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老後資金の資産運用の失敗例2つ
■老後資金の投資で失敗しないコツ
老後資金の運用を失敗する典型的な2パターンはコレ。
バス男「老後資金の準備のために、資産運用を始めようかな。」
バス子「バカね〜。老後資金の準備をするために投資を始めて、失敗する人も多いのよ。」
バス男「え?そうなの?じゃあ仙人様に【老後資金の典型的な運用失敗例2つ】を聞いてみようかな。」
子「仙人の【老後資金の投資で失敗しないコツ】の話・・。」
〜老後資金の資産運用で失敗する人の理由2つ〜
1.老後資金の準備を投資で失敗する人の特徴とは
@投資初心者の典型的な失敗例2つ
■老後資金を準備するために始めた資産運用で、失敗する例は多くありますが、典型的な失敗例は、以下の2つでしょうか。
@株式投資・投資信託の失敗例
老後資金の準備に向けて、貯金100万円や300万円、1000万円の資産運用を行う場合は、銀行や証券会社に、お世話になることが多いでしょう。
で、銀行や証券会社では「資産運用なら投資信託はどうですか?」と、おすすめされやすいようです。
投資信託は素晴らしい金融商品の1つですが、投資タイミングを間違うと、簡単に損してしまう金融商品の1つです。
株式投資も、そうですね。
株式市場というのは、上がったり、下がったりしています。
歴史上、バブルとバブル崩壊は繰り返されてきており、それは、今後もそうでしょう。
戦争/貧困/バブル/歴史は繰り返す理由(バブル爺さん)にあるとおりですね。
で、株価が下がる前に投資を始めれば、その後の下落に巻き込まれて、損する・・資産運用で失敗することは一目瞭然ですよね。
にも関わらず、株価が上がり始めて株式市場が賑やかになってくると、「株式投資で資産が倍増した」「投資信託で積み立てていた老後資金が倍増しました」などの話も聞くようになり、つい株式投資や投資信託を始めたくなってしまいがちです。
特に、それまで投資や資産運用をしていなかった投資初心者や、資産運用初心者に、多い傾向のようです。
日経平均株価が上がり始め、株高になってくると投資をしたくなる心理は危険。
株価が上がった後は・・バブルの後は、バブル崩壊が待っているので、株価が上がり始めた後に投資を始めれば、その後の株価下落で損失を出し、資産運用を失敗してしまうことでしょう。
老後資金を増やすつもりで始めた投資で、老後資金を減らす結果になってしまうわけですね。
資産運用初心者の典型的な失敗例→株高になって投資を始め、その後の株価下落で大損する
そのため、老後資金準備の資産運用として投資信託を始める場合も、株式投資を始める場合も、投資を始めるタイミングは超重要になってきます。
資産運用では、分散投資が基本となるので、銘柄選択は、そこまで重要になりません。
重要なのは、投資タイミング・・いつ、資産運用を始めるか?株を買い始めるか?です。
投資初心者・資産運用初心者に多い失敗例は、「投資するお金が貯まったから」や「遺産を相続して金が手に入ったから」や「退職金をもらったから」など、{自分に投資資金が出来たから}という理由で、投資・資産運用を始めてしまう失敗例です。
{自分に投資資金があるか?}と、{市場的に、投資タイミングか?}は、関係がありません。
また、「老後資金の準備を始めたくなったから」という理由で、投資や資産運用を始める場合も同じですね。
株式市場も為替市場も不動産市場も、1個人投資家の状況なんて、加味してくれないわけです。
そのため、いかに資金的余裕が出来ても、市場の状況的に、今が、投資や資産運用を始める時期ではない場合は、慎重になった方が良いかもしれません。
資産運用では「市場の状況に合わせて投資する」が絶対だよ。
自分の状況に合わせて投資を始めるのが、資産運用初心者・投資初心者に多い失敗例だよ。
例えば2006〜2007年の頃に「老後資金の準備を始めたくなったから。」ということで株式投資や、投資信託を始めたとします。
「株価も上がっているし、景気も良いみたいだから。」ということで、株や投資信託を買いました。
すると2008年のリーマンショックで株価は暴落となりましたので、損切りが遅れれば、大損することになりそうですよね。
このように、自分が老後資金の準備を始めたくなったタイミングと、市場の状況的に、投資を始めるのに適したタイミングかどうか?とは、別なわけですね。
投資タイミングについて詳しくは、株価が高い安いの判断と株高局面の投資法(株価が高くて株を買えない対処法)にて。
A元本保証にこだわりすぎの失敗例
「やっぱり株式投資は恐いな」ということで、元本が保証されている金融商品で老後資金の資産運用をしたくなりますよね。
元本保証の金融商品として、銀行の定期預金や、個人向け国債は人気であり、老後の資産運用の投資先としては、おすすめです。
ただ、元本保証にこだわりすぎて、元本を減らしてしまうケースもあるようです。
どういうことか?というと・・
