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自己責任論は正しい?間違っている?
■自己責任論は嘘?
本当にすべては自己責任?
バス子「ついにアイドル的存在のバス菜が結婚しちゃったわねぇ〜。バス菜も幸せになってくれると良いな♪」
バス男「(ブツブツ・・)これはきっとバグだ。(・・ブツブツ・・)」
バス子「ちょ、バス男さん?結婚式の式場で、なにをブツブツ言ってるのよ?」
バス男「バス菜ちゃんは僕と結婚するんだ。だから、これはきっとバグだ。本当の現実ではない。だから明日になったら、今日の結婚式は存在しなっかったことに・・(・・ブツブツ・・)」
バス子「な、なに言ってんのよ?この現実世界にバグなんてあるわけないでしょう?私達が生きる現実世界は全てが自己責任で、バグなんて存在せずに、今日起きていることが、つじつまを合わせて明日にも繋がっていくのよ。現実逃避は辞めなさいよ。」
バス男「・・う、うぇ〜ん(泣)・・ぼ、僕はバス菜ちゃんと結婚するんだもん!!」
子「あ〜あ、バス男さん。いい歳して。・・しょうがないわねぇ。だったら仙人の【自己責任論は嘘?】の話を聞いてみなさいよ。」
男「仙人様の【自己責任論は正しい?おかしい?】の話かぁ・・・・」
〜全ては自己責任は本当か?〜
1.自己責任論と運命論。正しいのはどっち?
@運命論と自己責任論
自己啓発論や運命論的に言えば、世の中には2通りの人がいるのかもしれません。
自己責任論の人は「人生は自分の力で切り開いていくものだ!」と考える人が多いので、目標達成型の人生を歩みやすい特徴があります。
・目標設定は辞めなさい
運命論の人は「運命は存在するから運命に任せるべきだ!」と考える人で、やりたいことをしていく中で、人生が展開していく展開型の生き方をする特徴があります。
仙人「生き方には2種類・・【目標達成型】と【展開型】があるが、自己責任論と運命論の違いでもあるのぉ」
詳しくは、以下の記事のとおりです。
・なんのために生きるのかわからない人へ【安定or楽しい】2種類の生き方のメリットとデメリット
21世紀の現在において、世間一般的には、運命は存在しないことになっているため「人生は自分の力で切り開いていくものだ!」と考える目標達成型の人が多数派のようです。
そんな多数派の人達は、「人生は自分の力で切り開いていくものだから、人生が上手くいっても駄目でも、どちらにしろ自己責任だ。」と、意識的にも無意識(潜在意識)的にも考えて生きているようです。
多数派の人達は、「人生が上手くいったときは自分の頑張りや努力の賜物だ」と考え、人生で結果を出せなかったときは「自分の努力や頑張りが足りなかったんだ・・。」と自分のことを責める傾向にあるようです。
派遣で働いていて派遣切りにあったり、ワーキングプアで貧困に苦しんでいても「本人が悪い。本人の自己責任だ」と考える傾向にあるようです。
・なぜ日本で貧困が?なぜ働いても生活が豊かにならない?資本主義の正体と【解決策】
仙人「自己責任論の人は目標設定が好きな特徴があるのぉ。特に数字目標が好きな人が多いのぉ。」
・自己啓発目標設定例【期限の設定の目安は1年】数字目標よりセルフイメージ設定が大切だよ
一方、「運命は存在するから運命に任せるべきだ!」と考える運命論の人もいるようです。
この考え方も、あながちバカにできないのかもしれません。
運命は存在する?や運命の意味の記事にあるとおり、運命論も、耳を傾けてみると「運命も存在するのかもしれないな。」と思うことになる場合も、あるようです。
そんな運命の存在を信じている少数派の人達は「人生が上手くいこうが、いきまいが、すべては運命次第だから、本人には責任はない」と考え、人生が上手くいったときは「あ〜。ありがたい。」と運命に感謝し、人生が上手くいかないときは「運命でそのように決まっているのだからしかたないよ。」と名無き仙人道にて諦めるのかもしれません。
さて、私達が生きるこの4次元の現実世界は、どちらが正しいのでしょうか?
@人生は自分の力で切り開くものであり、すべては自己責任
A人生は運命で決まっているため、本人には責任はない
自己責任論と運命論、どちらが、正しいのでしょうか?
