自営業の年収    


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自営業の年収

■自由に自営業者として生きていきたい。自営業の平均年収とは?自営業を始めるには?個人事業主になるには自営業自由業

自営業の年収
自営業者の年収と実情について。



バス男「僕は独立して自営業・自由業を始めるんだ!ぼ、僕は・・・」


バス子「はいはい。わかったわよ。バス男さんは、脱サラして自営業者になるのね。よかったわね。」


バス男「バス子ちゃ〜ん、僕は冗談で言ってるんじゃないんだよ!僕はもう、独立して自営業・自由業を始めて年収1000万円越えを・・」


バス子「自営業者なんて大変よ?バス男さん知ってる?統計データでは、新しくできた会社のうち多くは、10年以内に倒産・廃業するらしいわよ。」


「えぇ〜?それ本当?」


「そうよ。それに、大抵の自営業・自由業の方の年収って、たいした収入じゃないのよ。自営業を始める前に、1度、仙人に【自営業の年収〜実情〜】を聞いた方が良いわよ。」


「仙人様の【自営業の年収〜実情〜】かぁ・・・」







自営業の年収 〜実情〜

1.会社員と自営業者と不労所得者

@自営業と会社員の差

■独立や起業となると、年収が増え、お金持ちになれるイメージがあります。

独立して商売をしている人は、月収が30万円だったり50万円だったりもします。そんな話を、チラっと聞いて「良いなぁ。」とも思うものです。

しかし月収30万円といっても、自営業ではボーナスがありませんので、年収に換算すると360万円です。
月収50万円の場合は年収600万円です。
サラリーマンと大差ないのですね。

そしてサラリーマンは、月に8日休みがあります。従業員は労働基準法で守られているからです。
が、自営業者には月の休みもなにもありません。

自分の稼ぎ金額が、そのまま生活に影響しますので「とにかく稼がないと!休日なんて言っている場合ではない!」という状況で、働き続ける自営業者は多いですよね。

また、普通のサラリーマンは、1日8時間以上の労働をした場合、基本給の1.2倍の賃金で「残業代」が支払われます。従業員は労働基準法で守られているからです。

が、自営業者には残業もなにもありません。8時間以上働いても、1.2倍の賃金で「残業代」が支払われることはありません。

自営業者には労働時間は関係がないのです。とにかく、稼げればOK。

逆に稼げなければ、家賃・電気代などの各種支払いが出来ずに、生活が終ってしまいます。

ですから必死です。
「明日から、急に稼げなくなったらどうしよう?」という恐怖から、毎日、平気で8時間以上働きます。働いていないと、不安なのです。

このように月に30日近く働いて、1日11時間も12時間も働いて、それで年収360万円〜年収600万円です。

もし本当に年収が360万円ほどならば、独立して自営業者になっても、あまり良いことがなさそうですよね。
実際のところ、自営業者の年収は、どのくらいのものなのでしょうか?



A自営業者の実情 〜自営業の年収〜
■学生時代、ありがたいことに確定申告時期の役所の税務課で働く機会を得ることがありました。その期間で、非常に良い経験をさせて頂きました。

と言うのも、自営業者が税務署に提出した、多くの確定申告用紙をチェックする仕事をさせてもらえたからです。

たくさんの自営業者の職種別【年収】はもちろん、「交際費・通信費・交通費・原価償却費」などの各種経費についても、リアルな数字を見ることができました。

コンビニのオーナーや美容室経営者、飲食店経営者から、個人塾経営者、税理士事務所の経営者、クリーニング屋のオーナーや賃貸不動産オーナー等・・・。

また農業・林業・漁業の自営業者の確定申告書も見ることができました。

その経験から言えることは
自営業者で経費を引いた後の純利益で年収1000万円を越える人は少ないということ。

多少は経費を大目に申告して、税金対策をしている方も、なかにはいるのかもしれませんが、それでもそんなにまで実利益と大きな金額の誤差はないでしょう。

私個人の感覚的には、自営業者の7〜8割の人は年収200万円から1000万円以下のように感じました。

多いのは年収200万円から500万円ほどでしたね。

年収200万円から1000万円ならば、普通のサラリーマンの給与と変わりません。

自営業は、そんなに多く儲かる仕事ではないのかもしれません。



B自営業者の限界 〜自営業の年収〜
■自営業を始めて、始めた自営業が上手くいかず、勤め人に戻る人も多いようです。

自営業者は「65歳まで稼ぎ続けないといけない!」というプレッシャーが非常に大きいからでしょう。
そのプレッシャーに負けて、一応は利益はでているけど、勤め人に戻る人も多いんですね。