お金の価値は「購買力」ですよね。モノを買えるから、お金には価値があるわけです。
で、購買力という観点から考えると、現在の100万円は、10年後、20年後には、100万円以下の価値になっている可能性も高そうです。
今後、消費税が増税される可能性が高いからです。
もし10年後、20年後に、消費税が20%になれば、モノの価格は消費税分だけ高くなり、100万円で買えるモノは、少なくなってしまいますよね。
つまり、100万円の現金を、100万円のまま、10年間、20年間、保管しておくことは、購買力の面では、元本がわれることを意味するのかもしれません。
元本保証の超低利回り金融商品での資産運用は、購買力の観点からすると、元本割れするのかも。
元本割れが資産運用の失敗であるならば、元本保証の超低利回り金融商品に投資する時点で、資産運用が失敗しているのかも。
ということもあり、私は元本保証の銀行定期預金や、個人向け国債では、積極的な資産運用は行っていません。
投資の意味・真実(価値あるものに変えていく)にあるとおり。
投資は、その時、その時で、最も安全に、尚且つ、高利回りで運用できる投資先へと、お金を動かし続ける必要があるわけですが、
私は現在、ソーシャルレンディングの運用にも力を入れています。
ソーシャルレンディング投資は、仕組みとしては{金貸し}です。
個人向け国債は、国にお金を貸す投資ですが、ソーシャルレンディングでは、企業にお金を貸すことになります。
お金を借りた企業は利息をつけて返済するため、私たち個人投資家は、毎月、利息収入を得られ、投資期間終了時には、投資した資金も返ってきます。
企業に金を貸す・・そういう意味では、社債ですよね。
ただ、普通の社債との違いは、ソーシャルレンディングでは、利回りが5%から10%前後と高い点です。
ソーシャルレンディングでは、金を貸す際に土地などの担保があるうえに、利回りが、これだけ高いので、分散投資を徹底すれば、元本がわれる可能性・・トータルで収支がマイナスになってしまう可能性は、少なくとも株式投資や投資信託よりかは低いと個人的には思っています。
例えば、100万円の運用資金がある人が、利回り8%の案件10個に10万円づつ、分散投資するとします。
貸し倒れがなければ、100万円を利回り8%でまわすので、年間8万円の利益となります。
もし、運が悪く、10案件のうち1案件が、途中で頓挫した場合。
※10案件のうち1案件に貸し倒れが発生するほど、貸し倒れ率は高くないが。
1円もお金が返ってこなければ10万円の損失となります。
でも、土地などの担保もあるし、頓挫するまでは利息収入を受け取れているので、損失額が投資全額である10万円になることは考えにくいでしょう。
仮に土地の担保が評価額よりも低い値段でしか売却できなかったとしても、7万円程度はかえってくるかもしれません。
すると、損失額は3万円となります。
損失額が3万円なら、他の9案件の利益が約7万円なので、トータルでは4万円のプラスの収支ですよね。
実際の貸し倒れ率は、もっと低いので、そう考えると、ソーシャルレンディングでの投資で元本がわれる可能性・・・トータルの収支がマイナスになる可能性は低そうですよね。
というわけで、私はソーシャルレンディングにも投資を行っています。
もちろん、株式投資やFXなど、他の投資先にも投資を行っています。
老後資金準備の資産運用では分散投資が基本ですものね。
老後資金のために、元本が保証されつつ、利回りも、そこまで低くない{積立てタイプの生命保険}でも資産運用を行っていますよ。
詳細は貯金ができない人の強制貯金術(貯金できない理由は「お金の預け先」を間違っているから)にて。
また、少額から投資可能なソーシャルレンディングについては、超高利回りソーシャルレンディングの仕組みとリスク!体験談(超高時給の投資)が詳しいです。
株式投資については、株式投資の始め方!株は楽しいよ(株で儲けよう!投資は大人の趣味)の記事が・・
FXについては、FXの始め方!基礎とポイントをわかりやすく解説(為替で儲けよう!投資は大人の趣味)の記事が詳しいです。
〜追記〜
「そもそも、65歳の定年退職までに、準備しておく老後の貯金額って、いくら?」という疑問については、一人暮らしの老後資金必要額をシュミレーションしたよ(老後の必要額)の記事が詳しいです。
また、経済的にはもちろんのこと、人との繋がりの面でも、生きがいの面でも、老後貧乏にならない方法については、老後の貯金!独身の私が生命保険で作る理由2つ(老後への備え)の記事が詳しいです。
<writer 名無き仙人>
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仙人「関連記事としては、資産運用初心者の典型的な失敗例はコレ!成功のコツは?(資産運用のコツ)もお勧めじゃよ。」
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