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喫茶店を開業/経営!年収は?
■喫茶店を開業/経営!年収は?
ゆる〜いカフェを経営した場合の収入とは?
バス男「居酒屋開業は儲かる?(居酒屋開業の収支シュミレーション)の仙人様の話を聞いて、居酒屋経営もいいな〜って思ったけど・・僕、酔っ払いの相手はちょっとなぁ。」
バス子「じゃあ、カフェとか喫茶店を経営してみたら?」
バス男「喫茶店もいいな〜。仙人様に【喫茶店経営は儲かる?】って聞きに行ってみよう。」
バス子「仙人の【喫茶店経営の収支シュミレーション】か〜。」
〜カフェ/喫茶店オーナーの収入や年収とは?〜
1.喫茶店は儲からない?
@お洒落なカフェや、ゆるい喫茶店を開業したい!
「スローな、ゆる〜い感じのカフェや喫茶店を経営できたら良いな。」
眼下に、沖縄のブルーの海が広がる素敵な雰囲気のカフェで、テラス席に座り、コーヒーを飲みながら、そんなことを考えていると、喫茶店を開業した場合の収支シュミレーションを頭の中で行っている自分がいました。
喫茶店(カフェ)を開業し経営した場合の年収は?
沖縄の島時間の中で。
ゆる〜いカフェで、ゆっくりとした時間を過ごしているのに、頭の中ではお金の計算をしてしまうのですから、商人病ですね笑
もし、小さなカフェ・小さな喫茶店を開業した場合、1日に何人のお客様が来て下されば、経営として成り立つのでしょうか。
人気なカフェは1日に100人くらいは来そうですが、私が小さなカフェ・小さな喫茶店を開いても、1日に20人くらいしか来てくれそうにありません。
逆を言うと、1日に20人くらいだったら、お客様も来てくれそうですよね。
1日に20人の来店数だった場合の収支シュミレーションをしてみます。
1日の客数20人の収支シュミレーションを行ったよ!
<1日の来店数20人の場合>
カフェや喫茶店の客単価は、「昼のみの営業か?」「フードも充実させるか?」「夜も営業しお酒もだすか?」などで変わるようですが、今回は、昼〜夜にかけて、お店を開ける前提で客単価1200円で計算してみることします。
フードやお酒をだすならば、夜の客単価は、もう少し高くなりそうですが、コーヒーだけ注文する人もいるでしょうし、平均して1200円/1人ってことです。
1日の来客数が20人で、1人あたりの売上が1200円のため、1日の売上は24000円です。
月曜を定休日にし、月の営業日数が26日の場合、24000円×26日で、月間の売上は624000円になります。
来客数が1日に20人だけなのに、月の売り上げが60万円を超えます。すごいですね。
次に仕入れ費用を計算してみます。
喫茶店やカフェの原価率は30%ほどのようなので、月間の売上624000円の30%である187200円が、食材費やコーヒー豆など仕入れ費用となります。
※原価率は「仕入れ価格」と「提供する価格」によって決まる。そのため、近隣にカフェが乱立したりすることで、価格競争が激しくなれば原価率が上がる。価格競争が激しくなっても「仕入れ価格」は下げることが難しいため。
例えば、コーヒー豆の仕入れ価格が100円の場合。仕入れ価格は一定なのに、提供するコーヒー1杯の価格を400円から300円に下げると(値下げすると)、原価率が上がる。
月の売上62万円から、仕入れ費用18万円を引いた44万円が粗利益となります。
この44万円の粗利益から、人件費や家賃、宣伝広告費などを支払っていくわけですね。
次に人件費を見てみます。
1日の来客数が20人なら、自分1人と、アルバイト1人でやっていけそうですね。
バイトの時給が1000円で、営業時間が午前11時から午後11時の場合、勤務時間は12時間なので、アルバイトさんへの支払いは12000円/日になります。
月に26日出勤してもらた場合、月の人件費は312000円になります。
粗利益44万円から人件費31万円を引くと、13万円が残りました。
この13万円から、家賃や、電気代や水道代、ガス代、電話代など、その他費用を支払うことになります。
