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ブラック企業から転職できない日本の不公平な雇用の仕組み
■会社のためにプライベートを犠牲にして働く人が偉い？
生きづらい理由や仕事が辛い理由の真の原因と対処方法。
バス男「はぁ、どうして世の中、こうも生きづらいんだろう。僕、甘えているのかな？」
バス子「仕事も結婚も悩みが多くて嫌になるわね。」
男「仙人様に【仕事がきつい原因は甘え？】って聞きに行ってみようかな。」
子「仙人の【会社のために自己犠牲をして仕事する人が偉いのか？】か～。」
～「生きづらい理由」や「仕事が辛い理由」の原因と対処方法！～
１．なぜ仕事がきつい原因が「甘え」と言われるのか？
①ブラック企業から転職できない日本の雇用制度の矛盾
仕事がきつい原因は「甘え」ではないと言えます。
ローマ帝国には奴隷が存在しましたが、奴隷も生活し子供を作り、次の世代を育むだけの富は与えられていました。
バス子「今の日本では「お金がないから結婚/出産を諦める」という人も普通にいるわね」
バス男「ローマ帝国時代の奴隷以下の生活だ～」
仙人「仕事が辛い原因は「甘え」ではなく、ブラック企業にあり、ブラック企業を容認している日本社会にあるのぉ」
勝ち組の人は「ブラック企業が嫌なら転職すればいい」と言いますが「転職先もブラック企業しかない現実」があるので【ブラック企業で働くこと】からは抜け出せません。
つまり、日本の雇用制度として低賃金労働の世界に追いやられてしまう層ができるように、日本社会が作られているのです。
仙人「社会として、低賃金の過酷労働から抜け出せない仕組みが出来上がっておるから、これは現代日本社会の奴隷制度じゃよ。ベーシックインカム導入後の人々が、現在を振り返って、そう評価するじゃろうのぉ」
・ベーシックインカムとは？メリットとデメリット【反対派/賛成派の意見】（ベーシックインカムまとめ）
社会全体の構図として、奴隷として生きるしかなかったローマ時代の奴隷が「仕事がきつい。辛い」と言っていたら、当時の勝ち組の人達は「甘えるな」と奴隷に言っていたでしょう。
仙人「奴隷が嫌なら、努力して、奴隷から抜け出せば良いじゃん！とか貴族たちは言ってそうじゃのぉ」
そして現在、転職先もブラック企業しかなく、ブラック企業で働く人は「仕事がきつい。辛い」と言います。
で、社会の勝ち組の人達は「甘えだ」と言い、また「ブラック企業が嫌なら、努力して、ブラック企業から抜け出せば良いじゃん」と言います。
仙人「大袈裟な話や、極論に聞こえるかもしれぬが、ベーシックインカム導入後に、何が本当だったのか？が、わかることになるのぉ。ブラック企業問題は日本の闇じゃよ」
・ベーシックインカム日本で導入の可能性100%！いつ？は外国が決める（大きな時代の流れ）
②日本社会の雇用の仕組みは闇
世の中には、楽しんで働いている人もいるし、毎日、憂鬱な気持ちでイライラしながら働いている人もいるようです。
・「仕事が苦痛」と「仕事が楽しい」どっちが思い込み？【前向きに仕事満足度を高める方法4つ】
また、地主であるため、不動産からの家賃収入にて、そもそも働かずに優雅に暮らしている人もいるようです。
・初めての不動産投資！始め方や勉強方法、初心者におすすめセミナーも（不動産投資のコツ）
そして毎日、憂鬱な気持ちで働いている人の中には、「自分が悪いから、転職をしても結局、仕事が辛いんだ。自分を変えないと！・・でも、本当に世の中、生きづらいよな。はぁ。」と歯を食いしばり頑張っている人もいるようです。
しかし、仕事が辛い悩みの原因も、転職先もブラック企業しかない原因も、自分にはない場合もあるようです。
今回の記事では、仕事が辛い本当の原因や、普通に生きていくこと自体が困難である原因が、どこにあるのか見ていき、そして仕事が辛い場合、どう対処していけばいいかを見てみたいと思います。
世の中お金？不公平な仕組みの原因と対処方法を見ていこう。
③生きにくい世の中金？不公平な仕組みと矛盾
