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ブラック企業でも働く日本人の洗脳教育とは
■働く人がまともな人なのか?
その時代をリアルタイムで生きている人には「その時代の洗脳」が何か?がわかりにくいです。
バス男「ブラック会社は辛いよ。はぁ、仕事辞めたいな。」
バス子「もう、さっきから、その話ばかり。じゃあ、もう辞めれば?」
バス男「バス子ちゃ〜ん。そういうわけにもいかないんだよ。はぁ〜。仙人様に【なぜ日本人はブラック企業でも辞められないのか?】を聞きに行ってみようかな。」
バス子「仙人の【日本の洗脳教育「勤労の美徳も洗脳」】の話かぁ・・」
〜ブラック会社なのに辞められな理由は洗脳〜
1.ブラック会社の社員と第二次世界大戦中の日本兵の共通心理
@ブラック企業なんて辞めればいいのに辞められない本当の理由
「もう、兵隊を辞めたいな。」
時は1942年の日本。
私は戦友のA君に「戦争が辛い」と愚痴をこぼしていました。
するとA君が言います。
「そんなこと言ったって、戦争に行かなきゃ非国民になっちゃうし、みんなから「え?出兵していないの?」「なんで戦争に行っていないの?」と白い眼で見られちゃうよ。それは嫌だろ?」
「そうだけど・・」私は続けました。
「でも、こんな辛い思いをしてまで戦地で戦いたくない。給料は出ないし、上官からは危険な最前線の任務を押し付けられ、戦闘と訓練ばかり。軍隊の上下関係もストレスがたまるし。連合国の兵士達は、そこまでストレスを溜めずに戦闘に参加しているのに・・。」
A君が少し怒りながら言い返してきました。
「そんなこと言ったって、上層部は、自分が楽して地位や名誉をえるために下っ端をこきつかうのは、いつの時代も当たり前なんだよ。
戦国時代からそうだよ。
・日本人が働きすぎる理由!戦国時代から続く過労死への対策(3つの原因)
それに、立場の弱い日本国が、連合国と互角に戦い戦果をだしていくには、俺達末端の日本兵が休みなく戦うしかないじゃないか!
月月火水木金金だよ。休みなんかないよ!
強い大きな組織である連合国の兵隊達が、俺たちよりストレスの少ない環境で戦闘してるのは当然だよ。
俺たち日本国は、勝ち組の連合国の仲間に入れなかった負け組なんだよ。
負け組の国家の人間は負け組として、今の軍隊の中で出世を目指し、少しでも良い身分・地位を目指すしかないだろう。
そうやって頑張らないと「非国民!」と非難され、結婚もできないし、まともな人として、まともな生活を送れないんだ。それが現実だよ。わかるだろ。」
「でも・・」私は不満が混じった疑問をA君にぶつけてみました。
「そもそも、みんなから「お国のために立派に戦地で頑張っていて偉いね。」と言われることの引き換えに、毎日、戦争で強いストレスを感じながら、心身を危険にさらしながら生きないといけないのであれば、割にあわないような・・。
こんな毎日が辛くストレスの多い戦闘・訓練ばかりの日々を続けるくらいなら、いっそ、みんなから「非国民め!」と言われていいから、軍隊から抜け出し、もっと人として、心や時間に余裕のある生き方をしたい、と思うんだけど?」
「そんなこと言ってたら、非国民として扱われ、結婚できなくなるぞ!?」A君が怒って言ってきました。
「それに親戚や知人や周りの人に「なんで戦争に行っていないの?」と聞かれた時、どうするんだ?まともな生活をするためには、戦争に行くしかないんだよ!」
「うっ・・」私はA君に対して、言い返すことができませんでした。
まともな人として、まともな生活を送るためには、たとえ嫌でも軍人として戦地にいかないといけない現実がある・・。それが今の日本なのか?
