他人と比較してしまう原因と対処法【相対性の罠】


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他人と比較してしまうのを、やめたい人へ

他人と自分を比べてしまう人へ
「相対性の罠/相対性の世界」から自由になる方法。

バス男「隣の席で合コンしている幸せそうなグループに【実は全部、激辛のロシアンルーレットたこ焼き】を注文してやりたいよね。・・よね?」


バス子「ちょっとぉ、そんなことで同意を求めてこないでよ。」


バス男「くそぉ。悔しいぃ。」


バス子「でも、他人と自分を比べると、惨めな気持ちになるわね。」


バス男「仙人様に【他人と比較してしまう】て、相談に行こうかな?」


バス子「仙人の【他人との比較をやめる方法】の話・・」






〜「相対性の罠/相対性の世界」から自由になる方法〜

1.他人と自分を比べてしまう原因と対処法

@車の運転中



良いなぁ。羨ましい・・。

車の運転中、赤信号で待っていると、隣に高級外車がとまっていました。

チラっと横目で見ると、高級感漂う車内では、高級そうなサングラスをかけた美男と美女が、楽しそうにお喋りをしていました。

まさに住んでいる世界が違うというか・・

私は自分の顔をミラーで見て落ち込み、自分の軽自動車の寂しい車内を見回しては落ち込みました。

「はぁ。私だって頑張って人生を生きているのに、あまりにも不公平すぎるよね。」
自分は自分なりに頑張って生きてはいるし・・さらには今後も頑張り続けたとしても、あんなに幸せそうな人生を送ることは出来ないであろうと思うと、自分の頑張りが虚しいことであるよう思え、不公平感にイライラしてきたのでした。

そういえば、世界には大富豪もいて、その家族は、生まれたときから、なに不自由なくリッチに快適に幸せに暮らすとも聞いたことがありました。

そういう話を思い出せば思い出すほど、自分の人生が惨めに思え、また、頑張りが虚しいことのようにも思え・・





名無き君は、他人と自分を比べてしまう
相対性の罠】にハマり込んでいるのかもしれないね(^_^)

「相対性の罠?」

相対性の罠とは、相対性の世界である現実世界の中で、【自分だけの幸せ】を基準に考え、他人との比較をし続けること・・なのだけど。

「相対性の世界である、現実世界?」

うん。



私達が生きている、この現実世界というのは、相対的に比較しあうことによって、始めて認識することが可能な世界であってね。

例えば、以下の魚は大きいかな?小さいかな?

うーん。わからないよね。比較対象がないから。


では、以下の魚は大きいかな?小さいかな?

この魚は小さいよね。携帯電話より小さいのだから。

このように、この世界は、相対的に比較しあうことによって、始めて認識することが可能な、相対的な世界なんだ。


〜この世界は、相対的な世界〜


だから例えば、憧れの人や憧れる男女になる方法(時空間仙術)にもあるとおり。

時間だって、1秒という絶対的な時間が最初からこの世界に存在していたわけではなく、単に物質の振動回数を比較することで、人間が作り出しているものにすぎないんだよ。

時間ですら、なにかと比較しないと、認識が出来ないわけだね。

「この世界は、相対的な世界・・」

うん。

話を元に戻すけど、相対性の罠とは、相対性の世界である現実世界の中で、【自分だけの幸せ】を基準に考え、他人との比較をし続けること・・であり、相対性の罠にハマっている場合の一生は、

「Aさんは、私より素敵な恋人をもっている、悔しい〜!」と落ち込み他人を羨んだり、「私はBさんより、テストで良い点をとった。ふふふ。」と他人を見下し優越感に浸ったり・・

「Cさんは、私より良い就職先に就職した。それに比べ私は・・」と落ち込み他人を羨んだり、「私はDさんより、良い車に乗っている。ふふふ。」と他人を見下し優越感に浸ったり・・

「日本は少子高齢化でお先真っ暗だ。それなのに他国は発展していて・・」と他国を羨んだり、「でも、日本はアフリカの貧困国よりは恵まれている。ふふふ。」と他国を見下し優越感に浸ったり・・

