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日本を良くする方法がネット投票の解禁な理由
■少子高齢化問題の解決方法
日本を良くする方法は「ネット投票の解禁」!日本国家が辿るであろう道。
バス子「は〜ぁ、日本国は今後、どうなっていくのかなぁ?日本の将来が心配だわ。」
バス男「そうだよね。少子高齢化が進み・・と思うと、僕は心配でたまらないよ。」
バス子「そういえば仙人が【日本の運命〜日本国家が辿るであろう道〜】について話してたけど・・。」
男「ほ〜。仙人様の【日本を良くするには「ネット投票の解禁」】か・・」
〜日本国家が辿るであろう道〜
1.日本を良くする方法
@日本の過去と現状
日本の政治が変わらない理由は、投票数の多い高齢者が変化を嫌うためです。
政治家も「選挙で受かる」が最優先なので、高齢者優遇の政策ばかり打ち出すため、少子高齢化問題も解決されません。
以下の記事のとおりですね。
・インターネット投票選挙を反対する人の理由(政治が変わらない理由)
仙人「ネット投票が解禁されたら、若者の投票数が格段に増えて{受かる政治家}の顔ぶれが変わるのぉ」
バス子「若者にもメリットある政策を打ち出す政治家が増えるわね」
バス男「本気で40〜50年後を見据えた政策が増えて、少子高齢化問題も解決されそうだ〜」
バス子「高齢者は向こう15年くらい、自分たちが逃げきれたら、それで良いものね」
今回の記事では、以下の疑問に答えていきます。
@なぜネット投票が解禁されないのか?
A少子高齢化の解決方法とは?
B日本を良くする方法とは?
C現実的に日本国が辿るであろう運命とは?
A日本の過去と現状
日本という国家は、戦後、数々の危機を国民の集団行動で打破してきました。
50年代の労働運動や、60年代の安保闘争、そして70年代の公害闘争のときも、国民の怒りの行動が政治を動かし、‘国のあり方’を変えていきました。
しかし・・・バブル崩壊の頃を境に、日本国民は大人しくなりました。
政治や既存利権に反対する強い意見を言ったり、集団行動などをしなくなりました。
2011年3月11日に起きた東日本巨大地震によって原発問題が発生した際も、日本国民は愚痴を言うだけで、実際に行動をおこすことはしませんでした。
世界で経済不況に対するデモが頻出した時期も、日本ではデモが起きませんでした。日本も不況なのにです。
〜追伸〜
日本でも大規模な原発デモが起きましたね。
なぜ、昔は国民の怒りの行動が政治を動かし、‘国のあり方’を変えていたのに、バブル以降は国民が大人しくなったのでしょうか?
それは、日本の人口構造に関係があるのかもしれません。
‘国家’というものは、その国に住んでいる人間達で形成されるため・・「人数の多い世代」の影響力が、やはり大きいようなのです。
日本という国家は、戦後に生まれた団塊世代の人数が非常に多いです。
この団塊世代の人間は、自身の上司や親が「旧日本軍」の生き残りであった人達です。
上官から「死んでこい」「自決するぞ」と言われれば「はい!」と答えて、殴られ蹴られが日常茶飯事だった環境の中、月月火水木金金と毎日働いていた「旧日本軍」の生き残りが、自身の上司や親であったのが団塊世代の人間です。
そんな段階世代の人間達は、戦後の貧しい環境に揉まれて育ちエネルギッシュであり、人数も多いため・・50年代の労働運動や、60年代の安保闘争、そして70年代の公害闘争の時も、率先して政治や既存権力にぶつかっていきました。
しかし、バブル以降になると、段階世代の彼らには守るべきものが増えていきました。
年齢は40歳をすぎ、家庭も子どももおり、職場でも役職をもつようになり、自身の給料も増えていき・・今まで築いてきた{職・家庭・財産}などを失いたいくない‘想い’が増え、保守的になったわけです。
そのため、バブル以降は段階世代が率先して政治や既存権力にぶつかることをしなくなりました。
むしろ、バブル以降は人数が多くエネルギッシュな段階世代が、政治の世界や既存権力の地位に入っていき始めたため・・段階世代が政治や既存権力を守るようになり、逆に政治や既存権力が強固なものになっていきました。
人数が多い段階世代が必死に既存権力にしがみつき、既存利権を守っているため・・人数の少ない若い世代が「現状の日本はおかしい!」とデモを起こしても、人数が多い段階世代から抑えつけられるため無力であり無意味・・とも言える側面があるのかもしれません。
だからこそ、バブル以降になると日本では既存権力や政治に対するデモや抗議活動が行われなくなってしまい、どんどん腐敗/衰退していっているのかもしれません。
段階世代が40歳以降、既存権力や政治を守る側に変わったからです。
そして2012年現在、段階世代は年金を貰う年齢にさしかかっています。
人数も多く、投票率も高い段階世代が「老人に手厚い保護を保証する政党/政治家」に投票を行うため、「老人に手厚い保護を保証する政策」をとる政党や政治家が政権を握ることも予想されます。
ちなみに政治家の多くも段階世代の人間達です。
つまりインターネット投票選挙に反対する理由にあるとおり、現在の日本の政治は、政治家の年配者による、年配者のための政治であり、言い換えると・・
段階世代による、段階世代のための政治が行われているのが日本国であり、もう働くことはしない段階世代のリッチな老後の保障のために、若者は増税により税金としてお金を払うことになるのです。
働けない多くの老人が、年金もあり、医療費も安い、良い生活をしていこうとすれば、その負担は若者が背負わざるをえなくなります。
ですから、年金だけで年収200~300万円代を越える元公務員・大企業の年配者が結構な数いる一方で・・
週に5日8時間以上働くのに年収100~300万円代の若者が多くいます。
「お金をもっているのは実質的に生産活動を行っていない老人で、実際に現場で働いている若者は貧乏」という図式は、人口ピラミッドのせいなのかもしれません。
日本を良くする方法はネット選挙を解禁して若者の意見が届く政治を作ること!