仕事が辛い場合、「甘えているから、そんな愚痴を言うんだ」と周りの人から怒られるわけですが、仕事が辛い理由の原因は、自分にはない場合もあるようです。
仕事が辛い原因は＜勤め先の会社がブラック企業だから＞もしくは＜自分の社内のポジション・立ち位置・役割・役目がブラックだから＞である場合も少なくないのかもしれません。
・ブラック企業の特徴と見分け方！私の実体験【就職してしまった場合の対処法4つ】「耐える」はその場しのぎ
私たちは、日本の特殊な雇用形態のせいで転職を繰り返すわけにもいかず・・
・終身雇用はなくなる【全ての人が実質、自営業者へ】勤め先の会社は「取引先」給料がなくなる時代の賢い生き方
そのため、いろいろな職場と自分の勤め先の職場を比較することができず、自分の勤め先がブラック企業なのかどうか、判断しにくい側面もありそうです。
・なぜブラック企業はすぐ辞めるべきか【「耐える」はその場しのぎ】問題は会社ではなく「転職先がない自分自身」対処法も
※転職を繰り返している人に言わせると「どの職場も変わらないよ。どの会社もブラックばかりだよ」と言うかもしれませんが、転職を繰り返すような職歴であればブラック企業しか採用してもらえないため、ブラック企業を渡り歩くことになり、当然「どの職場も変わらないよ。どの会社もブラックばかりだよ」と言うことになる。
では、どういった会社・職場がブラック企業なのでしょうか。以下、見てみます。
①普通が通用しない
普通が通用しないのは、ブラック企業の特徴の１つなのかもしれません。
・人間関係編
人間関係においても、普通が通用しないのがブラック企業なのでしょうか。「職場内に普通の人が少ない」場合もありそうです。
「普通に挨拶が出来ない人」「普通に考えておかしな言動をとる人」「普通に考えて裏表がありすぎる人」などなど、普通に考えて普通じゃない人が職場内で多数派であれば・・
・なぜ頭おかしい人とは関わってはいけないのか？【職場の精神病気の人の対処法】変な人は「まともな人」に変わらないよ
自分が普通に振る舞っているだけなのに、自分は辛い思いをしたり、ストレスを抱え込むことになり、そして普通に対処法として「もっと相手を思いやる」などを努力しても普通が通用せずに撃沈し、もっとストレスを抱えることになるかもしれません。
・気遣い上手！人を思いやる心がある人の特徴「キャバクラにて」（相手を思いやるとは？）
他の職場に行ってみて、自分の職場を比較した場合、明らかに自分の職場の雰囲気が悪いように思えるならば、ブラック職場で働いているのかもしれません。
・雰囲気の悪い職場で孤立？対策（職場の嫌いな人との人間関係！４つのコツ）
職場の人達に難があり職場がブラック職場である場合、「自分が悪いんだ。自分を変えないと！」と努力しても改善されないこともあるようです。
なぜなら原因は自分にはないからです。
原因は普通ではない人達やブラックな職場にあるため、自分１人が頑張ってみても、辛くなるだけだとも言えそうです。
そのようなブラック企業では、普通な人が入社すると「ここは普通じゃない！」と辞めていくため、古株社員は変な人ばかりとなり、離職率が高く、いつも求人がでている状況になりがちなようです。
・職場の同僚と仲良くなれない理由は１つ（ 社会人の「友達の作り方」 ）
・仕事内容編
ブラック企業では、普通に考えて「無理だろ？」という仕事の与え方をするようです。
普通に考えて、こなすのが無理な業務を与え、それでも耐えて残る社員だけを残し、「普通に考えて、こんな無茶な業務はこなせません」などと労働者としての正論を言う社員は辞めさせていくのがブラック企業の手法なのでしょうか。
普通に人並みに働いているのに「手が空いているだろ？」と叱咤され、「Ａのように、もっと仕事が出来るようにならなければいけない！」と会社のためにプライベートを犠牲にし働いている仕事人間と比較され、「会社のために（プライベートを削ってでも）頑張らないのならば、辞めてもらうしかない」という雰囲気があるような会社であれば、それはブラック企業であり、離職率も高いことでしょう。
そのようなブラック会社で働いていれば、安心して働くことが出来ないかもしれません。