「Eさんは、私より良い伴侶と結婚し、良い家に住んでいる。それに比べ私は・・」と落ち込み他人を羨んだり、「私はFさんより、自由な身だ。ふふふ。」と他人を見下し優越感に浸ったり・・

「Gさんは、私より良い老人ホームに入っている。それに比べ私の入居している老人ホームは・・」と落ち込み他人を羨んだり、「私はHさんより、この人生で他者に貢献してきた。ふふふ。」と他人を見下し優越感に浸ったり・・

と、他人との比較ばかりをし続けて終わる人生、他者との比較によって感情も自尊心も上下に揺れてばかりの人生・・結局、周りとの相対的な関係性に振り回されて終わる人生、、、と、なってしまう場合もあるのかもしれないね。


〜相対性の罠→【自分だけの幸せ】を基準に考え、他人との比較をし続け、周りとの相対的な関係性に振り回されること〜


例えば「彼女の方が得じゃないか!?」という不満は、彼女と自分で「どっちが得をしているか?」の相対比較であり。

例えば「周りの幸せそうな男女が羨ましい」という不満は、自分と、周りの男女との相対比較であり・・

私達は何気なく、半無意識的に「彼女の方が得じゃないか!?」や、「周りの幸せそうな男女が羨ましい」などの言葉を使うことがあるけれど、実はそれらは全て、相対性の罠にハマっている場合に、でてくる言葉なのかもしれないね。


もし、相対的に比べる対象がいなければ。

つまり君が誰もいない惑星に1人で住んでいて、相対的に比べる他者がいなければ。

君は、今自分がやっている仕事ばかりの日々を、他の誰かと比べないため、「私の方が損している」「あの人の方が得している!」「彼女の方が得じゃないか!?」「周りの幸せそうな男女が羨ましい」と怒ってイライラすることもないし、不満を感じることもないのかもしれない。

私達の不満の多くは、
「Aさんばかり、得をしている。私ばかり損をさせられている。」
「彼氏ばかり良い思いをしていて、私ばかり我慢させられている。」
「Bさんはリッチな生活をしているのに、それに比べ私は貧乏で・・」
「楽して○○を得ている人達もいるのに、どうして私ばかり、我慢して△△をしなければならないの?」
などと、他人との比較によって生まれる不満なのかもしれない。

それは相対性の罠にハマっているから・・なのかもしれなくて、つまり相対性の罠にハマっている状態であれば、誰もいない惑星に1人で住んでいる方が、不満は出てこないのかもしれない。

誰もいない惑星に1人で住んでいれば、他人と自分を比べる機会がないから。


私達は、多様性に満ちた、この相対性の世界である‘現実の世界’に生きていて、(相対的に比べると)自分とは違うように見える、様々な他者との関わりの中で喜びだってたくさん得ているわけだけど。

相対性の罠にハマっていると、その素晴らしき{相対的な違い}が、逆に不満やストレスの原因となってしまったりも、する場合があるのかもしれない。

相対性の罠にハマっていると、他人と自分を比べ続け、自分より幸せそうな他者のことを「Cさんは、私より良い就職先に就職した。それに比べ私は・・」などと羨み、自分より不幸そうな他人を見ては「私はDさんより、良い車に乗っている。ふふふ。」などと見下し・・とし続けることになるから。


〜相対性の罠にハマると→他人と自分を比べ続け、自分より幸せそうな他者を羨み続け、自分より不幸そうな他者を見下し続けることになる〜


相対性の罠にハマるとね。

自分より幸せそうな人、恵まれているように見える人と自分を比べ、その結果、「Cさんは、私より良い就職先に就職したから幸せそうだ。それに比べ私は・・」などと、劣等感を感じることになり、自己肯定したいがために、幸せそうに見えるCさんのあら捜しをし始め、相対的に自分が幸せになれるよう、幸せそうに見えるCさんの足をひっぱり、自分がいる{不幸な場所}まで引きずり落とそうとしたり・・・

自分より不幸そうな人と自分を比べ、その結果、「私はDさんより、良い車に乗っている。ふふふ。」などと優越感に浸り、「Dさんは、あんなボロな車に乗って。ふっ。」と内心、他者を見下し続け・・

