

スポンサーリンク
働かざる者食うべからずは正しい?おかしい?
■国からお金(税金)を貰うのは悪いこと?
「生活保護は悪いこと?」洗脳を解く話。
バス男「はー。僕も、生活保護を貰いたいなぁ。」
バス子「最低〜。働かざる者食うべからずよ。働きなさいよ。」
バス男「でも、仙人様が【生活保護やベーシックインカムは悪いこと?】で・・」
バス子「え!?仙人の話・・」
〜「働かざる者食うべからず」洗脳を解く〜
1.「助けてもらう」をするワーク
@生活保護受給者が嫌い
私は生活保護受給者が嫌いでした。
私は、辛い仕事に耐えて、でも低賃金でギリギリの生活なのに・・生活保護受給者を「ズルい」と思っていたし「生活保護は悪いこと」と思っていました。
そんな私にとって【助けてもらうワーク】ができたのが2020年でした。
2020年、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言下、国民全員に一律10万円が給付されました。
・今後の予想と実際に起きたこと!まとめ【新型コロナウイルス/パンデミック発生2020年】
普段「国からお金を貰うな。税金払え」と生活保護をバッシングしていた私も、ニコニコ顔で税金・・10万円の特別定額給付金を貰いました。
バス子「生活保護を嫌っている人も、申請した人が大半だったわね」
税金を使った値引き策「gotoキャンペーン」や「gotoイート」でも、多くの人が、我先に!と、申込をしました。
多くの人が、税金に群がったわけです。
バス男「生活保護をバッシングするけど、みんな、本当は、税金を貰いたいのかなぁ」
税金とは「誰から金を徴収して、誰に金をあげるか?」が本質です。
税金を取り立てる名目は、年金や健康保険や酒税や消費税や所得税や市民税など、いろいろあるし・・
税金を配る名目も、生活保護や、子ども手当や、持続化給付金や、gotoキャンペーンや、公共事業や、児童扶養手当など、いろいろありますが、本質は「誰から金を徴収して、誰に金をあげるか?」。
生活保護は悪い!とバッシングされるのも「私は、我慢しているのに1部の人達だけ貰うのはズルい」という感情論なのかもしれません。
もし仮に、国民全員に一律7万円が配布されるベーシックインカムが始まったら、生活保護を批判する私は、受け取らないか?と言えば、受け取ります。
コロナ禍にて、10万円の特別定額給付金を貰ったのと同じ感覚ですね。
「皆、貰っているんだから、別に貰ってもいいじゃん」です。
バス子「1部の人だけに、税金をあげるから、ギリギリ貰えない人が怒るわけね」
バス男「「10万円の特別定額給付金」のように、皆に一律で配ると不平不満がでないのか〜。ベーシックインカムなら、不平不満も少ないのかな?」
・ベーシックインカム日本で導入の可能性100%!いつ?は外国が決める
仙人「ワシが言いたいのは【時代が変わっているから、考え方を変えた方が、生きやすい】ということじゃのぉ」
戦時中「戦争に行かないのは非国民だ」と、バッシングしていました。
「皆、我慢しているのに1部の人達だけ戦争に行かないのはズルい」という感情論に近いかもしれません。
なぜなら今、戦争に行かない人をバッシングする人はいないからです。
つまり、戦争に行くことは、不変的な価値あることではなかったわけですね。
同じように、国からお金を貰うことは、不変的な{悪いこと}でもない。
仙人「本質的な話を見ていこうかのぉ」
A無人島でお金持ちの生活はどうなる?
現在、世界のトップ62人の大富豪が、全人類の下位半分、36億人と同額の資産を持っていると言われています。
毎日、キャバクラで豪遊しても、死ぬまでに使いきれないほどのお金をもっているわけですね。
バス男「あぁ。キャバクラの神様ぁ〜。僕にも微笑んで下さいぃ〜」
バス子「キャバクラの神様なんているの?」
日本にも、金融資産1億円以上の富裕層が100万世帯以上いて、格差拡大が問題視されています。
お金持ち男女は、豪邸に住み、毎日、バカンスを楽しみ、何不自由ない暮らしをしています。
じゃあ、そんな彼らが、もし無人島に1人で行ったら?
