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日本は起業リスクが高い!起業家がベトナム旅行で感じた日本の問題点
■日本人は起業する人が少ない理由!起業家がベトナム旅行で感じた日本の問題点
ベトナム旅行でわかった日本で起業する難しさ。
バス子「私は女性起業家に憧れるけど、起業って難しいわよね?」
バス男「日本の若者は起業する人が少ないみたいだけど、どうしてかな?」
バス子「う〜ん。仙人に聞いてみる?」
バス男「仙人様の【日本は起業するリスクが高い!日本の問題点】か〜」
〜ベトナム旅行で知った日本での起業が難しい理由〜
1.なぜ日本の若者は起業をしないのか?
@ベトナム旅行でわかったこと
■7月に、2泊3日でベトナム旅行に行ってきました。
ベトナム旅行に行ったことで「なぜ、自分は(日本で)リアルビジネスに取り組めずにいるのか」が、少しわかりました。
以下は、ベトナム旅行記です。
★1日目→2泊3日のベトナム旅行記!ハノイ観光やカジノも!治安は良いよ(ベトナム旅行1日目)
★2日目→2泊3日のベトナム旅行記(7月)服装や費用を大公開(ベトナム旅行2日目)
日本は起業する若者が少ない理由!
起業家がベトナム旅行で感じた日本の問題点を見ていこう。
@リアルビジネスとネットビジネス
私はIT起業をしています。1人でやっています。自営業ですね。現在7年目です。
起業家・経営者としては、「社員を雇用し、オフィスをもって1人前」という風潮があって、でも、私は「1人で十分ビジネスが出来るし、人を雇って事業拡大をするのはデメリットも大きくないか?」と、ずっと感じていました。
・人を雇うと廃業する理由(今の時代、お金は1人で稼げるが?)
その一方で「私は器の小さな人間だし、能力も低いので、人を雇うリアルビジネスは出来ないのだろう。」とも思っていました。
・器の小さい男と大きい男の特徴や違い!私の経験談(器の大きさの違いとは?)
でも、ベトナムに行って、感じ方が少し変わりました。
ベトナムだったら、「人を雇うリアルビジネスをやってもいいかな〜」と思ったからです。
その理由は・・
@人件費が安い
iPhoneで何でも出来る今の時代に、数十円の果物を売って歩いている、おばちゃん達が、ごろごろいるのがベトナムでした。
「謎の果物、誰が買うの?あんな商売で生活成り立つ?絶対赤字じゃない?」とも感じましたが、ベトナムでは特段、珍しくなく、「絶対、赤字でしょ?利益、どう考えても出ないよね?」的な、謎の店なども多くありました。
そんなベトナムのアルバイトの時給は70円〜100円だそうです。
1日8時間、働いてもらっても600円〜800円を払えば、いいわけです。
社会保険等の税金も日本より安いでしょうし、日本のように{解雇できない}なども、なさそうなので、「だったら、人を雇ってビジネスするのも有りだな」と素直に感じました。
日本人1人雇ったら、特に正社員の場合、社会保険等含めると、時給換算すると3000円以上は払う必要があり、とんでもなく高くつきますが、ベトナムだったら、人件費も怖くない!と感じました。
日本では起業しにくい理由→日本人は人件費が高いから。
と、同時に、日本の大企業が海外で工場を作る理由も、よく理解しました。
1日8時間、600円とか800円で、働いて頂けるなら、人を雇うビジネスをするのも怖くありませんよね。
賃金の高い日本人を雇う場合に比べ、極端に損益分岐点が下がるので「1時間、働いて頂く中で、200円程度の利益を生み出してもらえば良いんでしょ?だったら、いろいろ方法があるよね。」と感じますよね。
日本人の方に働いて頂き、1時間の仕事中に2000円、3000円と利益を出して頂くには、ビジネスプランの工夫が難しいですが、1時間の間に200円の利益を生み出してもらえば良いだけなら、いろいろとアイデアも浮かびます。
・高収入の女性社長になるには(自分が働くのではなく【仕組み】に働いてもらおう!)
A全てが安い
人件費も安いですが、テナント費用含め、その他の費用も、ベトナムは日本より安いです。
例えば、赤字続きのカフェをベトナムでオープンさせても、テナント代も人件費も安いので、月々の赤字額は、たいした額にならず、日本のITビジネスで稼いだ金で、趣味でカフェを経営することすら、出来そうな感じでした。
プロの起業家は、ヤバい系のリスクは背負わないそうです。
・学生/女性の起業例(プロの起業家はリスクを背負わない!)