若者の意見が届けば「少子高齢化は解決しないと僕らの将来がヤバい」ということで、少子高齢化問題に政治家も向き合うことになる。
仙人「今は、政治家も、投票する人も、高齢者ばかりじゃろ?」
バス男「自分たちは寿命的に逃げきれるから、関係ないため、少子高齢化問題とも真面目に向き合わないわけか〜」
A時代に乗り遅れる日本 〜日本国家の運命〜
書籍/社員を大切にする会社 ―― 5万人と歩んだ企業変革のストーリーを読んでみました。
これはインドのIT企業が、権限を現場の社員に移行させていくことで企業業績を大幅に伸ばした事例を紹介している本です。
産業時代、会社組織というのはピラミッド構造であるのが当然でした。
産業時代は、このピラミッド組織でも成り立っていたのです。
が、情報化時代に突入した現在、ハードよりもソフトの重要性が高まっているため、実際の現場で働く社員1人1人のやる気や活動が、企業業績を左右する状況になってきています。
そのため、インドのIT企業では、ピラミッド構造の上層部だけが権力や権限を握るのではなく、現場の若い世代の社員を大切にし、現場の社員に権限を移行させることで・・
現場の若い世代の社員のやる気や自主性/自発性を促すことに成功し、企業業績を驚くほど成長させたそうです。
ITの発達により、権力や権限をスムーズに移行させ、且つ、組織を運営していくことが可能になっているのです。
ピラミッド構造の上層部だけが権力や権限を握るのではなく、現場の若い人間に権限を移行させることで現場の人間のやる気や自主性/自発性を促し、業績を成長させる
今後世界中で、コレが出来る企業や国家は、まだまだ成長していくでしょう。
一方、権力を握る爺様達だけが密室で会議をし大事なことを決め、現場の若い人間の能力や可能性の芽を摘む状況を継続する国家や企業は、相対的に衰退していくことでしょう。
日本国で言えば、ピラミッド構造の上層部である官僚や国会議員だけが権力や権限やお金を握るのではなく・・日本の各地域で生活し働く現場の若者に、力や権限やお金を移行させ、若い世代のやる気や自主性/自発性を促すが出来れば、日本も活気が蘇ってくることでしょう。
2012年現在、若い政治家が地方発の活気を生み出そうとしています。
改革を行ったインドのIT企業のトップも、まだ若い方ですから・・
若いエネルギッシュな人材が政治の世界で活躍しすることで変えていけば、日本の運命も変わるかもしれません。
しかし未だにインターネット投票選挙が行われない現状を見るに、日本国家は運命のままに・・段階世代の意向に従う形で・・増税による負のスパイラルに突入していき、相対的に見れば、経済面は衰退していく国家になっていくでしょう。
人間は痛い‘想い’をするれば変わるため、大災害や日本国家破綻などが起きれば変わるかもしれませんが、そうでなければ段階世代が弱りゆく2020年〜死ぬゆく2025年くらいまでは、増税による負のスパイラルが続き、若い世代が伸び伸びと世に出る芽を摘まれる状況が続くでしょう。
B日本国家の運命
このような運命の日本国家に生きる若い世代は、運命に適応していきます。
他国に比べれば経済面は衰退していき、若い世代は不満には思うものの、どうしようもないため、この状況の中で楽しく生きていく道を模索し、この状況に適応していくでしょう。
というよりも・・基本的には「食欲」「異性欲(性欲)」が満たされれば人間は強い不満が湧きません。
若い世代は終身雇用が崩れ、「将来、確実に生活水準を維持していけるか?」という「安心欲」が満たされない部分に不満をもってはいますが、とりあえずは食べていけるし、携帯電話もネットもデート代もありますし・・デモをおこす!などの強い不満をもつに至らないんですね。
関連→生活水準を下げなさい
そのような意味では、出会いもお金も少なく結婚が難しくなってきている現状の方が、実は若者にストレスを与えていたりします。
若い世代は、ただただ、己の異性欲に突き動かされる形で生きている側面もありますから、「政治が・・」とか「増税が・・」とか「お金をもっているのは老人で、若者は貧乏」など、そんな難しい話は知ったことではなく・・ただただ、彼/彼女らにとっては己の異性欲が満たされないことの方が1番のストレスになりますから。
若い世代は、「働き生み出した富の多くが、会社の上層部の爺様にまわり・・税金として爺様・婆様にまわっている」という社会の構造なんかよりも、とりあえずの目先の異性欲や娯楽に興味がいく場合もあるようです。