そういった、他人と自分を比べ続け、自分より幸せそうな他者を羨み続け、自分より不幸そうな他者を見下し続ける・・人生となってしまう場合も、あるのかもしれない。



今まで名無き君は、高校野球の時も、「運動神経の良い人達ばかり活躍できて不公平だ!」と不満を言い、社会人になってからも、「良い就職先に就職できた人ばかり得をしていて不公平だ!」と不満を言い続けているようだね。

相対性の罠にはまり込んでいる限り、死ぬまで、相対的に他人と自分を比べることにより生じる不満を、言い続けることになるのかもしれない。


「じゃあ、相対性の罠を抜け出すためには、どうすれば良いの?」

そのためには、考える基準を【自分だけの幸せ】から、【他者の幸せ】へと変えていく必要もあるのかもしれないね。

【自分だけの幸せ】を基準に考える場合。

他者の幸せのことではなく、【自分だけの幸せ】ばかりを基準に考えるから・・

「自分と相手では、どちらが得をしているか?(自分が得したい!)」
「自分と相手では、どちちが幸せか?恵まれているか?(自分が幸せになりたい!)」

と、思考が進んでしまうようだよ。

だからこそ。
「彼女の方が得じゃないか!?」という不満は、彼女と自分で「どちらが得をしているか?(自分が得したい!)」と、【自分だけの幸せ】を基準に、彼女と自分を相対比較してしまった結果、生じる不満でもあるのかもしれない。

「周りの幸せそうな男女が羨ましい」という不満は、自分と周りの男女では「どちらが得をしているか?(自分が得したい!)」と、【自分だけの幸せ】を基準に、自分と周りの人達を相対比較してしまった結果、生じる不満でもあるのかもしれない。

この思考回路では、相対性の罠の中で、自分より得していそうな人/恵まれているように見える人を見てはイライラし続けながら、もしくは自分より損していそうな人/不幸な人を見ては見下し続けながら・・と、なってしまうのかもしれない。

つまり、考える基準が【自分だけの幸せ】である限り。

名無き君は、相対性の罠の中で、一生、歳をとって老人になっても、尚、相対性の罠の中で、自分より得していそうな人/恵まれているように見える人を見てはイライラし続けながら、もしくは自分より損していそうな人/不幸な人を見ては見下し続けながら・・と、なってしまうのかもしれない。


「相対性の罠から、抜け出したい。もう、他人との比較をしイライラする人生は嫌だ!他人との比較で落ち込んだり、他人を見下したり・・と、もうしたくない。私は今後、他人との相対的な関係性に振り回される人生ではなく、もっと自由な、他人との相対的な関係性が絡まない、もっと自由な世界で生きていきたい!」

そう願うのであれば。

考える基準を【自分だけの幸せ】から、【他者の幸せ】へと変えていくのも良さそうだよね。

君が、【自分だけの幸せ】ではなく、【他者の幸せ】を基準に考えるようになれば。

君は、他人との相対的な関係性が絡まない、もっと自由な世界で生きていけることになるのかもしれない。

君が、【他者の幸せ】を基準に考えるのであれば。
「彼女の方が得じゃないか!?」
「周りの幸せそうな男女が羨ましい」
などの発想は、思考は、浮かんでこなかったのかもしれないね。

君が、【他者の幸せ】を基準に考えるのであれば。
「彼女に、もっと幸せになってもらうには?」
「周りの男女も、皆、同じ世界に生きる仲間なんだ。皆に幸せになってもらいたい♪」
そう、考えることになったのかもしれない。

そこには、他人との比較はないよね。
そこには、他人との比較によるイライラは、存在しないよね。


「考える基準を【自分だけの幸せ】から、【他者の幸せ】へと変える・・」

そうだね。
相対性の罠にハマる理由は、
@相対性の世界に対する理解が曖昧(つまり現実世界の幻術にハマり込んでいる→人生は夢(人生の正体))

A【自分だけの幸せ】を基準に考える(つまり破滅原則→破滅原理と繁栄原則(2つの原理原則))
から、でもあるのかもしれない。


【自分だけの幸せ】を基準に考える限り。
君が、いくら「この世界は、相対性の世界である!」と頭で理解しても、やっぱり、相対性の罠にハマり込んでしまうのかもしれない。