失敗した時の赤字額がヤバくなるようなリスクを背負って、勝ち目もないのに、日本で飲食店を開業!など、個人的には、したくありません。
でも、ベトナムなら「失敗しても年間〜〜程度の損失だろう。だったら趣味や経験のために、カフェでも、やってみようか?」とすら、思えてしまいます。
日本で起業する若者が少ない理由→全てが高いので失敗した時の金銭的なリスクも高い
ベトナム人がベトナムで起業する際には、日本人が日本で起業するのと金銭的リスクは同程度の感覚でしょうから、{日本で起業する若者が少ない理由}には該当しませんが、「日本の若者も金銭的な面で言えば、ベトナムなら起業しやすいのでは?」と感じました。
Bライバルが弱い
日本は成熟国家のため、どの商売・ビジネスの領域もレッドオーシャンであり、高いレベルで、プロたちが、しのぎを削っています。
50年以上前から、その業界で商売をしており、お金も土地も、ノウハウも人材も、たっぷり蓄えている大手企業や中小企業が、生き残るために必死に商売をしています。
そこに、知識も技術も、ノウハウも金も人脈もない素人個人が、割り込んで利益を生みだしていくのは簡単ではありません。
だからこそ、個人的には「私のような普通の凡人の場合、無法地帯で、よーいドン!状態のIT以外、起業で結果を出すのは無理じゃない?」とすら、感じていました。
無理ではないかもしれませんが、かなり厳しい戦いを強いられることでしょう。
ITは、新しいジャンルのため、リアルビジネスと比べると、まだまだ、無法地帯なんですよね。
リアルビジネスは創業20年とか40年とかの{強い会社}や{でかい会社}が、既に陣取りゲームで、美味しい陣を抑えてしまっているので、そこに、{金なし・人脈なし・経験も知識も能力もなし}の自分が闘いを挑むのは、勝算が低いです。
リアルビジネスには、江戸時代から続く財閥企業などもいて、私のような普通の人は、どうしようもない側面も感じます。
・資本家/投資家階級から労働者階級が搾取される仕組みは江戸時代から(格差社会と階級社会の真実)
一方、ベトナムは、発展途上のため、「誰もかき氷売ってない。かき氷売るだけで儲かるんじゃね?くそ暑い観光地で、かき氷、誰も売ってないよな?やってみるのに金は(あまり)かからないし、とりあえず実験的にやってみるべ。移動販売車の方がいいな。」みたいな感じでした。
要はブルーオーシャンなわけです。
超非効率に果物を売っている、おばちゃんとかが多くいて、それでも、やっているのだから一応は黒字だと思われました。
店舗ビジネスをしている方々も、商品の陳列は適当だし、ただ、ただ、ぼ〜っと店先で客を来るのを待っているだけ。
「この状態なら、俺でも戦えるわ!ちょっと工夫するだけで、差別化できそう。なんで皆、やらないんだろう?」みたいな感じですね。
2010年の時に、インターネットの検索結果を見て、感じたのと、同じことを感じました。
2010年の頃のインターネットは、まともな情報発信をしているホームページやブログは少なく、ブルーオーシャンでした。
「この状態なら、俺でも戦えるわ!まともな情報を発信しているサイトが、他にないんだもん。なんで皆、やらないんだろう?」という感じでしたね。
そう考えると、日本は成熟しており、市場もライバルも洗練されすぎていて、「今さら起業して出し抜くのは難しい」から、起業する人が少ない側面もあるのかもしれませんね。
個人的にも、常にリアルビジネスにはアンテナをはっているのですが、リアルビジネスは、ライバルが強力すぎて、新規参入者が効率良く、稼ぐのは難しいのか、「この状態なら、俺でも戦えるわ!なんで皆、やらないんだろう?」と感じる機会がないんですよね。
感じたのは、太陽光の時くらいでしょうか。
・産業用太陽光発電への投資!メリット/デメリット(不動産投資より手堅い)
ちなみに、最近では、投資のジャンルにはなりますが、ソーシャルレンディングでも「なんで、みんな投資しないんだろう。こんなの、分散投資さえやっておけば、どうやってもプラスの利回りになるじゃん。」と感じました。
・高利回りソーシャルレンディングとは?仕組みを解説!体験談も(超高時給の投資)
C日本の賃金
日本人の賃金は、ベトナムに比べると高いです。
もし、日本の最低賃金が、もっと低くくなって、日本人の給与が、もっと低くなれば、「給料は安いし、雇われて働くのがバカらしい。一か八か、起業するか!」と思う人も増えることでしょう。
しかし現在は、日本の労働者の給与は高いので、「リスクを背負ってまで起業するメリットが弱いな。」と感じやすい状況です。
べトナムでは、労働者の賃金が低く、その分、経営者の収入は多いそうで、だからこそベトナムの若者は、自分の店を持ちたがるそうです。