「おい、メイド。俺の飯は、まだかー」と言っても、無人島で1人なので、飯は出てきません。
「おい、従業員。俺の家を作れ」と言っても、無人島で1人なので、家もできません。
あれほど、優雅でリッチな暮らしをしていたのに、大富豪が無人島に1人で行くと、生活はギリギリで苦しい状況となりました。
つまり、大富豪たちは、誰かの犠牲の元、自分達は豊かな生活を享受しているわけです。
先進国は、後進国や途上国の犠牲の元、豊かな生活を享受しているのにも似ているかもしれません。
1人では、リッチな生活ができないわけで。
つまり、労働力を提供しつつギリギリでやり繰りしている私達のお蔭で、お金持ち男女のリッチな生活は成り立っているわけです。
そのことは、リッチな人達が、無人島で1人で暮らし始めるとわかります。
働かずにリッチな生活をしている富裕層だけで、月に行ったら、月でリッチな生活はできないのです。
みんな、ソファーでくつろいでいたら、飯にもありつけないわけですね。
つまり、地球上にあると富とは、本質的には、私達みんなで生み出している冨なのです。
大富豪だけで、生み出している冨ではないわけですね。
にも関わらず、利権や仕組みによって、富の多くを富裕層が吸い上げているだけ。
【労働力の提供】と【受け取る金額】には、ものすごい差がありますが、利権や、仕組みによるものです。
無人島に1人で行くと、【労働力の提供】・・「どのくらい労働するか?」が、そのまま生活の質となるので、ある意味、公平になるわけです。
バス子「「家作り」や「魚釣り」を頑張る人は、無人島でも、そこそこの生活ができるわね」
以下の記事のとおりですね。
・なぜ日本で貧困が?なぜ働いても生活が豊かにならない?資本主義の正体と【解決策】
だから、地球で生み出された富を税金として徴収し、ベーシックインカム等で私達みんなに再配布する場合、私達が富を受け取るのは自然なことでもあります。
仙人「頂ける豊かさは、感謝して受け取っていいのじゃよ」
働かざる者食うべからずとも言われますが、現実世界にはバランスの法則(働きアリの法則)もあるし、相対的な世界なので、全員が全員、超最高レベルで働くことは、起きえないのです。
以下の記事のとおりですね。
・勤労は義務か?【引きこもり対策】ベーシックインカム導入後の世界に行ってきた感想
私や貴方が働けているなら、それは、相対的に、誰かの犠牲(働かないアリ側にいった人達含む)のうえに成り立っています。
例えば、健常者と障害者も相対的なものです。
もし、貴方以外の人達のIQの平均が1265なら、貴方は「知的障害者」となり、職にも就けないでしょうし、就いても、皆のハイレベルな仕事スピードに、ついていけないで、首になるでしょう。
つまり、必ず、働かざる者もでてくるわけです。それが、たまたま「誰になるか?」というだけの話。
その意味でも、地球上で生み出される富は、働いていない人も含めて、みんなで生み出した富!というのが、1番本質的な見方とも言えます。
だから働かざる者食うべからずは、正しいようで、おかしいようでもあります。
B生活保護は悪いこと?
この世界は相対的な世界です。
もし、私以外の70億人が、IQ1285以上の超天才達で、運動神経も抜群だったら。
・ギフテッドではない弱者の私の生き方戦略【努力すれば必ず夢は叶う】は嘘
どの職場で働いても、皆、超仕事できて、私だけ「おい、ノロマ。お前、本当、仕事できないな」と怒られることになります。
私は、どれだけ頑張って努力しても、なんの仕事も採用してもらえないでしょう。
すると、私は生活保護に頼るしかありません。
つまり、この世界は相対的な世界であり、今、普通に働けているなら、たまたま、相対的に、能力等が半分より上なだけです。
自分の努力や頑張りのように錯覚しがちですが、自分の頑張り以上に「周りの人達は、どうか?」で決まるのが、相対的な世界である現実世界です。
相対的に比較し合って決まるので、だから必ず一定数、生活保護に頼るしかない人もでてくる・・
以下の記事のとおりです。
・能力差はある。引きこもり/不登校/いじめ問題の解決法!誰もが幸せになれる【共生社会の作り方】
にも関わらず「生活保護は悪いこと」とバッシングすることは、役立たずになった高齢者は、姨捨山(おばすてやま)に捨てろ!と言うのに、似ているし・・
自分が、頑張っても、生活保護に頼るしかなくなった時に、自分の首を絞めることになります。
生活保護の不正受給はバッシングされますが、ほとんどの人は、不正受給ではありません。
相対的な社会の仕組み上、必ず、誰かは生活保護に頼るしかない人もでてくるので、受け入れて「困った時は、お互い様だよね」とした方が、自分も生きていきやすくなるでしょう。
例えば、老後資金が心配な場合。
老後資金がなくなったら、姨捨山(おばすてやま)に捨てられるか?と言えば、捨てられない。
生活保護が貰えます。
お金は、国がくれます。
そして、それで、いいじゃないですか?
