【旅と旅行】の違い「沖縄一人旅での学び」旅と人生について

旅と旅行の違い「私が沖縄１人旅で学んだ人生訓」

■沖縄一人旅での学び
旅と、旅行と、人生の違い。

バス男「旅と旅行の違いって、なに？」

バス子「そういえば、仙人が【沖縄1人旅で学んだ人生訓】で・・」

バス男「仙人様の【旅と人生について】の話？」

バス子「うん。仙人が言うには・・」

～沖縄１人旅から学んだ人生の教え～

１．沖縄一人旅での学び
①旅行と旅の違い
「旅をする心を、忘れていたな～」

本を一旦閉じ、運転席から見える空を見上げながら、２０代前半の頃までは旅行ではなく旅をしていたことを思い出しました。

旅とは冒険であり・・

旅行とは快適な観光です。

そういえば、沖縄に１人旅した時なんて、行きの交通手段だけ予約し、後は向こうについてから考える、そんな、自分でもその後がどうなるかわからないような旅をしていたなぁ。

あの時は、沖縄に着いてからレンタカー屋まで歩いていって車を借りて、それからあてもなく車で走って・・・寝るところがないから、とりあえずカプセルホテルや漫画喫茶を探して、

そうそう！

そういえば、ファミマの駐車場で食べてた沖縄ソバのカップ麺、美味しかったな。

滞在中は毎食、沖縄ソバのカップ麺食べたな笑

また、あの海を一望できるカフェに行ってみたいな。

あそこ、なんてカフェだったのだろう？

「なんか、今思えば、旅とは、かげがえのない大切な思い出だよね。」

パッケージ化された旅行や観光だけではなく、旅をすることが大事だと考えていて。

旅と人生は似ているところがあり、旅から多くの刺激や学びを受けることができると感じています。

旅には、旅行にはない自由があり、観光本には書かれていない穴場スポット等を見つけることもできて、そんな時には、なんとも言えない喜びを感じることもできます。

例えば、沖縄旅行では、皆はすし詰め状態で、区切られた枠内で泳いでいる中、ツアー旅行では決して訪れないであろう無人島のプライベートビーチにたどり着き、見渡す限りの青い海と空を独り占めできることだってありそうです。

・【宮古島】行っておくべき穴場のんびりビーチ3つ！１人旅にもおすすめ【体験談】

「でも、旅って、旅行とは違い、面倒なんだよね。この歳にもなると笑」

若い頃は、時間はあったものの今以上にお金がなかったため、深夜バスやフェリーで移動し、マンガ喫茶やカプセルホテルに泊まることをしていました。

沖縄に１人旅した時もそうでした。

お金のない貧乏１人旅は、自分と向き合う時間を作れ、ストレス耐性が身につき、旅には問題がつきものであるため問題解決能力を鍛えられ、知識や経験、見分が広がるメリットがあります。

が、実際のところ、とにかく金のない惨めな思いをすることになりがちで、お金のために出来ることが多分に制限され、リゾートホテルに入っていく車を羨ましく眺めながら「結局、世の中金だな」と思うことになり笑

マンガ喫茶では安眠できないこともあって、この歳にもなると、そういったサバイバルみたいなことをするのが面倒になってきていて・・

そういった意味では。

やっぱり、ある程度はお金にも余裕があって、南国リゾートを楽しめる普通のホテルに宿泊できる旅行の方が快適だな～とも思ってしまい、知らない行ったことのない地に１人旅をしようという気がなくなっていました。

「でも、そういった意味でも、やっぱり旅や旅行って人生に似ているよな～」

２０歳前後の若い頃は、好奇心も学ぶ意欲も旺盛で、「若い今のうちに、いろいろな経験をしておきたい！」という気持ちもあって。

旅行ではなく旅をしたり、会社員ではなく独立起業に憧れたりしがちですが。

年齢とともに「今更学んだって・・」と学ぶ意欲や好奇心も薄れ、かわりに｛安心・快適・楽｝などを求めてしまい、若い頃は定職に就かず好きなことをしてきた人でも、３０歳近くなると定職に就いて安心・安定したくなったり、結婚によって安心・安定を手にしたくなったりする場合もあるようで、・・

