっくりと回収できる保証がありません。
そういった意味では、初期費用も人件費も少ないフットワークの軽い事業体でいて、時代の変化に合わせ、商売やビジネスモデルを変えていけやすいようにしておくことも、1つの方法なのかもしれません。
C商売が長く繁盛するコツは人間性
■赤字が続いているのに、なにも対策をとらず、借金額だけが膨らんでいる状況の中、私をはじめ、家族は父親を責めました。
「父は時代を読む能力がない。商才がない。」そういうふうに責めていました。
そして、自分がインターネットビジネスを始めてみて、50年以上も続いた家業のすごさを、父の代からでも20年以上続いた家業のすごさを、痛いほど実感することになりました。
「飲食店は3年もてば御の字」という話や、「10年以内に9割が倒産する」という統計が物語るとおり、事業の継続は、本当に難しいことだと感じているからです。
私は自分で事業を始める前「父は時代を読む能力がない。商才がない。」と感じていました。
そして自分で事業を始めてから「父は本当に誠実な素晴らしい人だ」と考え方が変わりました。
※父は馬鹿正直者のタイプな人物なのです。
人間性が素晴らしくない限り、商才なんてあっても、商売を50年以上も続けることなんて無理だと感じているからです。
商売が長く続く大前提→社長・店主の人間性
商才なんてあっても、時代を読む才能なんてあっても、破滅原則的な人間性であれば、10年以内に倒産することになるでしょう。
自分で事業をやってみて、そのことを強く感じています。
「50年以上続いた」という実績からだけで、祖父や父の人間性が素晴らしいもので、多くの人から信頼され愛され、応援してもらえるものであったとわかりそうです。
・破滅原理と繁栄原則(2つの原理原則)
祖父・父の教え→商才などより人間性の方が大事。お店が50年続く秘訣は社長・店主の人間性
以前は、呑みにでた際に、店舗の立地やメニューや価格などに意識が向いていました。
最近は、呑みにでた際に、小さなスナックが30年、40年と続いているのを見ると「ここのママの人間性は素晴らしいのだろうな」と感じるようになりました。
いろいろな商売の形がありますが、自営業や零細企業においては、社長・店主の人間性が商売のコア部分なのかもしれません。
D「資産運用」が経営のコツ
変化の早い時代、事業や店を長く繁盛させるのは厳しいと感じています。
そのため「いかに資産運用からの運用益を作るか?」が生き残りの意味では重要となりますよね。
資産運用については、以下の記事が・・
・「初心者向け」少額から始める資産運用のやり方【おすすめ運用先】儲かるよ(儲かる資産運用の始め方)
運用資金作りで重要となる収入アップについては、以下の記事が詳しいです。
@職種別!おすすめ転職サイトと転職の仕方(ハローワーク以外)(職種別!転職サイトと転職のやり方)
A既卒やフリーターにお勧め就職サイトはコレ(既卒やフリーター専用の正社員就職サイト)
B副業で月3万円稼ぐ私の方法2つ!随時更新(月3〜5万円の副収入を稼ぐには?)
C月1〜2万円の副収入を手堅く投資で稼ぐ私の方法(副収入を稼ぐには?)
<writer 名無き仙人>
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バス男「スナックのママの話を聞きたかったな。」
バス子「他のサイトに行きなさいよ。」
仙人「関連記事としては、事業計画書の書き方!私の実例(本音の事業計画書を書いてみた)や、 主婦/女性起業家の成功と闇!失敗した「その後」借金返済のため夜の世界で働く転落人生(独立起業の闇の部分)がお勧めじゃよ。」
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