企業/会社説明会で質問すべき内容   


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企業/会社説明会で質問すべき内容

■就職活動で失敗する原因/理由/条件/特徴とは?就活/既卒3年以内の合同企業説明会のマナー/お礼/服装/挨拶とは?

企業/会社説明会で質問すべき内容
給与額で就職先を決めると失敗する理由とは?



バス子「もう。バス男さんは最近、休日は寝てばかりね。」


バス男(むにゃむにゃ・・)・・あ、バス子ちゃん。僕は最近、仕事がきつくて・・。仙人様の【企業/会社説明会で質問すべき内容】の話を、ちゃんと聞いておけば良かったよ。トホホ。」


バス子「仙人の【〜給与額で就職先を決めると失敗する理由とは?〜企業/会社説明会で質問すべき内容】の話?」


バス男「うん、仙人様が言ってたんだけど・・」







〜給与額で就職先を決めると失敗する理由とは?〜

1.企業/会社説明会で質問すべき内容

@就職活動と働き始めてからのコツ

■合同企業説明会であれ、個別の会社説明会であれ、就職先の会社(公務員も含む)を選ぶ際には、給料や年収も気になり、昇給額や各種手当について質問したくなりますよね。

しかしながら、
会社という組織においては、社員や職員の給料を上げることも下げることも「・・・・をする」だけで可能になる裏事情があるため、給与や年収だけで就職先企業を選ぶと失敗してしまう場合もあるようです。

まずは、【社員の給料が決まる仕組み】を見てみましょう。

企業説明会ですべき質問内容とは?



A就活で失敗する原因〜企業/会社説明会で質問すべき内容〜
■会社というのは、「起業して成功してやる!」という1人の熱い思いを抱いた創業者から始まります。
つまり、最初は創業者1人から始まるわけですね。
※正確には創業者1人と社員2人などから始まるケースも多いが、説明のため1人とします。

例えば、定食屋さんをAさんが始めたとします。
初めは、Aさんが1人で、「店舗の準備」「宣伝広告」「料理の材料の発注・管理」「料理作り」「接客」「掃除」「経理」などを全部行っていました。大変ですね。

創業社長は駆け出しの頃、365日、馬車馬のように働きます。金銭的に余裕がないから!でもありますが、「いつか会社を大きくしてやる!」という夢があるから頑張れるわけです。

3年経って、順調に定食屋は繁盛していき売り上げから経費を引いた利益が1000万円になっていました。
この時点では、利益の1000万円は全て社長であるAさんの給料になるためAさんの年収は1000万円です。

さて、3年経ってAさんは考え始めました。「お金にも余裕ができてきたし、そろそろ社員を雇うか。自分1人で全部の仕事をしてきたけど、これ以上はもう、体がもたない・・。」

Aさんは、年収300万円の条件で、接客や掃除を担当する社員を職安で募集しました。
またAさんは、年収300万円の条件で、経理と在庫管理を担当する社員を職安で募集しました。

その結果、社員が2人増え、喜ばしいことに社長であるAさんの仕事量は減りました。これでAさんも、休日にゆっくりと休んだり遊んだりする余裕が生まれました。
しかし、売り上げから経費を引いた利益1000万円のうち、300万円×2人分を給料として払うようになったため、Aさんの年収は400万円に減りました。

この時の給与額。
・社長Aさんの年収→400万円
・接客や掃除を担当する社員の年収→300万円
・経理と在庫管理を担当する社員の年収→300万円


つまり、です。
業務内容や仕事量というのは、そのまま{お金・利益}を意味するわけです。
仕事を2人の社員に分担するようにしたため、{お金・利益}も2人へ分担せねばならくなり社長のAさんの取り分は減ったわけですから。

上記の例は規模の小さい定食屋の話ですが、業種が変わっても、会社の規模が拡大しても、仕組みは同じと言えそうです。

〜企業/会社説明会で質問すべき内容〜
業務内容(仕事量)=お金・利益

社長のAさんが1人で、全ての仕事をするならば、会社利益1000万円全ては社長の収入となります。
しかし、全ての仕事を社長1人でするのは大変なため、雇った社員に仕事を分担し、その報酬として会社利益の何割かを支払っているのが会社組織なのですね。
※会社利益を何に使うか?・・広告宣伝費に使うか?本部社屋建設費に使うか?既存社員の給料アップに使うか?もしくは新たに社員を雇う費用に使うか?などは、社長(経営陣)が決めることができる。中小企業はワンマン社長が1人で決めていることも多い。

