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投資信託とは?基本や仕組みを解説
■投資信託の始め方!初心者入門編
web無料セミナー!投資信託の基本をわかりやすく解説。
バス男「この、お勧めされている投資信託は分配金が多いな。よし!これを買おう。」
バス子「投資信託で騙される人は多いのよ。仙人の【投資信託初心者入門】の話を聞いてから決めたら?」
バス男「仙人様の【投資信託の基本や仕組みをわかりやすく解説】の話?」
バス子「うん、仙人がね・・・」
〜投資信託の基本をわかりやすく解説〜
1.投資信託初心者入門!
@人気/おすすめ分配金の高い投資信託を探す前に
■将来や老後のために投資を検討し始めると「投資信託」という言葉や、「ファンド」という言葉を耳にするようになりますよね。
投資信託もファンドも同じ意味であり、金融商品の1つだと言えそうです。
投資信託=ファンド=金融商品の1つ
投資信託とは、私たち一般市民からお金を集め、集まったお金を投資のプロが運用し、その投資結果を分配する仕組みの金融商品です。
投資信託とは、個人投資家から集めた金をプロが運用する仕組み。
「プロが運用してくれるなら安心ね。ぜひ、任せたい!」と思うわけですが、投資の勉強をすると「投資信託は買わない方がいい」という話を見聞きするようになります。
どうしてでしょうか?
その理由は、おじいちゃんと、銀行や証券会社の経営陣の会話を聞くとわかりそうです。
お爺ちゃん「銀行に3000万円の預金がある。ペイオフが解禁され銀行が倒産したら1000万円までしか保証されんし、利息も少ないから株などで増やしたいが、株のことはわからん。誰かプロにお金の運用を任せたいのぉ。」
大手金融機関「なにか利益を出す方法がないかな。そうだ!市民から投資をするためのお金を預かり、私達で運用しよう。そして儲けがでれば市民に還元すればいいし、損すれば元本は補償せずに市民の責任にすればいい。で、信託報酬や手数料をとれば、我々金融機関は低リスクでリターンを得られるじゃないか。」
つまり、お金の運用を任せたい一般市民と、お金を稼ぎたい金融機関の思惑が重なり投資信託は成り立っており、リスクは市民が引き受け、金融機関は手堅く利益をだせるようになっているため、投資信託はプロの個人投資家からは好まれていないようです。
値下がりした時のリスクは自分が請け負うのに、投資信託が値上がりしようが値下がりしようが、手数料や信託報酬はとられるならば、自分で投資した方がいい!と、プロの個人投資家は考えるからでしょう。
投資信託の仕組みは以下のようになっているようです。
@販売会社→銀行、証券会社、郵便局など。一般人を勧誘するのが役割。
A運用会社→大手金融機関の子会社や独立系の会社など。市民から集めたお金を、どこに投資するか指図するのが役割。投資信託を作る仕事もする。
B信託銀行→大手金融機関の関連会社。市民から集めたお金を管理するのが役割。
わかりやすく競馬で考えてみましょう。
友人に競馬のプロ(といっても競馬で勝ったお金で生活をしているわけではない。ただの競馬場の社員)がいます。
競馬のプロ?が私たちに言ってきました。
「お金を俺に預けてよ。そのお金で俺が馬券(株)を買うからさ。君じゃ馬(株)を選べないだろ?もし勝ったら君にその分をあげる。でも負けたら君の自己責任で君のお金がなくなるからね。あと、手数料と手間賃(運用報酬)として、毎月、一定額、俺がお金をもらうからね。」
もし、そう言われたらお金を預けるでしょうか?
株と競馬は違うかもしれませんが・・・誰にも将来のことはわからない点では同一だと言えるのかもしれませんね。
こういった事情もあって、「投資信託は買ってはいけない」という話を聞く機会があるのかもしれません。
投資信託には「プロに運用を任せられて楽だし安心」というメリットがあるけど、手数料をとられるデメリットもあるよ。
A投資信託の仕組みや注意点
■では、投資信託に関連して、その他、投資を行う上で知っておいた方が良い点を見てみましょう。
以下の投資信託の特徴や裏側を知ると、投資信託のメリットやデメリットがわかってきます。
@たこ足配当
→たこあし配当とは、配当金を運用益から出しているのではなく、市民の投資資金の中から出している配当のことです。
毎月分配型の投資信託に多いようです。
高配当株の利回りですら5%程度なのに、利回り18%などが存在するのは、株価が上がり続けないと継続するのは無理だと言えそうですね。
上手い話には裏がある!ということを忘れないようにしよう。
A利回りの高い債券
→新興国の債券は利回り10%などもありますが、国家デフォルトや為替差損のリスクもあります。
また、米ドル建てでも為替差損のリスクはあります。
米ドル建ての国債を発行している場合、自国通貨が安くなれば借金返済が重くなり、その不安から通貨がもっと売られ財政破綻することもありえる話ですね。
なお、日本の財政破綻に関しては、財政破綻日本(財政破綻の可能性)や、日本国家の財政破綻への対策(破綻後の日本を歩く)の記事が詳しいです。
B新興国の金融商品
→新興国の金融商品の中には利回り12%のような高利回りの商品もありますが、新興国では預金金利10%だったりもするため、新興国の不動産のような外貨建て投資は、国債や預金と比較することが重要だと言えそうです。
CETF
→ETFとは、証券取引所に上場し、株価指数などに代表される指標への連動を目指す投資信託のことです。上場投資信託とも呼ばれています。