「困った時は、お互い様」なのだから。
でも健康と、人間関係は、国がくれないので、幸せな人生のためにも、健康と人間関係は、大事にしておく必要がありそうです。
以下の記事のとおりですね。
・【幸せとは、どうやって決まるの?】私が底辺職の生活でも人生が幸せな理由は「暖かな人間関係」
C助けてもらうワーク
「人から助けてもらう」を感謝して受け入れることができるようになると、人生は、随分と生きやすくなります。
というわけで、助けてもらうワークをしてみよう!
仙人「働かずに飯を食ってみることで、ワシらの【思い込み】・・洗脳も解かれるわけじゃのぉ」
人から助けてもらうワークについては、以下の記事が詳しいです。
・仕事を頑張りすぎる人へ【人に助けを求めるワーク】働かない人にイライラする貴方へ
「私が頑張っていることで、私が、社会を支えている。会社を支えている」と力んでいた私は、助けてもらうワークによって、肩の力が抜け、より自然体で生きていけるようになりました。
・肩の力を抜く私の方法3つ【肩に力が入る原因と改善方法】肩の力が抜けている人になるには?
仙人「依存すぎるのも問題じゃが、自立に偏りすぎるのも問題じゃからのぉ。自立したうえで{自分の弱さを認める}・・相互依存へのステップの話でもあるのぉ」
C仕事を失う恐怖感の対処法
この話をしている理由の1つが「仕事消滅時代」に入りつつあるからです。
以下の記事のとおり。
・10年で事務員の仕事がなくなる理由「総務も経理も医療事務も全滅」対処法は【価値ある人材】
・店員の仕事がなくなる理由「コンビニもスーパーも飲食店もアパレルも全滅」対処法は「希少な人材」
・私の予想【将来も「なくならない仕事」一覧】20年後も確実に食える職業とは?結婚相手選びにも
ロボット化、AI化、それに外国人労働者との仕事の取り合い、同一労働同一賃金・・
終身雇用の崩壊など、私達は雇用環境の激変時代に生きています。
将来的に、AIが搭載されたロボットが、再生可能エネルギーで動き続け、食料等を量産する時代になったら。
服も、食料も、日用品も、AIが搭載されたロボットが、作り続ける時代になったら。
店舗も無人で、ネット通販の配送も、自動運転車やAIドローンが配達するようになったら。
なんの仕事をするの?
やる仕事、ないよ?
・今の日本で働く必要性ある?【したい仕事が見つからない本当の理由】世界がもし100人の村だったら〜仕事版〜
それでも、苦労して働いて、税金を納めるべき?
仙人「AIロボットが富を生み出す時代に【働かざる者食うべからず】と言っても良いが、現実的に、食えてしまうようになるわけじゃからのぉ」
以下の記事のとおり。
・「半年で世界から貧困をなくす方法」貧困がなくならない原因は【価値観】資本主義の洗脳
働き盛りの男たちが、アジア各地で、税金を散財して破壊活動をしていた戦時中ですら、補給路を断たれた島以外では、餓死者はでませんでした。
現在は、ITもAIもロボットも進化し、働き盛りの男たちは、ひたすら生産活動に従事しています。
だから既に、世界で生産された食料の3分の1は廃棄されている状況です。
そういった時代を見据えて今、世界中で今、ベーシックインカムの実証実験が始まっています。
・ベーシックインカムとは?メリットとデメリット【反対派/賛成派の意見】
そのことはつまり、1945年に起きた・・
もう、戦争しなくてもいい!という変化にも似ています。
もう、戦争に行かない人を「この非国民め」と批判しなくてもいい変化に似ています。
・日本の洗脳教育「働くまともな人/捨て身の飛び込み営業」と「戦争に行くまともな人/捨て身の特攻攻撃」の違い
仙人「【戦争すべき】も思い込み。【苦労して働いて、税金を納めるべき】も、思い込みなのかもしれぬのぉ」
昔は、お国のために戦争に行くのが義務でした。
今は、お国のために働き税金を納めるのが義務です。
※国民の三大義務「教育の義務」「勤労の義務」「納税の義務」。