・適職に就くには世間体を気にしないこと【私の経験談】仕事の「向き/不向き」は安心感でわかる
普通に人並みに働いているのに「もっと頑張れ」と煽られるようなら、それは経営者が社員を酷使し利益をあげるブラック企業の手法であるため、その手法を断れず、もっと・もっとと頑張ろうとしていけば、いつかは限界がきて、辞めることになるでしょう。
普通に人並みに働いているのに、仕事人間の人と比較され「もっと」と求められるのであれば、それは、もっと頑張らない自分が悪いのではなく、利益を維持したり上げるために社員を酷使しようとする経営陣が悪いと言えるでしょう。
経営者は社員が普通に人並みに働くだけで、しっかりと利益がでるビジネスの仕組みや基盤を作る必要があるわけで、その努力をせずに社員を酷使するならば、それは社員ではなく経営者が悪いと言えそうです。
このように経営者に問題がある場合、社員にしわ寄せがいき離職率が高くなり、いつも求人がでている状況となるのがブラック企業なのかもしれません。
・脱社畜！会社に洗脳されないコツは１つ（自分軸がないと会社に洗脳されてしまう）
②嫌がらせ（パワハラ・モラハラ）を受ける
ホワイト企業であれば、まともな人・普通な人が職場に残っていくため、パワハラやモラハラが起きにくいようです。
一方、ブラック会社では、まともな人・普通な人が会社を去っていき、おかしな人が会社に残る傾向にあるため、モラハラやパワハラが継続してしまう場合もあるようです。
モラハラやパワハラが行われているのに上役や経営陣が対処しないせいで、まともな普通の人が辞めていく職場ならば、それはブラック企業なのかもしれません。
その結果、離職率が高くなり、いつも求人がでている状況となるのがブラック企業なのかもしれません。
・職場モラハラ対策！治療法も対処法もない？（モラハラ職場の特徴と対策）
ブラック企業の特徴→求人票の待遇面だけでは実情はわからない。実情が表れる離職率を見てチェックすること
③生きにくい世の中金？不公平な仕組みと矛盾
日本では終身雇用制度が長く続いたため「仕事を辞めない人が偉い。定年まで勤めあげる人が偉い。会社のために自己犠牲をして働く人が偉い」という風潮があり・・
仕事を辞める人は「甘えている。駄目な人だ。裏切り者だ」という冷たい目で見られてしまう実情があるようです。
・正社員なら安泰ではない【成果報酬賃金と転職が当たり前の時代】生き残れる正社員の働き方/考え方を公開
しかし新卒時にホワイト企業に就職できなかった場合はブラック企業に勤めることになり、普通には働かせてもらえないブラックな職場で辛い目にあい「辞めたい。でも辞めると周りから冷たい目で見られる」と本人は苦しむことになるようです。
そして、なんとか仕事を続けようとプラス思考やポジティブシンキングを頑張ってみたり、するわけですが、普通が通用しないのがブラック企業であり、また普通に働けないこと自体がそもそも辛いことであるため、ずっと悩み続けることになりそうです。
かと言って、転職するにも、もっと条件の悪いブラック企業くらいしか求人がでておらず、選択肢が「今のブラック企業で働くか？転職先のブラック会社で働くか？それとも諦めてフリーターになるか？」しかなくなり、「生きていくためにはお金が必要だが、お金を稼ぐのに普通に安心して働くことをさせてもらえない。普通に生きていくこと自体が難しい。辛い」と悩み苦しむことになる場合もありそうです。
ブラック企業に入社してしまうと｛ブラック企業で働くorフリーター｝しか選択肢がなくなり普通に生きていくこと自体が難しくなり悩むことになる
これら仕事がきつい原因は甘えではなく、終身雇用制度時代の流れから「転職が難しい」という日本の社会システムにあり、そのため新卒時の就職に失敗すると、その後の長い人生でずっと「普通に生きていくことが難しい」という悩みと将来の不安とを抱えながら生きていくことになる場合もあるのかもしれません。
・今の日本で働く必要性ある？【したい仕事が見つからない本当の理由】世界がもし１００人の村だったら～仕事版～