言い換えると、破滅原則{今さえ良ければ良いんだ/自分さえ良ければ良いんだ/金さえ手に入れば良いんだ}のままに、自分は自分は自分は自分は!と、自分のことばかり考えながら、と同時に、相対性の罠から自由になっていくことは、出来ないのかもしれない。

【自分だけの幸せ】に囚われていると、現実世界の幻術に囚われてしまうようなんだ。


そして逆を言えば。
「この世界は、相対性の世界である!」とは知らなくても、【他者の幸せ】を基準に考える場合は、相対性の罠にハマり込みにくいのかもしれない。

だから、「この世界は、相対性の世界である!」なんて知らずに生きていながらも、【他者の幸せ】を基準に考えて生きているため、相対性の罠にハマり込むことなく、(当人は心の中では)自由に生きている・・そういった人も、いるのかもしれないね。

一見。
人間の行動原理/行動心理の裏(社会システム次第で行動が決まる?)にもあるとおり、現状の社会システムを考慮しつつ、自分だけの幸せを求め続けたほうが、要領が良いように思えるし、お得なようにも感じるよね。

だから名無き君は、【自分だけの幸せ】を求め続けていて、【自分だけの幸せ】を基準に、物事を考え続けているのかもしれない。

【自分だけの幸せ】を求め続けたほうが、要領が良いように思えるし、お得なようにも感じるから。


でも、本当は。
<相対性の罠>のことまで考えるならば、【自分だけの幸せ】を求め続けるのは、要領も良くないし、お得でも、ないのかもしれない。

【自分だけの幸せ】を求め続ければ、どんどん、相対性の罠にハマり込むことになり、一生、他人と自分を比較し続け、「あの人の方が得をしている。私ばかり、損している!」などとイライラし続ける人生となるのかもしれないから。

そのため相対性の罠のことまで考えるならば、【他者の幸せ】を基準に考えてみるのも、良いのかもしれないね。

【他者の幸せ】を基準に考えるのであれば、他人と自分を比較し、「あの人の方が得をしている。私ばかり、損している!」などとイライラする機会はグっと減るだろうし・・

そうすることで、他人との相対的な関係性が絡まない、自由な世界で、生きていけるようになるようだから。


〜相対性の罠から抜け出す方法→基準を【自分だけの幸せ】から【他者の幸せ】に変える〜


ある意味、ま逆な考え方でもありそうだよね。

今まで、何十年間も【自分だけの幸せ】を基準に物事を見、考えてきていたのに。

それを、まるで逆回転させるかのごとく、【他者の幸せ】を基準に物事を見、考え始める・・

思考を、逆回転させるかのような・・


〜他者との相対的な比較が絡まない自由な世界へと行く方法→基準を【自分だけの幸せ】から【他者の幸せ】に変える〜




始めは難しいかもしれないけれど、これも慣れであり習慣のようだから、【他者の幸せ】を基準に考えることに慣れてくれば、もっと自然に、出来始めるようになると思うよ。


外見を見ただけではわからないのだけれど。

相対性の罠にはまり込み、他者と自分を比較し続けイライラしながら生きている人と、他人との相対的な関係性が絡まない、もっと自由な世界で生きている人とが、いるのかもしれないね。

「え?同じ地球に住んでいて、でも人それぞれで世界が違うわけ?」

そうだね。
その‘世界の違い’は、当人の心の中にのみ存在する違いのようなのだけど。

例えば・・
 →→  →→ 
個人的な世界観{この世界が、どんな世界に見えているか?}も、同じ地球に住んでいて、でも人によって違いがあるのかもしれないね。
詳細行動を変える方法(「見え方」「思い込み」「あり方/行動」の関係性)


「当人の心の中にのみ存在する{自由な世界}・・」

例えば、あるヨギの自叙伝のような人たちは、他人との相対的な関係性が絡まない、自由な世界で生きていたのかもしれないね。

賢者であった先生は、【他者の幸せ】を願い、慈しみ深い目で、他者を、この世界を、眺めているようだよ。

そういった、自由な世界で生きている人は。

外見を見ただけでは、私達と同じ世界で、同じように生きているように見えるけど、当人の心の中は、「あの人の方が得をしている。私ばかり、損している!」などの、他者との相対的な比較/関係性に縛られておらず、、、そういった人は、物理的には私達と同じ世界にいながらも、もっと自由な世界を生きているのかもしれないね。