旅をしたい好奇心や学ぶ意欲や自分を高める意欲が薄れると、それが人生においても現れ、定職に就いて安心・安定したくなったり、結婚によって安心・安定を手にしたくなったりする場合もあるのかもしれないとも思いました。

世界１周１人旅に憧れバックパックをかるって世界をまわるのは、世界共通して若者であり、中年で世界１周１人旅をする人は少ないですが、歳をとると、好奇心も学ぶ意欲も失われがちだからなのでしょうか。

「何もない状態での旅は過酷すぎるからな」
お金もなく英語も喋れない状態で、知らない海外の地にバックパック１つで１人旅すれば、能力の高い人なら上手く楽しくやっていけるのかもしれませんが、私のような凡人の場合は滞在予定日数を無事に過ごすことで精一杯で、楽しむことはできないと思われました。

不安の方が大きくなるでしょう。

国内旅行ですら、私の場合は、そういった傾向があったからです。

それは人生も同じで。

お金も人脈もコネも何もない状態で、志１つで独立起業すれば、能力の高い人なら上手く楽しくやっていけるのかもしれませんが、私のような凡人の場合は赤字にならないことで精一杯で、楽しむことはできないと思われました。不安の方が大きくなりそうです。

一方、守られた旅行や、会社員での生活は、自由こそ制限されるものの、旅や独立起業のような過酷さはありません。安心していられます。

「じゃあ、過酷でもなく快適に安心して旅を楽しむためには？」

旅には旅の良さがありますが、何もない状態で旅をすれば過酷な目・悲惨な目に合う可能性がありそうです。

そういった目に合わずに、旅を楽しむためには、旅を楽しめるだけの準備・・・具体的にはお金と、自分自身の能力の向上が必要なのかもしれません。

言い換えると、無形資産と有形資産の蓄積、獲得が必要になるのかもしれません。

本の著者は、大学時代に訪れた南国の島に、将来住むためにはどうすればいいか？と考え、そのために必要なことをリストアップし、その必要なことを身につけるために自分を高めていったようです。

「旅行の安心・快適と、旅の自由や刺激の両取りをしたいなら、会社員をしつつ副業に取り組んでみるのもありだよね。」

実力も金もない状態で独立起業をすれば、それは人によっては、あまりに過酷すぎて楽しめない場合もありそうです。

英語を喋れないうえにお金もない状態で海外に１人旅すれば、過酷なものになるのと似ているかもしれません。

旅の場合は１週間や１ヵ月、１年で終わりがきますが、起業してしまうと死ぬまで厳しい競争の中で闘い続けなければいけません。それは実力がない場合、あまりに過酷すぎるものとなってしまいそうです。

始めこそ頑張れても、死ぬまで永遠と、この過酷な競争、不安定な生活が続くと思うと、燃え尽き症候群になってしまうことも多そうですね。

であれば、会社員を続けることで安心・安定を手にして、尚且つ、副業をすることにより、自由（どんなビジネスをするか？どんなふうにやるか？どんなスタイルで行うか？など、全てを自分で自由に決められる自由）と刺激とお金を手に入れるのも良さそうですね。

それは、旅行の中で終日フリーに動ける日を多く設け、フリーの日は自由に動き回ることができるようにすることで、安心と同時に、自由と刺激を手にするのにも似ているのかもしれません。

②旅行ではなく旅にいこう

私たちは歳をとるとともに、冒険心や好奇心、それに向上心などを失っていきがちなようです。

その生きる上での姿勢は「旅に行くか？それとも旅行に行くか？」にも表れるのかもしれません。

人生を旅する若い心を忘れないためにも、年に１回くらいは旅行ではなく旅をしたいものですね。

さて、今回の記事も最後まで目をとおして下さり、ありがとうございました。
感謝しています。

＜writer　名無き仙人＞

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