で、現状の日本は、働きさえすれば、とありあえずのお金は手に入り、異性欲や娯楽欲を満たせる状況であるため、若い世代のほとんどの人は、
「それなりに働きご飯が食べれて、安心出来て、そして異性欲(性欲)が満たされるのに、暴動を起こしてまで・・」「いろいろ言っても、世界の他国と比べれば、日本は裕福だし・・。」という深層心理のようです。
ですから、日本では他国のような若者によるデモが起きません。
たとえ増税が続いても、とありあえずのお金は手に入り、異性欲や娯楽欲を満たせる状況が崩れるほどにはならないため、不満に思いつつも、その状況の中で生きていくことでしょう。
なんらかの大きな事柄が起きない限り・・この微妙なバランスは崩れることはなく、日本国は2020~2025年頃まで少しづつ増税の負のスパイラルの中でジワジワ経済面が衰退していくでしょう。
そして、そんな外的な環境に適応していくかのように・・若い世代は、ハデな消費に価値をおくのではなく、もっと違うもの・・人との繋がりや自己満足的な趣味、ボランティアなどに、価値の比重をうつしていくことでしょう。
Cまとめ 〜日本国家の運命〜
段階世代は、権限も権力もお金も、若い世代に移行させようとはしないでしょう。死ぬまで権限/権力/お金にしがみつくでしょう。
彼らは、そのような価値観のもと生きてきましたから。
そんな彼らが週1日休みで40年間働いてきたおかげで、現在の豊かな日本はあります。
ですから、老人のために増税されるのは仕方ありません。
彼らのお陰で、現在の豊かな日本はありますから。
これも、国家としての大きな運命の流れなのです。
人それぞれに運命があるように、国家にも運命があります。
歴史上、国家はそれぞれの運命の元に、繁栄・衰退を繰り返してきています。
そして私達は・・人生の運命/真実にあるとおり、たとえどのような運命であろうと、その運命の中で「楽しく生きる」をしていくまでです。
仙人/仙女修行者たるもの、たかが運命・・つまり外的な環境や事象ごときで、己の心の中にだけ存在している「幸せ」を左右されることのないよう、心の仙人/仙女修行に精進していきたいものですよね。
‘国のあり方’や政治に愚痴を言っても仕方ないと思うのです。
‘国のあり方’や政治に関する問題は、人口構造の問題であり、人々の価値観の問題であるため・・人口構造が変わるか、人々の価値観が変わらない限り、愚痴を言っても‘国のあり方’や政治は変わらないからです。
そして人口構造も人々の価値観も、街頭で演説したりビラを配ったりと啓蒙活動を行っても変わりません。
急速に人口構造が変わったり、人々の価値観が変わるとしたら・・それは大きな人災・天災が起きる時であり・・大きな人災・天災は運命の大きな流れの中で、起きる必要があるならば起きるでしょう。
ですから国家としての大きな運命の流れを受け入れ、より良い個人的な人生のために、より良い社会のために・・私達は私達1人1人が、他人と比較することなく、それぞれの「自分にとっての幸せ」を大切にし、それぞれが幸せな毎日を生きることで、自然と‘幸せのおっそわけ’を皆でし合い・・
‘国のあり方’や政治に己の幸せを依存するのではなく・・政治家任せにするのではなく・・1人1人が小さな‘幸せ’を世の中に自然と発信していくことで、1人1人発の、より良い社会実現を行っていけると良いですよね。
関連→苦行は辞めなさい
IT技術の発達により・・
往来のピラミッド型の組織から・・
↑のように、1人1人がフラットな立場で繋がる世の中に、どちらにしろ今後は全世界的に移行していきそうです。
このような1人1人がフラットな立場で繋がる世の中になればなるほど、1人1人が‘幸せ’を世の中に発信していくことで、1人1人発の、より良い社会実現が行われていくようになるでしょう。
以下の記事にあるとおり、政治もフラット化します。
・ネット投票ができない裏の理由は「政治家が不要になるから」解禁までの流れ(分散化する社会の流れ)
そしてこのような流れも、大きな運命の流れなのかもしれません・・。
<writer 名無き仙人>
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バス男「やっぱり少子高齢化だから、この先が不安だなぁ。」
バス子「少子高齢化社会の中で、楽しく生きていけるよう工夫しなきゃね。」
仙人「どのような世の中であろうと、その状況の中で、いつでも幸せに生きていくために、心の仙人/仙女修行を行うのじゃよ。」
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