人生の諸先輩方は、なんだか、幸せそうに見えたよね。

なんだか、どこか自由な世界に生きているような・・そういうふうに見えたよね。

それは彼らが、【他者の幸せ】を基準に考えて生きていたから、でもあるのかもしれない。

彼らは、【他者の幸せ】を基準に考えて生きているから、「あの人の方が得をしている。私ばかり、損している!」などと、他者との相対的な比較/関係性に縛られておらず、、、だからこそ他人との相対的な関係性でイライラすることのない、自由な世界に生きており・・そのため、なんとなく、どこか自由な世界に生きているような・・幸せそうな・・と見えたのかもしれないね。


「うーん・・。」



私達はどうも、我欲が強くなるほど、ついつい【自分だけの幸せ】を基準に考えてしまいがちに、なるのかもしれないね。

そして、人間の欲には様々あるようだけど、人間の行動原理/行動心理の裏にもあるとおり。

飽食時代を迎えている日本では、食欲は満たされることが多いようだし、現状では、お金と異性が絡む時ほど、我欲が強くなりがちなのかもしれない。

名無き君も、せっかく繁栄原則{正直/誠実/感謝/奉仕/謙虚/良心/他者の幸せを願う心}を意識し始めたことで、他者の幸せ願い始め・・

つまり、基準が【自分だけの幸せ】から【他者の幸せ】へと変わり始めたことで、相対性の罠から抜け出し始め、他者との相対的な関係性なき自由な世界へと進み始めていたのに。



お金が絡んだことで、ついつい、【自分だけの幸せ】を基準に考え始めてしまい・・「彼女の方が得じゃないか!?」「他の男が羨ましい」などと思うことになり、相対性の罠の中に逆戻りし、イライラし始めていたのかもしれないね。

「あっ、なるほどー。そう、そうなんだよ。言われてみれば、繁栄原則を意識し始めてからは、他人と自分を比べてイライラする機会が減り始めていて、、、それなのに今回、また他人との比較でイライラすることになって・・」

そうだね。

繁栄原則を意識し始めてから、【自分だけの幸せ】を基準に物事を見、考える機会が減り・・【他者の幸せ】を基準に考える機会が増えてきていたから、名無き君は自覚がなかったようだけど、実は、少しづつ相対性の罠から抜け出し始めていたのかもしれないね。

でも、お金が絡んだことで、ムクムクと我欲が大きくなり始め、【自分だけの幸せ】が基準となり、また、以前のように相対性の罠にハマり込み始めたのかもしれない。


「そっか。じゃあ、どうすれば良いの?」

相対性の罠から抜け出すためには、基準を【自分だけの幸せ】から【他者の幸せ】へと、変えてみるのも良さそうだよね。

だから、「周りの男女達皆に、幸せになって欲しい♪」と、他者の幸せを心から願ってみるのも良いのかもしれない。

エネルギー問題の解決策(人間や現実の正体)にもあるとおり、本来は、自分も他人も、同じ1つなのかもしれないしね。

そうすることで、「あの人の方が得をしている。私ばかり、損している!」などの{他者との比較によって生じる不満}は消えていき、自分の心が愛で満たされ始め・・他者はもちろん、自分自身が救われることになるのかもしれない。


「他者の幸せを願う、、、でも、私は自分がお金持ちになりたいし、自分が自分が自分が自分が・・」

うんうん。気持ちは、とてもわかるよ。

でもね、相対性の世界である現実の世界の中で、【自分だけの幸せ】を基準に物事を見、考えていると、相対性の罠にハマり込んでいき、

「自分が(相対的に周りの人達以上に)お金持ちになりたい!」
「自分が(相対的に周りの人達以上に)異性からモテたい!」
「自分が(相対的に周りの人達以上に)幸せになるために、他人を蹴落としでも自分が他人以上に良い結果を出したい!自分が自分が自分が自分が・・・」