でも、不満は解消されず、私はA君に不満をぶつけました。
「しかし、そうは言っても、私たち末端の兵隊が頑張って闘っても、軍部や国家の上層部が潤うだけだよ。
軍部や国家の上層部は、自分の私利私欲のために下っ端の私たちに、頑張って戦うよう煽ってくるんだ。
「ちゃんと戦争に行ってる、まともな人」という社会的地位を重視し、社会的地位を維持するために生きる限り、私たちは、いつまでたって、{自分の社会的地位とお金}のことしか考えていない軍部や国家の上層部達に、いいように使われるんだ!」
「じゃあ、もう除隊すればいい!」A君が怒った顔で吐き捨てました。
「俺の知り合いなんて、軍部や上官の指示で、捨て身の特攻攻撃をやってるんだ。
本心を言えば「戦死を前提とする必死の特攻攻撃なんてしたくない!嫌だ!」だけど、それをしないと「非国民だ!」と言われ、今更、軍隊をやめて実家に帰っても、「非国民め!」と罵られるため表を歩けないし、一生、まともな人として、まともな生活を送ることができなくなるんだ。
厳しいけど、それが{国力の弱い日本国に生まれた負け組み}の俺達の現実だろ?」
「捨て身の特攻攻撃か・・。」
私は、そうまでしないと、普通の人としての普通の生活を送ることが出来ない{変な社会}に生きている自分の現実を噛締めていました。
もし、特攻攻撃を拒絶すれば非国民と言われ、一生、まともな人として、まともな生活を送ることができない・・。
私1人の力では、どうしようもない今の日本社会の構造の中で、私は「こんな状況で、どおやって生きていけば幸せに生きていけるのだろう」と無気力になりながら考えました。
「金や利益を求めるがあまり、末端の兵隊達が、心身ともにボロボロになるまで戦わせるブラック国家のために、戦争なんてしたくない!」といって軍隊を除隊すれば。
戦争で勝つことしか考えていない日本社会の仕組みが変わらない限り、今更、まともな人生なんてありません。
もし、軍隊を除隊して田舎に帰っても「非国民め!」と批判され、家の中で引きこもりになると思われました。
結局、「戦争が嫌だから」と軍隊をやめても地獄であることには変わらないように思われました。
「きっと仙人だったら、高い生活水準や、社会的地位(周りの目・評価)から自由なため、早々に自らドロップアウトし、山奥でのんびり、細々暮らすんだろうな。」
・生活水準を下げなさい(文明生活を諦める)
仙人に憧れる気持ちはあるものの、仙人のように{何が本当に大切なことなのか?}を悟れていない私は・・・
欲望の塊である私は「軍人を辞めたら結婚できないんだろうな。それは嫌だな。」とか「周りの人から{ちゃんとした戦地に行って頑張っている人}と思われたい」とか「非国民!と言われるのは嫌だな」とか「友人や知人から「あいつも落ちぶれたな」と思われたくない」とか、そういった気持ちが強いため、生き方を変えることが出来ず「こんな状況で、どおやって生きていけば幸せに生きていけるのだろう」とため息をつくのでした。
・【苦しみに耐える修行】vs【幸せに耐える修行】どっちが簡単?難しい?私の経験談
Aブラック企業の社員の心理
「もう、仕事辞めたいな。」
時は20XX年の日本。
私は同僚のA君に、「仕事が辛い」と愚痴をこぼしていました。
するとA君が言います。
「そんなこと言ったって、仕事しなきゃ貧乏人になっちゃうし、みんなから「え?ニートなの?」「フリーターなの?」と白い眼で見られちゃうよ。それは嫌だろ?」
「そうだけど・・」私は続けました。
「でも、こんな辛い思いをしてまで働きたくない。給料は低いのに上司からは嫌な仕事を押し付けられ、残業と休日出勤ばかり。会社の飲み会もストレスがたまるし。一方では、そこまでストレスを溜めずに働いている人もいるのに・・。」
A君が少し怒りながら言い返してきました。
「そんなこと言ったって、上層部は、自分が楽して給料を貰うために下っ端を安月給でこきつかうのは、いつの時代も当たり前なんだよ。
戦時中からそうだよ。
それに、立場の弱い零細企業や中小企業が、大企業と互角に戦い利益をだしていくには、ブラック企業の末端の社員達が安月給で休みなく働くしかないじゃないか!