そして今は、戦争に行くのは義務ではありません。
つまり、国民の義務というのも、不変的なものではなく、時代によって変わるものなのです。
続きは、以下の記事で。
・【社会に役立つ仕事vs好きな仕事】どっちすべき?義務感で働くのをやめた私の話
なお、関連動画「無価値な人で良い【社会の役に立っていない人は処分せよ】は勘違いです」もおすすめです。
また、勤労の義務の洗脳を解く話は、以下で。
・仕事したくない人へ【働かないといけない】洗脳を解く話
仙人「勤労の義務は、アメリカやイギリスなどには、ないからのぉ」
〜追記〜
合わせて読みたい記事は、以下です。
・【仕事観が変わる話】どの仕事も辛い人へ。働きたくない人へ
〜あとがき〜
今回の記事も「古い仕事観」を打ち消すための「新しい仕事観」の意味合いで書かれた記事となりました。
ベーシックインカム時代では【仕事とは?】の仕事観が激変しますが、既に少しづつ変化が起き始めています。
「辛い仕事も我慢して耐えてこそ立派な社会人」の仕事観は{働かざる者食うべからず}も関係しており、「生活保護は悪いこと」も、そこからきていますが・・
技術等が進化し、人類の生産できる富が飛躍的に向上した今、仕事が辛いものである必要性がなくなりつつあります。
【仕事とは辛いもの】と思い込んでいると「私は辛い仕事を我慢して働き税金を納めているのに、生活保護受給者はズルい」という感情が湧くことになりますが・・
世の中には、仕事を「辛い」とは思っていない人も、たくさんいて、そういう人達は、生活保護バッシングをしない傾向にあります。
「なぜ、私は{仕事とは辛いもの}と思い込んでいるのだろう?」と自問してみた時が、仕事が楽しいものに変わり、人生が激変する第一歩になるようです。
続きは、以下の仕事観の記事で。
・私の仕事観【給料は我慢の対価】楽しく働くことに罪悪感をもった過去を癒した時の話
<writer 名無き仙人>
★よく読まれている記事★
【人気】高利回りソーシャルレンディング投資とは?仕組みを解説(超高時給の投資!私が投資する理由)
【人気】「初心者向け」少額から始める資産運用のやり方【おすすめ運用先】儲かるよ(儲かる資産運用の始め方)
バス男「「戦争に行きたくない」は甘えだ!って怒られていた時代もあったのかぁ。」
バス子「「働きたくない」は甘えだ!って怒られる時代ね、今は。」
仙人「関連記事としては、人工知能でなくなる仕事と生き残る職業の違い【私の対処法】もお勧めじゃよ。」
関連→【同一労働同一賃金】は世界的な流れ!日本の雇用の問題点と私の対処法
→会社員の稼げる年齢のピークが変わる「50代が最も稼げた時代の崩壊」高プロ制度の本当の意味
→副業解禁の裏話【次は解雇規制の解禁?】正社員でもクビになる時代の賢い生き方とは?
→【赤字社員/黒字社員】本当の意味「35年ローンは危険な理由」40代から給料は上がらない時代の生き方
→ベーシックインカムの問題点【働かない人が増える】労働意欲/崩壊後の世界
→ベーシックインカム必要性は【AI】仕事がなくなる未来への対処法
★負の【思い込み】を書き換える仙人術★

1.観念とは→観念とは【わかりやすく図解】なぜ「思い込み」をなくすと人生が変わるのか?
2.人生観→私の人生観が【人生とは苦労して成長するもの】から【人生とは楽しむもの】に変わったキッカケの話
3.お金観→私のお金観が変わった時の話【お金で苦労する原因は、お金に対する思い込みのせいだった】
4.恋愛観→私が結婚できた理由【恋愛観/結婚観の書き換えでした】「押しつける人」と「歩み寄れる人」の違い
5.人間関係観→私の人間関係観は【負の思い込みだらけでした】書き換えのワークをやってみた結果・・
6.仕事観→私の仕事観【給料は我慢の対価】楽しく働くことに罪悪感をもった過去を癒した時の話
★ 見た目年齢の若い元気な人になる方法(実年齢より見た目年齢が若い人がやっていること)
★ 恋愛/婚活!出会いの方法一覧(自分に合った出会いの方法を見つけよう)