常識で考えると@人生は自分の力で切り開くものであり、すべては自己責任の考え方が一般的ですが、これには少々、無理もあるのかもしれません。
なぜなら、本人は生まれてくる時代や場所、家柄・家系、両親、健康状態等を選べないからです。
私達は、最初から身体的、もしくは頭脳的、精神的なハンディをもって生まれてきた方々を「すべては自己責任なんだから補助や税金に頼らず、自分の力で生きていけ!」などと言うことが出来ません。
・能力差はある。引きこもり/不登校/いじめ問題の解決法!誰もが幸せになれる【共生社会の作り方】
私達は、アフリカの飢餓地域やメキシコのスラム街に生まれ、ご飯も教育もほんの少ししか与えられない状態で、その日の食べるものを見つけることが精一杯な状態で育つ子供達に「すべては自己責任なんだからストリートチルドレンなんかにならずに、独学で読み書き等を学び勉強し、貧困から抜け出せば良いじゃないか。人生は本人次第だぜ?甘えんな!」などと言うことが出来ません。
また、最初から奴隷(人身売買の対象)として生まれてくるナイジェリアの子供達にも「すべては自己責任なんだ。奴隷として生まれてきたのも、全部自己責任だ」などと言うことが出来ません。
これでもやはり、人生はすべてが自己責任なのでしょうか?
本人は生まれてくる時代や場所、家柄・家系、両親、健康状態等を選べないのに、それでもやはり人生はすべては自己責任なのでしょうか?
第二次時世界大戦中に、戦争で死んでいった私達の祖先(曾爺様、曾曾爺様達)は、鉄砲の弾や爆弾、地雷によって、若くし無惨に死んでいきました。
それは、私達の祖先の曾爺様、曾曾爺様達の、日頃の行いが悪いから起きた、自己責任の当然の結果なのでしょうか?
第二次世界大戦中、アメリカ軍が進行してきた沖縄では、多くの女性や子供、それに老人達が、「米兵に捕まって捕虜になるのは恥!」と、崖から飛び降り、無惨に死んでいきました。
それは、沖縄の女性や子供、老人達の、日頃の行いが悪いから起きた、自己責任の当然の結果なのでしょうか?
努力や頑張りが足りなかったのでしょうか?
これらの結果は、本人の自己責任ではなく、その時代の責任なのではないでしょうか?
戦時中の時代に生まれ、生きていた方々は、本人の意思や努力とは関係なく、時代の大いなる流れの中で、戦争に巻き込まれていきました。
・日本の洗脳教育「働くまともな人/捨て身の飛び込み営業」と「戦争に行くまともな人/捨て身の特攻攻撃」の違い
これでもやはり、人生はすべてが自己責任なのでしょうか?
本人は生まれてくる時代や場所、家柄・家系、両親、健康状態等を選べないのに、それでもやはり人生はすべては自己責任なのでしょうか?
私はA人生は運命で決まっているため、本人には責任はない部分もあるのかもしれない・・とも考えます。
本人は生まれてくる時代や場所、家柄・家系、両親、健康状態等を選べないのですから、しかたのない部分も、あるようにも思うのです。
そのような仕方のない部分までも「すべては自己責任だ!本人に責任があるし本人が悪い!」と言うのは、少し無理があるようにも感じます。
人生を生きていると、いろいろなことがありますし、様々な人とも出くわしますが、「私にも、あなたにも責任はない。」「本来、誰にも責任はないんだ。」と考えて生きていますと、自分や他人を責める機会が減るのかもしれません。
人生が上手くいかない時があっても「まあ、私のせいじゃないし・・」「しかたないよ。これも運命。さあ、どうするかなぁ〜?」と、自己嫌悪に陥って自己評価を下げる機会が減るのかもしれません。
家族愛の意味(カタルシスを経験する)のとおり、1人で過度・過剰なほどに責任を背負い込み、1人で、自他を批判し続けながら人生を戦い続けるのではなく・・・
「本来、誰にも責任はないんだ」と、自分や他人を責めなくなると、ただそれだけなのに、人生がフワっと軽やかになるようです。心の中に、暖かでさわやかな風が吹き始めるようです。
仙人「人間の視点から見ると、自己責任に見えるじゃろうが、この宇宙は、あるがままにあるだけじゃのぉ」
・執着心を捨てる方法!仙人の【成さずして為す】の意味
そんな私ですが、だからといって「今が楽しければ良いんだ!将来のことを考えずに今を楽しみ、そして将来が上手くいかなくても、自分には責任ないも〜ん♪」「他人を思いやる心なんて必要ないよ!他人なんてバカにしとけば良いだ。自分さえ良ければ良いよ」というような「生き方」にも、疑問を感じるときがあります。
将来や他人様のことも考えて、生きていくことも、大切なのかもしれません。
その理由の1つはこの4次元世界が、どこまでもつじつまを合わせようとするからです。
A4次元世界のルール 〜自己責任論は嘘?〜
個人的にはA人生は運命で決まっているため、本人には責任はない側面もあるのかもしれないとも考えますが、本人には責任はないけど、結果的に、本人が責任を取らざるをえなくなるとも考えています。
それは、この4次元世界が「どこまでもつじつまを合わせて連続して続いていく」というルールを採用しているからです。