そして、ここからが肝心なのですが・・
上記の例では、年収300万円の条件で、接客や掃除を担当する社員を1人、また年収300万円の条件で、経理と在庫管理を担当する社員を1人雇いました。

もし、年収400万円の条件で、接客や掃除だけでなく、経理と在庫管理も担当させる社員を1人雇った場合はどうなるでしょうか。
その場合、売り上げから経費を引いた利益1000万円のうち、400万円×1人分を給料として払うようになるため、社長であるAさんの年収は600万円となります。

この時、給与額だけを見ると・・・
・社長Aさんの年収→600万円
・社員の年収→400万円

社長も社員も上記の例より給料が増えていますね。
一見、喜ばしいことに思えます。
きっと会社説明会/企業説明会での募集要項にも「新卒1年目の年収400万円」と書かれており、「新卒1年目の年収300万円」と募集要項に書かれている会社より、魅力的に見えることでしょう。

ただ、入社後には大きな差があります。
年収400万円に惹かれて入社した場合、接客や掃除を1人で全部するだけでも大変なのに、経理と在庫管理までしなければならず、残業が多くなるのは当然のこと、いろいろな仕事を1人でさせられるためミスが増えて怒られ、休日にも「あ、アレを月曜までに発注しなければいけなかったのに・・」などと仕事のことを気にかけねばならなくなるかもしれません。

そうなれば、仕事のストレスから、ストレス発散のための出費が増え、年収300万円で楽な業務内容の大学時代の友人より貯金は少ない状態となるかもしれません。
※人間は快と不快(ストレス)のバランスをとうろうとする。現代社会で快を求めればお金をたくさん使うことになりがち。

つまり、人員を削減さえすれば、社員1人あたりの給料は増やすことができるわけです。
そして、その分、社員1人あたりの仕事負担は増えることになります。


〜企業/会社説明会で質問すべき内容〜
会社という組織においては、社員や職員の給料を上げることも下げることも「人員調整をする」だけで可能である。


仕事量が多いせいで社員に余裕のない職場では、互いに暖かな言葉をかけあう余裕もなくなり、ギスギスした雰囲気の職場・会社となるケースも少なくないようです。
この状態がいきすぎるとブラック会社と呼ばれることになるようです。

逆に、人員を増やせば、社員の給料は減ることになります。
しかし、その分、社員1人あたりの仕事負担は減ることになります。
仕事負担が少なく、同僚皆に余裕がある会社では、互いに暖かな言葉をかけあったり、冗談を言ったりする余裕があるため、仕事をしていて楽しいと感じやすいかもしれません。


〜企業/会社説明会で質問すべき内容〜
【業務内容(仕事量)=お金・利益】であるため、給与額が高いだけでは判断できない。業務内容とてらし合せて給与額の妥当性を判断する必要がある



B就活の注意点〜企業/会社説明会で質問すべき内容〜

■では、企業説明会や会社説明会で、どういった内容の質問をすれば、給与額の妥当性を判断できるのでしょうか。

そのためには、社員1人あたりの利益を知るのが1つの方法となります。
社員1人あたりの利益が、(同業種の他の会社に比べ)あまりに高い会社は、【給料は高いけど1人あたりの仕事負担が大きい】という可能性もあるかもしれません。

上場企業においては、会社の利益と社員数、及び社員の平均年収が会社四季報などでわかるため、社員1人あたりの利益と平均年収を、いろいろな会社と見比べてみることで、ある程度はわかるかもしれません。

また、企業説明会や会社説明会では「1店舗(1営業所)あたりの売り上げはいくらですか?」という質問と、「1店舗(1営業所)には、何人の社員が働いていますか?」という質問をし・・

その得た答えを、既に社会人となって働いている先輩方に相談してみれば「あの業種で、1店舗(1営業所)あたりの月の売り上げが200万円もあるのに、社員数が4人なら、そこの社員は激務だろうね。」などと教えてもらえるかもしれませんね。



C就活を成功させるコツ〜企業/会社説明会で質問すべき内容〜
■日本社会においては、どの業種の、どの会社でも、公務員でも、特に入社したての頃は給与差が少ない傾向にあるようです。
新卒の給与額が月に20万円も30万円も異なるのは稀でしょう。