その他費用は、家賃次第ではありますが、家賃含めて30万円とします。
小さな喫茶店なら、家賃次第ではありますが、30万円をみておけば大丈夫でしょう。
都心部の一等地や繁華街なら、小さな店舗でも地代が高くなるため話は別ですが・・。
すると、17万円の赤字になってしまいました。
やはり客単価1200円なのに、来客数が、たった1日20人では赤字になってしまうようです。
では、お客さんが1日に30人なら、どうでしょうか。
ランチタイムに10人、ティータイムに10人、ディナータイムに10人・・と、1日に30人くらいなら、来てくれそうですよね。
<1日の来店数30人の場合>
1日の来客数が30人で、1人あたりの売上が1200円だった場合、1日の売上は36000円です。
月曜を定休日にし、月の営業日数が26日の場合、36000円×26日で、月間の売上は936000円になります。
月間の売上が約100万円です。ゆる〜いカフェなのに、結構な売上額ですよね。年間の売り上げは1000万円を超えることになります。
次に仕入れ費用を計算してみます。
原価率は30%で計算すると、月間の売上936000円の30%は280800円が、食材費やコーヒー豆など仕入れ費用となります。
月の売上93万円から、仕入れ費用28万円を引いた65万円が粗利益となります。
この65万円の粗利益から、人件費や家賃、宣伝広告費などを支払っていきます。
人件費も、その他費用も<1日の来店数20人の場合>と変わらないとします。
1日に30人なら、自分とアルバイト1人でまわせますものね。
すると、65万円(粗利益)ー31万円(人件費)−30万円(その他費用)=4万円の利益になりました。
損益分岐点が、1日の来客数30人くらいなのでしょうか。
損益分岐点が1日30人ならば、1日に50人のお客様が来たら、だいぶ利益がでそうです。
1日の来客数が、ランチタイム20人、ティータイム10人、ディナータイムに20人で、合計50人くらいあれば、結構な利益になりそうですよね。
では、もし1日の来客数が50人だった場合の収支シュミレーションをしてみます。
<1日の来店数50人の場合>
1日の来客数が50人で、1人あたりの売上が1200円だった場合、1日の売上は60000円です。
月曜を定休日にし、月の営業日数が26日の場合、60000円×26日で、月間の売上は156万円になります。
ゆるいカフェ経営なのに、月の売上が150万円もあり、年間約2000万円もの売り上げをあげるなんて、なんか違和感ありますね。
しかし、そのくらいの売上はないと、儲けにはなりにくいのかもしれません。
次に仕入れ費用を計算してみます。
原価率は30%で計算すると、月間の売上156万円の30%は約47万円が、食材費やコーヒー豆など仕入れ費用となります。
月の売上156万円から、仕入れ費用47万円を引いた109万円が粗利益となります。
この109万円の粗利益から、人件費や家賃、宣伝広告費などを支払っていくわけですね。
人件費も、その他費用も<1日の来店数20人の場合>と変わらないとします。
1日の来客数が、ランチタイム20人、ティータイム10人、ディナータイムに20人ならば、自分とアルバイト1人で、なんとかまわせるでしょう。
すると、109万円(粗利益)ー31万円(人件費)−30万円(その他費用)=48万円の利益になりました。
喫茶店のオーナー兼店長である自分の月収が約50万円なわけですね。
年収600万円です。
休みが月に4日しかなく、労働時間が長いことや、将来の収入が約束されていない不安定な点などを考えると、けして高い年収とは言えないかもしれませんが、お洒落なカフェや、ゆるい喫茶店を経営するという好きなことをしての年収ですから、悪くはないですよね。
むしろ、、このくらいの利益はないと、開業費用(店内改装費や食器代やメニュー表作成費など)を回収していけないかもしれませんね。
小さなカフェや喫茶店であっても、開業資金に500万円〜1000万円ほど、かかるケースが多いようだからです。
A利益のでる喫茶店を始めるには?