と、思うようになり、勉強でも恋愛でも仕事でもお金でも、老後に入る老人ホームの賃料でも・・

周りの人達や他者に、相対的に勝つこと。
周りの人達や他者以上に、相対的に優れた結果を出すこと。

そればかりを考え始め、だからこそ【競争社会の渦】に、巻き込まれてしまうのかもしれないね。


「競争社会の渦?」



相対性の世界である現実の世界の中で、【自分だけの幸せ】を基準に物事を見、考えていれば、他人と自分を比べ始め、「Aさんは私より、良い職に就いている。私はAさんに負けている。悔しいー!私が幸せになりたい!」と思うことになり、

相対的に、他人より優れたい/幸せになりたい!ばかりに、他人(Aさん)と競争し始め、他人と競争し続け・・

そんなことをし続けていれば、この世界が、【競争的な世界(競争社会)】に見えてくることになるのかもしれないし、思えてくるのかもしれない。


でもね。

相対性の世界である現実の世界の中であっても。

【他者の幸せ】を基準に物事を見、考えるようになれば、「Aさんは良い職に就いている。喜ばしいことだな〜♪Aさんの幸せを、心から祝福しよう!」と思うことになり・・・すると、Aさんと競争しなくなるでしょう。

だから【他者の幸せ】を基準に物事を見、考えるようになると、この世界が【幸せに満ちている世界/互いの幸せを願い合う協力的な世界】に見えてくるのかもしれないし、そう思えてくるのかもしれない。



つまり、この世界が【競争的な世界(競争社会)】に見えているのは、相対性の世界である現実の世界の中で、【自分だけの幸せ】を基準に物事を見、考えているからでも、あるのかもしれない。

この世界は、比較によって物事が認識される相対性の世界であるから。

君が、【自分だけの幸せ】を基準に物事を見、考え、「私はAさんより、年収が多い。ふふふ。(私の勝ちだ!)」や、「Bさんの方が、私より年収が多い。悔しいー(私の負けだ)。Bさんが減給されれば良いのに!」などと、他者との比較によって幸せを感じようとする相対性の罠にはまり込んでいけばいくほど、

「幸せになるためには、他人に勝たなきゃ!」と思うようになり、だからこそ個人的な世界観が競争的な世界観となり、この世界が【競争的な世界(競争社会)】に見えてきて、しまうこともあるのかもしれないね。


「でも、幸せになるためには、競争社会の中で他人に勝たなきゃいけないんじゃないの?」

ううん、そうでは、ないのかもしれないよ。

幸せ’というのは、当人の心の中にだけ存在しうる{感情}であるため。

当人の<心のあり方>次第では、相対性の世界である現実の世界の中であっても。

他人に勝たずとも‘幸せ’という感情を感じることは可能なのかもしれない。


言い換えると。

感じる‘感情’の種類と、現実世界で起きている事象は、リンクされている必要がないんだ。


例えばね。



飛行機のトラブルがあって、空港で皆が待たされ、100人もの人が並んでいるとするよ。当然、皆は待たされてイライラしているよね。

「最悪、運が悪い。飛行機会社のミスのせいで・・」と、イライラするよね、普通は。

つまり{トラブルで待たされる}という現実世界の事象が発生すれば、普通は‘怒り/不満’という感情を感じるわけだ。

だけどね、君が「この飛行機を選んだのは私だ。私の責任だ。」と自己責任と捉え、「感謝できる側面を見つけだし感謝する」をし、「もしかしたら、離陸が遅れたお陰で、遭遇するハズであった不運な飛行機事故を免れたのかもしれない。」などと思いながら、「あー良かったぁ。ありがたい。」と深く感謝しつつ、‘幸せ’な感情を感じることだって、不可能では、ないのかもしれないね。

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幸福/幸せと不幸の原因(自己責任/幸不幸の原因は他人や環境?)
感謝の念/気持ちの力(感謝と幸せの関係)


もう君は、自由になって、良いんだよ。

既存の習慣や、世の中の常識、他者達がどうしているか?などから、自由になって良いんだよ。

まるで、プログラミングされた機械やロボットのように、
「空港で待たされる」→最悪!
「競争社会の中で勝てない」→不幸!
と、条件反射的に、反応しなくても良いんだよ。
もう君は、既存の条件付けから自由になって、良いんだよ。