日本では「最低賃金を上げるべきだ」という風潮が強いですが、最低賃金を上げ、労働者の給料を高くすれば、するほど、経営者は、ITやロボット、外注、外国人の雇用を駆使し、日本人を正社員では雇わない経営を進めていき、正社員の失業者が増えるでしょう。
また、賃金が上がれば上がるほど、より起業の魅力が薄れ、起業する人は減ってしまうかもしれません。
メリットがあれば、デメリットもあるわけですね。
・昇給なし?給料が上がらない本当の理由(会社員の給与額の決まり方)
D日本は起業家の地位が低い
日本は江戸時代から「士農工商」と言われてきており、武士(公務員)が1番偉く、商人は1番、低い身分でした。
未だに日本では、起業家や自営業者の身分は低い現実がありますよね。
起業家の世界の中では「サラリーマンより(成功した)起業家の方が、かっこいい」みたいな風潮はありますが、社会全体で見ると、自営業者や起業家の身分は低く・・
家族からは反対され、婚活の現場では自営業者や若い起業家は、女性達より敬遠される現実があるようです。
社会的な身分の低い職に、自ら進みたくない!という思いが、日本では起業を志す若者が少ない理由の1つになっているのかもしれません。
・凡人は努力で天才になれない(厳しすぎる社会の現実)
E失敗したら再起不能
起業に失敗したら再起不能な点が、日本の若者が起業を実際に行えない1番の理由ではないか?と私は考えています。
私自身も、そうでした。
日本は新卒一括採用のため、中途採用で優良企業に入社するのは難しい現実があります。
ましてや履歴書に、起業をしていた時期があって、その後に就活をしても、書類選考で落とされてしまう厳しい現実があります。
起業で結果を出していれば、採用してくれる会社もあるかもしれませんが、結果を出していたら、そのまま経営者として働き、就職しませんものね。
そして、起業を志したものの失敗した場合は、実績もないし、そこから就活をしても、ブラック中小零細企業の正社員か、非正規の仕事にしか就けない現実があります。
日本で起業しにくい理由→起業して失敗したら再起不能だから。
20代の若者は「起業して失敗したら、その後は60歳、70歳まで非正規労働者だ。今なら、まだ20代なので、まともなホワイト企業に正社員入社できるかもしれない。正社員入社できれば、結婚もできる可能性が高まる。起業で失敗したら一生、独身の可能性も高まる」と考えるわけで、すると、起業を諦めてしまう場合も少なくないでしょう。
・大学生の起業!就職すべき(独立起業の1番のリスクとは?)
F税制
日本は累進課税であり、稼げば稼ぐほど、税金が増えていきます。
頑張って2000万円、3000万円と稼いでも、半分を税金で取られてしまいます。
「こっちは命削って、死ぬ気で働き稼いでいるのに、半分も税金で取られるのか。しかも、その税金の使い道って・・」と思うと、起業を頑張るモチベーションも下がってしまいますよね。
なお、「起業するには脱サラ。多額の借金をして独立起業」は古い考え方で、複数の仕事や収入源をもつのが当たり前になっていくと考えます。
いきなり仕事を辞めて起業する必要はなく、副業として始めるのがおすすめです。
また、給料をくれる会社は、取引先の会社の1社と考えると、{取引先の会社を選ぶ}という意味で、転職の判断も重要となってきます。
※自営業的な感覚で言うと、勤め先の会社は、仕事を定期的に自分に外注してくれる取引先の1社である!となる。
この考え方については男性/女性の多様な新しい働き方(会社員だけど会社員じゃない働き方とは?)にて。
副業や投資については、以下の記事が詳しいです。
@職種別!おすすめ転職サイトと転職の仕方(ハローワーク以外)(職種別!転職サイトと転職のやり方)
A既卒やフリーターにお勧め就職サイトはコレ(既卒やフリーター専用の正社員就職サイト)
B副業で月3万円稼ぐ私の方法2つ!随時更新(月3〜5万円の副収入を稼ぐには?)
C月1〜2万円の副収入を手堅く投資で稼ぐ私の方法(副収入を稼ぐには?)
<writer 名無き仙人>
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バス男「日本の女子たちが「起業家は素敵」と言い始めたら、起業を目指す若者も増えるだろうにな〜。」
バス子「大手企業の社員や公務員の方が婚活ではモテるものね。」
仙人「関連記事としては、起業家精神の本当の意味(起業支援助成金に頼っちゃう?)もお勧めじゃよ。」
〜ベトナム旅行〜
■2泊3日のベトナム旅行記!ハノイ観光やカジノも!治安は良いよ(ベトナム旅行1日目)
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★負の【思い込み】を書き換える仙人術★

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