この辛さ・・・普通に生きていくこと自体が難しいという辛さは、新卒時にﾎﾜｲﾄ企業に入れなかった者にしかわからない、あまりに厳しく辛い現実だともいえそうです。
①仕事が辛い真の理由→ブラック企業に勤めているから
②生きづらい理由→新卒時にﾎﾜｲﾄ企業に入社できなければブラック企業しか選択肢がなくなり少々能力が高くても努力しても挽回のしようがない社会システムになっているため
社会の仕組みを決めている年配のお偉い人には、この厳しく辛い若者の現状がわからないため、また、新卒時にホワイトな職場につけた学力の高い勝ち組も少なくないため、社会システム自体が変わることを願うのは、しばらくは難しいかもしれません。
・なぜ日本で貧困が？なぜ働いても生活が豊かにならない？資本主義の正体と【解決策】
このような理不尽な社会システムの中で、新卒時の就職に失敗した場合でも、明るく楽しく安心して生きていくためには、会社以外の部分に自分の人生の軸を築き、友人や知人など人の面でも、収入の面でも、会社に依存しないで生きていけるようコツコツと準備をしていくことも必要となるのかもしれませんね。
会社や国家などの組織に守ってもらえず、組織の中で安心して働き生きていくことが出来ないのは精神的に辛いものがあり、そのためブラック会社に勤めると「普通に生きていくこと自体が難しい。」と悩むことになるわけですが、愚痴や文句を言っても状況は変わらないため、長期的な視野をもち、コツコツと会社に依存しなくても生きていける生活の基盤作り・・・・・
それは例えば、株式投資の配当金や不動産からの家賃収入など会社以外からの収入を作ることや、社外に友人・知人を作ることや、働く相手と結婚して家庭内に収入減を増やすことなど・・・を進めていくことも大切なのかもしれません。
・自宅でパソコン仕事/不労所得（分身の術による錬金仙術）
・株で失敗する理由と成功方法（株式投資は小売だ！事業だ！）
なお「世の中、お金？」とか「世の中、不公平だ」とか、イライラしたり、ストレスを溜める理由や原因は｛ブラック企業に勤めているから｝の場合も多いですよね。
ホワイト企業への賢い転職/就職の仕方含め、就職や転職については、以下の記事が詳しいです。
①職種別！おすすめ転職サイトと転職の仕方（ハローワーク以外）（職種別！転職サイトと転職のやり方）
②既卒やフリーターにお勧め就職サイトはコレ（既卒やフリーター専用の正社員就職サイト）
③新卒編！おすすめ就活サイト比較一覧！内定が決まらない人、必見です（就活サイト比較）
また、投資や副業にて経済的な余裕を作り出す方法もあります。
④副業で月３万円稼ぐ私の方法2つ！随時更新（月3～5万円の副収入を稼ぐには？）
⑤月1～2万円の副収入を手堅く投資で稼ぐ私の方法（副収入を稼ぐには？）
さて、今回の記事も最後まで目をとおして下さり、ありがとうございました。
感謝しています。
★合わせて読みたい★
なぜ、私がブラック企業を辞められなかったか？・・そして卒業できたか？
その秘密は【観念】にありました。
詳しくは、以下の記事で。
・私の仕事観【給料は我慢の対価】楽しく働くことに罪悪感をもった過去を癒した時の話
・【社会に役立つ仕事vs好きな仕事】どっちすべき？義務感で働くのをやめた私の話
＜writer 名無き仙人＞
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バス男「世の中の不公平さか～。」
バス子「世の中の不公平については、日本経済と世界経済の真実（スポーツと食料）や、インターネット投票選挙を反対する人の理由（政治が変わらない理由）などの記事にもあったわね。」
仙人「関連記事としては、給料が高い年収が多い仕事の探し方！正社員編（月20万円の事務職の方が月30万円の営業職より給料が高いカラクリ）や、月曜朝が仕事で憂鬱！解消（我慢して仕事を続けながら状況を改善していくコツ）もお勧めじゃよ。」
関連→採用就職面接のポイントとコツ（採用される人の共通点）
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