もし、郊外や田舎にて、夫婦で小さなカフェを、こじんまりと開業し経営するならば、人件費は必要ないですし、地代が安いために、その他費用も、もっと抑えられるでしょうから、来客数がもう少し少なくても、やっていけるかもしれませんね。
空いた時間でジャムなどを手作りしたり、素敵なエプロンを手作りしたりし、製造・販売を行うことで、利益を増やしていくのもありかもしれません。
いろんなイベントをカフェで行ったりするのも楽しそうですね。
さて、お洒落なカフェが出来たかと思えば、次に行った時にはお客さんがパラパラになっており、その次に行った時には閉店してしまっており、別のお店が開業している・・なんてことも、目にする機会がありますよね。
小規模な喫茶店やカフェであっても、1日の来客数が30人以下であると、厳しいのかもしれません。
「この場所に、こういった雰囲気のカフェをオープンさせれば、1日に30〜50人以上のお客様が手堅く来てくれるはずだ!」という自信をもてるようになった時が来たら、スローな、ゆるい感じのカフェや喫茶店を開業してみるのもありかな、そんなふうに思いました。
さて、今回の記事も最後まで目をとおして下さり、ありがとうございました。
感謝しています。
〜追記〜
今回のカフェの収支シュミレーションは、喫茶店のフランチャイズの資料にあった、喫茶店の実際の店舗の数字を参考に行いました。
実際の店舗の数字を見ると、とても勉強になりますね。
フランチャイズに関しては、
@フランチャイズ比較ランキング!成功率が高いおすすめ業種はコレ(狙い目の業界は?)
Aフランチャイズオーナーの平均年収は?業種別に比較(儲かる業種は?)
Bフランチャイズでカフェ開業すると失敗が減る?資料請求体験談(カフェフランチャイズの実態)
が詳しいです。
〜追記2〜
喫茶店やカフェ開業をしたいけど、年収など、お金の面が不安な場合。
太陽光発電所を所有する選択肢も有り!と言えそうですね。
太陽光発電への投資は、国と太陽によって20年間の利益が保証されている現存する中で最強の投資となっており、「利益」の面だけで言えば、商売をするのがバカらしくなるくらい手堅く儲かる仕組みになっています。
よって、太陽光発電所を所有することで、経済的な安定を手に入れ、そして喫茶店やカフェを経営するのも良さそうですね。
現在は中古発電所の売買が盛んな太陽光発電については、産業用太陽光発電への投資!メリット/デメリット(不動産投資より手堅い)の記事が詳しいです。
〜追記3〜
飲食店の収支シュミレーションは、今回の喫茶店編以外に、
@ラーメン屋は儲かる?年収(ラーメン屋の実際の売上/経費/利益とは?)
A居酒屋開業は儲かる?(居酒屋開業の収支シュミレーション)
の記事もあります。
また、カフェ開業に向けて、開業資金を準備するために、収入アップを目指す場合は、副業で月3万円稼ぐ私の方法2つ!随時更新(月3〜5万円の副収入を稼ぐには?)の記事が・・
節約を行う場合は、通信費の節約方法!月5000円は節約できる?(スマホ代やネット代の節約術まとめ)や、ストレスなし!簡単に食費を安くする私の節約術(簡単な食費の節約術)の記事が参考になりそうです。
<writer 名無き仙人>
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バス男「僕も沖縄に行きたいな〜。」
バス子「ちょっと、この記事は喫茶店開業の記事なのよ。もっとコメントを考えなさいよ。沖縄の記事は沖縄旅行に格安で行く私の方法!夏で安い時期は?(裏技なし!正攻法の安い旅行の仕方)でね。」
仙人「喫茶店経営も楽しそうじゃのぉ。関連記事としては、起業するには?お勧め起業本3冊や、都会や田舎とは違う島時間(沖縄で学んだ本島とは違う生き方)もお勧めじゃよ。」
関連→繁盛店の法則/条件6つ(繁盛するお店を作る6つのコツ)
→月1〜2万円の副収入を手堅く投資で稼ぐ私の方法(副収入を稼ぐには?)
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