にも関わらず。
入社した会社や組織(市役所など)によって、1人あたりの仕事内容・業務負担には、大きな違いがある場合もあるようです。

給与額は求人票を見てすぐに、はっきりとわかるため、どの会社・どの組織も、他の会社と同程度にしようとするわけですが、1人あたりの仕事内容・業務負担は、わかりにくいため曖昧にされており、すごく楽な会社もあれば、激務な会社もあることでしょう。

給与額は、あまり変わらないのに、仕事量が極端に多ければ、直感的にも「なんか損させられている!」と感じますよね。

また、仕事分担をきちんと分けることは、人間同士の利害が絡むため、仕事を片付ける以上に難しい場合もあり、中小企業など小さい会社ほど仕事分担が曖昧(悪くいえばテキトー)な傾向があるようですし、上(勤続年数が長い先輩社員)が詰まっているほど、新人は責任の軽い仕事をさせてもらえる傾向があり・・・

逆を言えば、上(勤続年数が長い先輩社員)が少なければ、若くして、責任の重い仕事をさせられることになりがちなようです。

多くの学生が思っている以上に、仕事分担・仕事の振り分けはテキトーだと言えそうですね。入社後に、「なんで、こんなに不公平なんだ!給与額と仕事内容がちぐはぐすぎる!」と驚く人も少なくないでしょう。

【業務内容(仕事量)=お金・利益】であるならば、同じ給与額の場合、仕事量が増えれば増えるほど実質的には賃金が低下することを意味しますし、仕事が楽なら楽であるほど、実質的には賃金が増加することを意味しそうです。

【業務内容(仕事量)=お金・利益】であるため、本来であれば、1人あたりの仕事内容・業務分担を明確にして決めることは、「給料をいくらにするか?」を決めるのと同じくらい重要・・・否、超!重要なことであるのに、終身雇用・年功序列が長らく続き、チーム単位で仕事をこなす慣例がある日本社会・日本の会社(公務員も含む)においては、適当・曖昧にされている現実があるようです。


〜企業/会社説明会で質問すべき内容〜
【業務内容(仕事量)=お金・利益】であるため、仕事内容・業務分担は給与額を決めるのと同じくらい超重要事項!にも関わらず曖昧にされている現実があり、そのことが社内で不公平感・不満の原因となる


というわけで、月給だけを見て就職先を選ばないよう気をつけよう。
ちなみに、正社員職においては、同じ給与額の場合、休日数が増えれば増えるほど実質的には賃金(時給)が増加することを意味しますし、休日数が少なければ少ないほど、実質的には賃金(時給)が低下することを意味しそうです。

そのため、会社説明会に来ている人事の人に「昨年は有休含め、何日、休みがありましたか?」と聞いてみて、「昨年は有休を20日使って、年間休日の120日と合わせると140日も休んだよ〜」という答えが返ってきたら、その会社は実質的には賃金(時給)が高いことを意味するでしょうし・・・

「うちの年間休日は105日だけど休日出勤もあって実際は100日もないかな。代休や有休なんてとれないから。」という答えなら、その会社への就職は考えものかもしれませんね。
※信頼できる・本音を話してくれる先輩が入社している会社であれば、その会社の実情(業務分担の状況など)を知れるため安心感がある。

さて、今回の記事も最後まで目をとおして下さり、ありがとうございました。感謝しています。
素敵な就職先が決まることを願って。


〜追記〜
長文にも関わらず、最後まで、ありがとうございました。

私は就活をしなかった人間です。

就活をしなかった人の「その後の人生がどうなるか?」については、就活しない人のその後!就活しなかった私が後悔した理由(就活しないと、その後の人生はどうなる?)の記事で。

また、学生の方には、

@やってもた!私が大学生活で失敗・後悔した2つ(大学時代にすべきこと)

A結局この2冊だけ!大学生が読むべきおすすめ本(大学時代に読むべき本)

B20代前半でやるべきこと4つ(これから30歳までに貴方の人生で起きる変化とは?)

の記事もおすすめです。

<writer 名無き仙人>


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バス男「僕、女子高に就職できるなら、頑張って働くんだけどなぁ。」


バス子「バス男さんみたいな変態バスは、雇ってもらえないわよ。」


仙人「関連記事としては給料が高い年収が多い仕事の探し方!正社員編(月20万円の事務職の方が月30万円の営業職より給料が高いカラクリ)、また採用就職面接のポイントとコツ(採用される人の共通点)や、それに年収500~600万円の仕事(希少価値)もお勧めじゃよ。」


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