まるで、洗脳された人のように、
「空港で待たされる」→最悪!
「競争社会の中で勝てない」→幸せという感情を感じてはいけない
と、条件反射的に、反応しなくても良いんだよ。
もう君は、既存の価値観、考え方、思考回路、習慣から自由になって、良いんだよ。

踊りたければ、

踊って良いんだよ。

空港で待たされても、「感謝できる側面を見つけだし感謝する」によって感謝の感情を感じても良いんだよ。

競争社会の中で、相対的に他人より優れた結果を出せなくても、己の<心のあり方>をコントロールすることにより、幸せを感じても良いんだよ。

競争社会の中で、現実のコントロールが上手くいかず、相対的に他人より優れた結果を出せなくても、己の<心のあり方>をコントロールすることにより、幸せを感じても良いんだよ。



相対性の罠、競争社会の渦、既存の価値観、考え方、思考回路、習慣・・

それらより自由になればなっていくほど・・「心のあり方次第で、人は幸せになれていく」を理解/体感していくことになると思うよ。

「感じる‘感情’の種類と、現実世界で起きている事象は、リンクされている必要がないんだ」と理解/体感していくことになると思うよ。


君が、繁栄原則を大切にし、奉仕/貢献/他者の幸せを心から願う心・・を育て、「全ての人は同じ1つのチームのメンバー/仲間」という世界観をもち・・

相対性の罠から抜け出し、幸せ〜♪な仙人/仙女達が経験している自由な世界・・桃源郷の世界・・それは君の心の中にのみ存在する世界・・で幸せに生きることを、願っているよ(^_^)




ブーーーーーーーーー!!


後続車のクラクションではっとし、信号が変わっていることに気がついて、急いでアクセルを踏んだのでした。

「な、なんだよ!?そんな、クラクションを鳴らさなくても、良いだろ!?」
後続車の運転手をバックミラーから睨みつけ、「悪いのは、私じゃない。ちょっと遅れたくらいで、大げさにクラクションを鳴らした後ろの人だ!ちょっと発進が遅れたくらいで、なんて酷い人なんだ!ブツブツ・・」




そう、思ってしまうよね。

名無き君は、悪気はなかったことだし、誰だってミスをしてしまうことはあるし。

でもね。

そう、【自分だけの幸せ】のために、他者を責めたりしていては、また相対性の罠にハマり込んでいくのかもしれない。

相対性の罠から抜け出すためには、基準を【自分だけの幸せ】から、【他者の幸せ】へと変える必要があるのかもしれない。

基準が【自分だけの幸せ】である限り、いつまでも、たとえ、お金持ちになっても、イケメンになっても、良い仕事に転職できても・・

相対性の罠にハマり込んだ中で、自分より幸せそうな人を見ては嫉妬し、イライラして、自分より不幸せそうな人を見ては内心見下し・・と、そういったことをし続けながら、人生が終わってしまうのかもしれない。

それが、悪いわけではないよ。

ただ、君が「相対性の罠から、抜け出したい。もう、他人との比較でイライラする人生は嫌だ!他人との比較で落ち込んだり、他人を見下したり・・と、もうしたくない。私は今後、他人との相対的な関係性に振り回される人生ではなく、もっと自由な、他人との相対的な関係性が絡まない、もっと自由な世界で生きていきたい!」と願うのであれば。

基準を【自分だけの幸せ】から、【他者の幸せ】へと変える必要があるのかもしれない。


相対性の罠から抜け出した自由な世界に行くには、物理的に、どこかに行く必要はなくて・・相対性の罠も、相対性の罠から抜け出た自由な世界も、両方とも、自分の心の中に存在しているから。

だから、相対性の罠から抜け出した自由な世界に行くには、どこかに行く必要はないのだけども、基準を【自分だけの幸せ】から、【他者の幸せ】へと変える必要があるのかもしれない。

基準が【自分だけの幸せ】であれば。

「な、なんだよ!?そんな、クラクションを鳴らさなくても、良いだろ!?」と後続車の運転手をバックミラーから睨みつけ、「悪いのは、私じゃない。ちょっと遅れたくらいで、大げさにクラクションを鳴らした後ろの人だ!」などと、「どっちが、(相対的に)悪いか?」などを言い始めることになるのかもしれない。