例えば環境的、または体質的に太りやすい人が、太っている自分に悩んでいる場合。
環境や体質的が原因で、太りやすい人が太ってしまっているのは、本人には責任がないのかもしれません。
例えばアメリカの貧困層。
アメリカの貧困層の方々は、政府の支給するフードスタンプによって、なんとか食いつないでいる状態だそうです。
そんな彼らは、生きていくために安くてカロリーの高い食料を買うそうです。ジャンクフードを買い食べるそうです。
生野菜は、高くて買えないそうです。
そのため、アメリカの貧困層は、子供も含め、太っている方が多いそうです。
「だったら、自分の力で這い上がり、お金を稼ぐコツによって金銭的に成功をおさめ、生野菜を買えば良いじゃないか!?」という意見もあるかもしれませんが、アメリカの実情では、そうもいかないのかもしれません。
このような状況の場合、太っていることは「全て本人の自己責任」とも言いきれないのかもしれません。
しかし、太っていることで異性にモテなかったり、就活・転職が上手くいかなったりする責任は、どうしても本人が取らざるをえません。
※アメリカでは太っている人は、「自己制御能力が欠如している。」と評価され、就職において不利なようです。
このように、本人には責任はないけど、結果的に、本人が責任を取らざるをえなくなるようなのです。
この4次元の現実世界は。
それもこれも、すべてはこの4次元の現実世界が、「どこまでもつじつまを合わせて連続して続いていく」というルールを採用しているからでしょう。
このような4次元世界の現実のルールのせいで、私達は、いつも責任を追われることになるようです。
‘責任’とはメンドウな側面でもあり、どこまででも責任を取らざるをえなくなる、この4次元世界の現実のルールを、好きになれない場合もありそうです。
しかし、サッカー選手がサッカーの試合中に「そもそも、{手を使ってはいけない}というルール自体がおかしいんだよ!」などとサッカーのルール自体に文句を言ってもしかたがないのと同じで・・・
4次元の現実世界を、現在進行中で生きている私達が、4次元世界の現実のルールについて、「そもそも、どこまででも、つじつま合わせにこだわろうとする、このルール自体がおかしいんだよ!空を飛ぶ夢や火事の夢など、寝てみる夢の世界は、つじつまを合わせる必要のない世界だぜ!?別に、つじつまが合わない世界でも良いじゃないか!」などと、4次元の現実世界のルールに文句を言っても、なかなかルール変更は難しそうです。
・「この世が仮想現実の理由」VRで現実の価値低下【今後起きる変化】や「死後の世界」も全部話すよ
ですので個人的には、なるべく{嫌な責任}が発生しないよう、破滅原理と繁栄原則のうち「繁栄原則」を大切にしつつ、心の中ではゆる〜い生き方をしながら幸せに暮らすを心がけてもいます。
人間関係がめんどうなことにならないよう、他人との人間関係や自分自身との人間関係も、バランスよく取りながら・・。
★合わせて読みたい★
結果的に、自己責任となる現実の世界においては、幸せに生きる方が、お得ですよね。
そして、幸せになるためには本当に、幸せになってしまうことを、自分に許可できる必要があるようです。
詳しくは、以下で。
・幸せになるのが怖い人へ【幸せを許可するワーク】私の事例。USJにて
・幸せを拒絶する心理4つ【なぜ幸せになれない?】ずっと幸せな人と、ずっと不幸な人の違い
<writer 名無き仙人>
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バス男「自分には責任がなくとも、結果的には、自分が責任をとらざるをえなくなる・・かぁ。」
バス子「つじつまを合わせて続いていくものね。」
仙人「この現実世界では、人生の転機(現実のルールを味方につける方法)のとおり、1度起きてしまったことは、「やっぱり、なかったことで。」とはならずに、次の日からも現実としてずっと続いていくようじゃのぉ。じゃからこそ責任が発生し、人生は夢のとおり、どうなろうと、当人が、その現実の中で各種の感情を味わうことになるのかもしれぬのぉ。自分には責任がないとしても、各種の感情を味わうことになるのは、他の誰でもない、当人じゃからのぉ。」
関連→幸福/幸せと不幸の原因(幸不幸の原因は他人や環境?)
→自分を大切にする方法(他人の意見と自分の意見)
→人生の運命は決まっている?【運命を変えるには】潜在意識を変えること
→生きたまま生まれ変わる方法【魂は情報生命体】新しい自分になりたい人へ
→運命が変わる瞬間【運命が動く時の前兆5つ】私の運命の転換期は「人生が壊れた時」でした
→運命の人に出会うには【生き方を変えなさい】心の深い部分の傾向が変わらない限り、惹かれあう人も変わらない
★負の【思い込み】を書き換える仙人術★
1.観念とは→観念とは【わかりやすく図解】なぜ「思い込み」をなくすと人生が変わるのか?
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