ETF(上場投信)なら、市場で売買でき、信用取引もできます。
ただ、投資信託でETFを買うと、信託報酬や監査報酬を支払うことになるため、自分で指標に連動する銘柄を買えるなら買うほうがパフォーマンスがよくなります。
D元本確保型ファンド
→ゼロ・クーポン債を購入し、金利を先取りして積極運用にまわしているのが元本確保型ファンドです。
損失がでた場合、元本しか保証されず金利分が機会損失となります。
ただ、元本が保証されているので安心感は高いですね。
E新興国の預金
→新興国の預金金利は、銀行が倒産するリスクや国家がどうなるかわからないリスクにより、高金利となっています。
新興国の銀行に預金するのは、新興国銀行が発行している高リスク社債を買っているのと同じだとも言えそうですね。
名前は預金ですが気をつける必要がありそうです。
F債券ETF
→債券の利回りが低いのに、その半分が信託報酬でとられ、手数料までとられるのが債権ETFです。
自分で主要国の国債を買った方が、特に複利で考えた場合は良くなりそうですね。
また、低格付債券や残存期間の長い債券など高リスクの債券を多く組み込めば分配金を多くだせるため、債権ETFを買う場合は、中身までチェックする必要がありそうです。
「債券=安全」というイメージがありますが、低格付債券や残存期間の長い債券など、債券は債券でも、高リスクの債券もあることを忘れないようにしよう。
債券の投資信託の中に、高リスクの債券も混じって含まれている場合があり、そのため利率・利回りが高い場合もあるようです。
Gオフショア積み立て保険
→オフショア積み立て保険は、ドルコスト平均法の長期運用ですが、投資信託と仕組みは同じだと言えそうです。
手数料が高いため気をつける必要がありそうです。
H銀行の外貨預金
→高金利に、つい目がいきますが、ちゃんと調べてみると手数料が高いケースが多いようです。
上手い話には裏がある!ですね。
I仕組み預金
→仕組み預金は、金利が高いように見えるのですがプットを売ったプレミアム料なのが仕組み預金です。
投資するにしても、リスクとリターンを理解したうえで投資しよう。
B投資信託のメリット/デメリット
■株やFXや投資信託など、金融の世界には、素人からお金を巧みにとる罠がたくさんあるのかもしれません。
自動売買のシステムなども販売されていますが、上手い話には裏があることを忘れずに、必ず「どんなカラクリになっているのかな?」と疑ってチェックしよう。
対策としては「勉強すること!(本やネットで知識を増やすこと)」と言えそうです。
複雑に見える金融商品ですが、ベースはシンプルであるため、会社員でも(専業でなくても)勉強できる範囲だと言えそうです。
知識を身につけ、金融商品の甘い罠にひっかからないようにし、堅実に利益をだしていこう。
いろいろと金融商品や投資に関する本を読んでみましたが、おすすめの本に関しては、資産運用の入門本!初心者におすすめ3冊(資産運用の勉強本)や、株式投資初心者にお勧めな本3冊(コレを読んでおけば間違いなし!投資本編)の記事が詳しいです。
今回の記事も、最後まで目をとおして下さり、ありがとうございました。感謝しています。
〜追記〜
そうは言っても、投資の勉強に時間を使えない現実もありますよね。
その場合は、プロが運用してくれる投資信託を購入する選択も正しい選択となりそうです。
投資信託に手数料を払うことで「勉強する時間を買う。投資に費やす時間を買う」というイメージですね。
自分の得意でないこと、好きじゃないことは、プロに外注しよう。
投資がそうなら、手数料を払って投資信託を買うのも有り!
ただ、投資を開始するタイミングだけは気をつけて欲しいと思います。
理由は、資産運用初心者の典型的な失敗例はコレ!成功のコツは?や、老後資金の運用失敗例2つ!投資で失敗しないコツとは?が詳しいです。
〜追記2〜
個人的には、投資初心者には、投資信託は難しい投資だと思っています。
投資信託では、売買のタイミングが超重要になるからです。
その理由は、
@投資信託は安全な商品じゃない!危険性を僕が解説します(投資信託は安全か?)
A投資信託のリスク!大損する典型的なパターンはコレ(負ける人の特徴的パターン)
B投資信託のメリットデメリット!裏側まで解説(本当のメリットデメリット)
にあるとおりですね。
投資信託よりも、仕組み的に、投資初心者でも手堅く利益を出しやすいソーシャルレンディング投資がおすすめです。
私も、ソーシャルレンディングでお金を運用しています。
仕組み的には{金貸し}であり、毎月・毎月、手堅く利息収入を受け取れるソーシャルレンディング投資には、市場での売買がないため、損する確率・可能性が、投資信託よりも低くなっています。
少額から投資可能なソーシャルレンディング投資については、ソーシャルレンディング投資とは?まとめ(ソーシャルレンディングの仕組みや今後)の記事が詳しいです。
<writer 名無き仙人>
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バス男「投資信託でボロ儲けして、夜の繁華街で遊びほうけたいな〜。」
バス子「戦争/貧困/バブル/歴史は繰り返す理由(バブル爺さん)の記事、バス男さんも読んだでしょ。」
仙人「関連記事としては、日本国債/外国債券の金利・利回りの秘密(債券投資は金貸し?)もお勧めじゃよ。」
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