会社員は「会社の純利益をだすために、なんとしてでも稼がなければ!」というプレッシャーは少なそうです。
決められた時間を普通に働きさえすれば、それでお金が貰えるからです。

しかし、自営業は自分の腕1つで利益をだすしかありません。基本的に、自分が頑張る以外に、誰にも頼れません。アテにできません。

最初の頃は良いのです。「よし、自営業者・自由業で頑張るぞ!」というやる気に満ちていますから。

が、自営業・自由業を始めても、{毎日仕事をする}という行為は会社員の頃と同じですし、なにより「明日から、急に稼げなくなったらどうしよう?」「今は利益がでているから良いけど、5年後、10年後、20年後は大丈夫か?」という将来への不安が重くのしかかってくるのです。

自営業者が行っている小さな小さなスモールビジネスでは、ちょっと社会が変化したり、ちょっと社会のニーズが変わったり、近くに競合店ができたら、すぐに利益が減ってしまうこともありますし、廃業に追い込まれれることもあるでしょう。
そのため、自営業者は毎日が不安続きでもあるのです。



C自営業者が安定して年収を稼ぐには? 〜自営業の年収〜
■では、自営業をしながら安定した年収を稼ぎ、なが〜く自営業者として生きていくには、どうすれば良いのでしょうか?

自営業として安定した年収を稼ぎ生きていくのに、職種は関係なく、飲食店経営でもコンビニ経営でもネイルサロン経営でも、良いのですが、重要なのは、職種ではなく、
所得の種類なのかもしれません。

自営業をしながら、安定した年収を稼ぎ、なが〜く自営業者として生きていくには不労所得を稼ぐ仕組みを作りを行う必要もあるのかもしれません。

自分1人のマンパワーだけで65歳まで稼ぎ続けるなんてことは大変ですよね。自分が病気をして働くことが出来なくなるリスクもあります。

だからこそ、自分の変わりに{資産・お金・人}に稼いでもらう仕組み作りを行うことが重要になるのかもしれません。

例えば、飲食店経営でもコンビニ経営でもネイルサロン経営でも、自分はオーナーという立場で、信頼できる人材を雇い、その人に店の店長として自分の変わりに働いてもらい、日々の通常業務は、その店長に任せることも可能ですよね。
そうすれば、自分が病気で働けなくなっても、店長以下、雇ったスタッフが働いてくれますので、毎月、収入が発生するのです。

このように、自分が働かなくても、毎月、自動的に利益が発生する不労所得を稼ぐ仕組みを作れば、自営業者でも長くやっていける可能性が増えるのかもしれません。


★追伸★

→自営業の年収と、サラリーマンの年収は、簡単に比較できない部分もありそうです。

自営業者は、{売上}から{経費}を差し引いた{利益}が、そのまま【年収】であり、これだけ大企業が幅をきかせている中で、弱小の自営業の{売上}は、安定しない現実があるようです。

{経費}は安定しやすいし、頑張って経費削減に取り組めばコントロール可能な部分も大きいのですが、{売上}に関しては、頑張ってもコントロールが難しく・・よって、{利益}のコントロールも出来ないため【年収】も不安定ということになりそうです。

自営業で年収1000万円、2000万円と稼いでいる!と聞くと「いいな〜。独立しようかな?」と思うわけですが、それが来年、再来年と続くか?は、わからないし、5年後、10年後は、もっと、わかりません。

商売は時流にのれば、短期的には自営業でも、年間利益1000万円、2000万円といく場合がありますが、そんな儲かる商売ならば、すぐに同じことをするライバルが現れるため、ライバル数の増加に合わせて売上額・利益額も減っていき・・となるケースも少なくないようです。


★追伸2★

→自営業者の年収が、サラリーマン(会社員)の年収と単純に比較できない理由の1つは税金面です。

サラリーマンの給与所得の場合、経費を差し引くことができません。
例えば、勤め先の会社の業務で自分の携帯電話とパソコンと自家用車を使っていたとしても、ただ自腹をきって使っているだけとなります。