月月火水木金金だよ。休みなんかないよ!
強い大きな組織である大企業や公務員の社員の方々が、俺たちよりストレスの少ない環境で働けるのは当然だよ。
俺たちは、勝ち組の大企業の社員や公務員になれなかった負け組なんだよ。
・底辺職の生活と人生の幸せ(幸せって、なんで決まるの?)
負け組は負け組として、今の中小企業や零細企業・・・ブラック会社の中で出世を目指し、少しでも良い身分・給料を目指すしかないだろう。
そうやって頑張らないと、結婚もできないし、まともな人として、まともな生活を送れないんだ。それが現実だよ。わかるだろ。」
・私が結婚できた理由【恋愛観/結婚観の書き換えでした】「押しつける人」と「歩み寄れる人」の違い
「でも・・」私は不満が混じった疑問をA君にぶつけてみました。
「そもそも、みんなから「良いところに勤めていますね。」「正社員なんですね。」と言われる職業に就き、貧乏じゃない、そこそこ裕福な生活を送ることの引き換えに、毎日、仕事で強いストレスを感じながら老いるまで生きないといけないのであれば、割にあわないような・・。
こんな毎日が辛くストレスの多い仕事・仕事ばかりの日々を続けるくらいなら、いっそ、みんなから「負け組底辺だね」と言われていいし、貧乏でもいいから、もっと人として、心や時間に余裕のある働き方や生き方をしたい、と思うんだけど?」
「そんなこと言ってたら、職を失ってニートやフリーターになり、結婚できなくなるぞ!?」A君が怒って言ってきました。
「それに家や車の費用、また子供の教育費はどうするんだ?親戚や知人や周りの人に「なんの仕事してるの?」と聞かれた時、どうするんだ?まともな生活をするには、職とお金がいるんだよ!」
「うっ・・」私はA君に対して、言い返すことができませんでした。
まともな人として、まともな生活を送るためには、たとえ嫌でもブラック企業の職にしがみついていないといけない現実がある・・。それが現代社会なのか?
でも、不満は解消されず、私はA君に不満をぶつけました。
「しかし、そうは言っても、私たちが頑張って働いても会社や国家の上層部が潤うだけだよ。
ブラック会社や国家の上層部は、自分の私利私欲のために下っ端の私たちに、頑張って働くよう煽ってくるんだ。
お金や社会的地位を重視し、お金や社会的地位を維持するために生きる限り、私たちは、いつまでたっても、{自分の社会的地位とお金}のことしか考えていないブラック会社や国家の上層部達に、いいように使われるんだ!」
・なぜ日本で貧困が?なぜ働いても生活が豊かにならない?資本主義の正体と【解決策】
「じゃあ、もう仕事を辞めればいい!」A君が怒った顔で吐き捨てました。
「俺の知り合いなんて、会社や上司の指示で、捨て身の飛び込み営業を頑張ってるんだ。
本心を言えば「飛び込み営業なんてしたくない!嫌だ!」だけど、それをしないと会社を首になり職を失い、今更、まともな再就職先なんてないから、一生、まともな人として、まともな生活を送ることができなくなるんだ。
厳しいけど、それが{新卒時に大手企業の社員や公務員になれなかった負け組み}の俺達の現実だろ?」
「捨て身の飛び込み営業か・・。」
私は、そうまでしないと、新卒時に大手企業の社員や公務員になれなかった負け組みの場合、普通の人としての普通の生活を送ることが出来ない{変な社会}に生きている自分の現実を噛締めていました。
もし、拒絶すれば会社を首になり、まともな再就職先なんてないから、一生、まともな人として、まともな生活を送ることができない・・。
私1人の力では、どうしようもない現代社会の構造の中で、私は「こんな状況で、どおやって生きていけば幸せに生きていけるのだろう」と無気力になりながら考えました。
私が「金や利益をもとめるために、社員の心身がボロボロになるまで社員を働かせるブラック企業のために、働きたくない!」といって仕事を辞めれば。
新卒しか、まともな企業に入社できない現代の日本社会の仕組みが変わらない限り、今更、まともな再就職先なんてありません。
離職率が高いために、いつも求人を出しているブラック企業から、他のブラック企業へと転職するか、派遣社員になるか、アルバイトになるか、ヤバい感じの自営業者になるか・・。
結局、今の仕事をやめても地獄であることには変わらないように思われました。
「きっと仙人だったら、高い生活水準や、社会的地位(周りの目・評価)から自由なため、早々に自らドロップアウトし、田舎でのんびり、細々暮らすんだろうな。」
・承認欲求を諦めなさい(承認欲求)
仙人に憧れる気持ちはあるものの、仙人のように{何が本当に大切なことなのか?}を悟れていない私は・・・
・底辺職の生活と人生の幸せ(幸せって、なんで決まるの?)