そういったことをしていれば、どんどん、相対性の罠の中にハマり込んでいくのかもしれない。


〜基準を【他者の幸せ】へと変える〜


始めは難しいかもしれないけれど、頑張ってみて♪
きっと、この世界が、(君の心の中で)違った世界へと変わっていくから。


「ふぅ。・・他者の幸せに対して、迷惑をかけたのは私だ。素直に謝り、他者の幸せを願おう。」
車内にて1人、「ごめんなさい」と後続車の方に素直に謝り、
本当は腹立たしかったけれど、自分なりに【他者の幸せ】を願うよう頑張ってみたのでした。


「後続車の方の幸せが続きますように♪♪」

いつもであれば。
その後も長らく1人で「ったく、ちょっと遅れたくらいで、大袈裟にクラクションを鳴らしやがって。(相対的に)悪いのは相手の方だろう?・・ブツブツ」と怒りイライラし続けていたであろうに。

私は車内にて、いつもと違い、穏やかな気分でいたのでした。



〜追伸〜
自分自身は、相対性の世界の中で【自分だけの幸せ】を追いかけ続けているにも関わらず。

未熟故に、まるで、そうでないかのような文章となってしまいました。
偉そうに、大変失礼致しました。


〜まとめ〜
この世界は、相対的に比べることで認識される相対性の世界なのかもしれない。

そのため、【自分だけの幸せ】を基準に物事を見、考えていると、ついつい他人との比較をし続けてしまう相対性の罠にはまり込んでしまうことも、あるのかもしれない。


→相対性の罠から抜け出すためには、基準を、【自分だけの幸せ】から【他者の幸せ】へと変えてみるのも、良いのかもしれない。


→上記は、「手っ取り早く幸せになるためのテクニック」ではないのかもしれない。
手っ取り早く結果を出そうとテクニック的に、【他者の幸せ】を願うよう試みてみても、既存の習慣のままに、気がつけばが【自分だけの幸せ】が基準となっていて、他人との比較をしてしまっているのかもしれない。

「繁栄原則{正直/誠実/感謝/奉仕/謙虚/良心/他者の幸せを願う心}に忠実に生きるのだ!」
そう、強い強い決意と信念をもって、繁栄原則を大切にし、繁栄原則を心がけながら生きていると、後から自然とついてくる結果が、基準の変化であり、
【自分だけの幸せ】から【他者の幸せ】へと基準が変化するこによって、自然と起きてくる現象が「相対性の罠から抜け出る」なのかもしれない。
関連信念/本当の意味と名言(信念のもつ影響力)

<writer 名無き仙人>


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バス男「ところで、相対性の罠ってなに?」


バス子「ちゃんと話を聞いておきなさいよ。」


仙人「繁栄原則を大切にしつつ、楽しい幸せな人生を生きていけると良いのぉ。関連記事としては、調子が悪い?人生好循環の秘訣(生活するうえで意識すること)や、執着心を捨てる方法(成さずして為す)もお勧めじゃよ。」


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1.観念とは→観念とは【わかりやすく図解】なぜ「思い込み」をなくすと人生が変わるのか?

2.人生観私の人生観が【人生とは苦労して成長するもの】から【人生とは楽しむもの】に変わったキッカケの話

3.お金観私のお金観が変わった時の話【お金で苦労する原因は、お金に対する思い込みのせいだった】

4.恋愛観私が結婚できた理由【恋愛観/結婚観の書き換えでした】「押しつける人」と「歩み寄れる人」の違い

5.人間関係観私の人間関係観は【負の思い込みだらけでした】書き換えのワークをやってみた結果・・

6.仕事観私の仕事観【給料は我慢の対価】楽しく働くことに罪悪感をもった過去を癒した時の話





★ 生活費の節約術とお金を増やす方法(月5万円/年60万円の自由なお金を作る方法)

★ 見た目年齢の若い元気な人になる方法(実年齢より見た目年齢が若い人がやっていること)

★ 恋愛/婚活!出会いの方法一覧(自分に合った出会いの方法を見つけよう)


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