勤め先の会社の規模が小さいほど・・中小企業や零細企業ほど、会社から業務用の携帯電話を与えてもらえず、自分の携帯電話などを業務で使うことになりがちですよね。

会社からの給料が25万円で、税金を引かれた後の手取り収入が20万円の場合、そこから「仕事で使った分の{携帯電話代、パソコン代、ネット代(通信費)、車代}」を支払うことになるので、本当の意味での純粋な手取り収入・・完全に私用で使える分の手取り収入は18万円くらいになるかもしれません。

一方、自営業者の場合、仕事で使った分の携帯電話代やパソコン代、ネット代金(通信費)や車代(車両費)は、経費として差し引くことができます。

私用でも使っている場合は案分となるのですが、どの程度の案分となるか?は税理士の先生と相談して決めることになります。

例えば、売上から仕入費用を差し引いた利益が月25万円の場合。
そこから、仕事で使った分のパソコン代や携帯電話代、車両費や通信費は経費として差し引くことができます。

仕事のために必要で、勉強のために買った本なども書籍費として差し引けます。

それら経費を利益の25万円から差し引くと、残る利益は20万円になるかもしれません。

すると20万円から税金を引かれることになるため、25万円から税金を引かれるより税金が安くなります。
※実際には年間トータルの売上や経費、利益で計算するが説明のため。

そのため、手元に残る実際のお金は、書類上や額面上より、多い場合もあるようです。

自営業者の年収は、経費を差し引いた後に残った利益となるため、書類上や額面上では、少なく見える場合もあるそうです。
※経費を差し引いた後に残る利益が大きいと、税金も大きくなるため、自営業者は頑張って書類上や額面上では、利益を少なくしようとする場合もあるそうです。

このような理由もあり、額面上の自営業者の年収と、実質的な年収には多少の誤差もあるようで、単純にサラリーマンの年収とは比較しにくい側面もあるようです。


★追伸3★
現在は1月末ですが、お蔭様で、今年も3月に確定申告をさせて頂けそうです。
ありがとうございます。

確定申告は7回目になるでしょうか。
税理士の先生にお願いしているので、実感は薄いですが、感謝・感謝です。

さて、自営業者だろうと会社員だろうと、収入源は複数あると良いですよね。
生き延びるためには必須ですね。
収入アップやメンタルの安定にも繋がります。

仕事も収入源も1つである必要はないよ。

収入源を増やす副業や投資に関しては、副業で月3万円稼ぐ私の方法2つ!随時更新(月3〜5万円の副収入を稼ぐには?)の記事が詳しいです。


また、年収を増やすには投資が必須ですが、私は今、ソーシャルレンディングに積極的に投資をしています。

1万円から投資可能なため分散投資しやすく、利回りが6〜10%と高い点が魅力であり、お金を高利回りで増やしていけるので重宝しています。

市場での売買がないので「価格が下がって損した」という失敗がなく、毎月の利息収入が不労所得となるので、本業や副業に専念できる点も魅力なソーシャルレンディングについては以下の記事が詳しいです。

高利回りソーシャルレンディングとは?仕組みを解説!体験談も(超高時給の投資)

高利回りソーシャルレンディング比較一覧!お勧めはココ(お勧めの会社はどこ?)

ソーシャルレンディングは怪しい?危険性や貸し倒れ率を詳しく(失敗しないコツ)


★追伸4★
自営業や独立起業をするうえでは、開業後の収支シュミレーションが必須ですよね。

フランチャイズに資料請求を行い、実際の店舗の数字を見て、収支シュミレーションを行ってみた記事には・・

@ラーメン屋は儲かる?年収(ラーメン屋の実際の売上/経費/利益とは?)

A居酒屋開業は儲かる?(居酒屋開業の収支シュミレーション)

B喫茶店を開業/経営!年収は?(喫茶店経営の年収シュミレーション)

C便利屋開業は儲かる?(長時間営業&価格競争による失敗を避けるには?)

があります。

これら業種の自営業者の年収が、いくらなのか?も、だいたいわかります。

フランチャイズオーナーの平均年収は?業種別に比較(儲かる業種は?)


<writer 名無き仙人>


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バス男「独立起業したから、必ずお金持ち・高収入になるわけではないんだなぁ。」


バス子「独立自営業主でも収入はピンキリなのかもしれないわね。」


仙人「長く独立起業で稼いでいくには、自営業を「どうやって不労所得が発生する事業にするか?」というプランをしっかり立てた上で始めることが、1つの方法なのかもしれぬのぉ。楽しく独立起業を行っていけるといいのぉ。」


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