欲望の塊である私は、「今の会社を辞めたら結婚できないんだろうな。それは嫌だな。」とか「周りの人から{ちゃんとした職に就いている人}と思われたい」とか「貧乏は嫌だな」とか「友人や知人から「あいつも落ちぶれたな」と思われたくない」とか、そういった気持ちが強いため、働き方や生き方を変えることが出来ず、「こんな状況で、どおやって生きていけば幸せに生きていけるのだろう」とため息をつくのでした。
★合わせて読みたい★
私が仕事観・・仕事に対する思い込みを書き替えた時の話は、以下の記事で。
・私の仕事観【給料は我慢の対価】楽しく働くことに罪悪感をもった過去を癒した時の話
また、将来が不安だから、嫌いな仕事にしがみついている場合には、以下の記事もおすすめです。
・不安だから、頑張る貴方へ【今に感謝する】なぜ上を目指す人は幸せになれないのか?
〜あとがき〜
その時代をリアルタイムで生きている人には、「どんな洗脳教育が行われているか?」の自覚が伴いにくいです。
そのため、戦時中をリアルタイムで生きていた人には、戦時中に行われていた日本の洗脳教育の内容がわかりませんでした。
仙人「今のワシらも日本の洗脳教育を受けているのじゃよ。洗脳の内容は勤労の美徳など仕事や働き方に関することじゃよ」
資本主義時代が終わり、ベーシックインカム時代になった後に、今の私たちが受けている洗脳教育が「仕事/働き方」だったことが判明するでしょう。
・ベーシックインカムとは?メリットとデメリット【反対派/賛成派の意見】(ベーシックインカムまとめ)
第二次世界大戦時代は、既に結果が見えていたのに、ボロボロになるギリギリまで、無意味な戦争が続けられました。
洗脳教育のせいです。誰も反対しませんでした。
反対すれば非国民と言われました。
資本主義時代は、既にベーシックインカムが導入できる豊かさがあるのに、貧富の格差が限界に達するまで、続けられます。
洗脳教育のせいです。誰も反対しません。
勤労の美徳は洗脳!と言うと「非国民め」と言われてしまいます。
仙人「ちょっと、時代的に早すぎるかのぉ。わかる人には、わかるじゃろうが・・。」
なお、勤労の義務が憲法に追加された経緯を知ると、洗脳が解かれます。
以下の記事のとおりです。
・仕事したくない人へ【働かないといけない】洗脳を解く話
仙人「1945年の敗戦後、一部の人達の手により、兵役の義務の変わりに、勤労の義務が、作られたわけじゃのぉ」
★合わせて読みたい★
・勤労は義務か?【引きこもり対策】ベーシックインカム導入後の世界に行ってきた感想
・生活保護やベーシックインカムは悪いこと?働かざる者食うべからずは正しい?おかしい?【答え】
<writer 名無き仙人>
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バス男「ブラック・・バス。」
バス子「それ、貴方じゃない。コメントが思いつかなかったんでしょ。」
仙人「話の続きは底辺職の生活と人生の幸せ(幸せって、なんで決まるの?)での。」
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